中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2014年08月15日
東銀座駅のA2出口すぐという好立地。予約を取っていったのですが、お盆前ということもあってか、行列もなく街時間なしで入れる状況でした。
さっそくハイボールを飲みながらあれこれ注文します。メニューの数はそんなに多くないのが特徴。「有名シェフと高級食材をリーズナブルに提供して圧倒的な話題を提供。大量の客をさばくにあたり、ラインナップを搾ることで効率を上げる」というのが作戦で、ビジネス的にも面白いですよね。
「俺の株式会社」の坂本孝社長はブックオフの創業者。二度目の創業でも大成功を果たしたわけですが、その発想をまとめた著書『俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方』も話題となりました。
さて、どんな料理を頼んだかというと……
*焼き物盛り合わせ:980円
*よだれ鶏:580円
*酢豚:680円
*山椒ポテト:380円
*オマール海老の姿蒸し(限定料理):値段忘れた
*フカヒレの姿煮(上海ガニ味噌あん):1380円
酢豚はちょっとこじんまりしている印象でしたが、他はだいたい量は多め。特に山椒ポテトはかなり膨大な量で一人では食べきれないほど。焼き物盛り合わせもすごい肉肉しさであります。いろいろ食べたい人は要注意ですね。4人ぐらいは集めて行かないとお目当ての物を食べられないかも。
さて肝心のお味なんですが、正直に告白すると、私は日本でも「日本語があんまり通用しない中華料理店」ばっかり通っていて「有名ホテルの中華」はあんまり食べ付けていなかったり。というわけで普通においしいけどパンチが足りないかも……といった微妙な感想でした。
特にポテトはそこらの居酒屋にも置いてありそうという印象だったりします。もはや「罠」と呼んでもいいのではないでしょうか。
という印象が一変したのがデザート!
*奥からマンゴープリン、シフォンケーキ、桃のコンポート、杏仁豆腐(トリュフがけ)
ううう、うまーい!
中華というとデザートがいまいちなお店が多い気がしますが、「俺の揚子江」はどれもおいしい!
特にマンゴープリンは絶品でした。
*色からしてマンゴー力がみなぎっているのがよくわかる。
マンゴープリン目当てに通ってもいいかなと思うほどのおいしさ。
注文時にはデザート分のお腹を空けておくよう計算することをオススメします。
*2014年8月18日追記
コメントでご指摘いただいたのですが、「俺の揚子江」はテーブルチャージ300円+ミュージックチャージ300円+ワンドリンクが必須。なのでデザートだけ食べるとかなり割高になってしまいます。書き忘れておりましたこと、おわび申し上げます。
私はエビカニが食べられない体なので日本系中華は避けていたのですが、これにはちょっと行ってみたくなりました。