日経ビジネスオンラインの小平記者にインタビューしていだきました。
中国ネット通販最大手のアリババ集団、通信機器やスマホの華為技術(ファーウェイ)、スペインの名門サッカーチームに出資した不動産大手の万達集団、急成長を遂げたシャオミ(小米)…。中国経済は重厚長大産業において過剰設備などを抱え、産業構造の転換が急がれる状況にある。その中にあって、上記のような世界でも名をはせる企業が同国の経済を引っ張っている。これらの企業を率いるのは、いずれも文化大革命などの激動期を乗り越えてきた個性的な経営者たちだ。ジャーナリストの高口康太氏は4月25日に発売される新著『現代中国経営者列伝』(星海社)で、上記の企業を含む中国の有名企業8社の経営者の歩みをまとめている。強烈な経営者8人の来歴を通して、改革開放以降の中国の経済史を俯瞰する試みだ。今や世界に影響を及ぼすようになった中国企業の強さはどこにあるのか。高口氏に話を聞いた。