• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

コラム の記事

「中国人民がよく知る日本の芸術家」高倉健さん死去に中国外交部が哀悼の意(高口)

2014年11月18日

2014年11月18日、俳優・高倉健さんの死去が報じられました。異例にも中国外交部定例記者会見で健さんについての応答がありました。

「愛国のため日本車の代わりに国産車を買ったらクズだった!」中国全土でカーオーナーのデモ(高口)

2014年11月17日

「わしらは反日感情の高まりによって日本車を買うのを止めたんだ。それで全部品を国産化した「サンギター」の売り上げは大きく伸びて、国産車の欠陥が天下にさらされることになったんだ。」

と怒りをぶちまけたのは一汽フォルクスワーゲンの車「サギター」(世界ブランド名はジェッタ)を購入した中国人たち。欠陥を見逃したのは政府の不作為だとして国家品質監督検査検疫総局を告訴しました。「日本車やめたらクソ国産車にあたった?」「車がボロいから政府を訴える?」この不思議な事態の裏側には何があるのでしょうか?

 

日本アニメのエンディングではなぜキャラが走り続けているのか?中国人オタクの疑問(百元)

2014年11月17日

■中国オタク「アニメのOPやEDでキャラが走るというお約束、なぜそうなった?」■

日本のアニメの表現にはお約束のようなものがいくつもあるかと思います。中国オタクの面々もそういったお約束を普通に受け入れてはいるようですが、時々「なぜそういうお約束になったのか」ということに関して改めて考えたりすることもあるようです。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回していた所、そんなお約束の一つ「アニメのOPやEDではキャラが走ったり歩いたりする」ことに関するやり取りをみかけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

赤サンゴ密漁の中国漁船団は「海の民兵」なのか?中国政府にとっても厄介な「漁民」という問題(高口)

2014年11月16日

だいぶ旬を外した話題ですが、小笠原・伊豆諸島周辺のアカサンゴ密猟の中国漁船団について。200隻という数は中国政府の意向を受けての行動に違いない、中国漁民は民兵といった指摘もありますが、これについて考えてみたい、と。

日本人って小中学生から同人活動やっているってホント?!中国人オタクの驚き(百元)

2014年11月16日

■中国オタク「日本って小学生や中学生の頃から同人活動やってるってホント!?」■

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

二次創作活動、同人誌制作などは中国オタク界隈にも伝わり、現地でも様々な活動が行われているそうです。
ただ、中国でファンの活動、同人活動といったものが行われるようになったのはせいぜいここ十数年の話ですし、アニメ関係から直接始まったこともあり、「同人活動」のイメージに関して、イロイロと偏っていたりするそうです。

例えば「同人誌は儲けを出すことを考えるのが普通」「同人誌と言えばエロ、薄い本」といったイメージなどは日本よりもはるかに強いようです。

また、同人とは「売れて儲けなければ」という考えが強いことから「希少価値が有る(ように見える)、コストもかかるが値段も高く設定できるカラーのオフセット本によるイラスト集が人気」「同人ゲーム、音楽などのデジタル系の同人はコピー可能でコレクションとしての価値も薄いということで、なかなか流行らない」「手に取ってもらうために、栞や袋などのオマケをガンガンつけてお得感を演出」といった傾向もあります。

日本の肝試し、中国でやったことある奴いるかい?中国人オタクの雑談(百元)

2014年11月15日

■中国オタク「アニメや漫画の肝試し、あれどう思う?ウチの国でやった事ある人いる?」■

夏の定番イベントの一つである「肝試し」ですが、アニメや漫画などでもよく出てくるイベントかと思われます。中国のソッチ系のサイトでそんな「肝試しについて」のやり取りが行われていましたので、今回はその辺りについてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

日本の卵料理って半熟ばっかりみたいだけど危なくないの?中国人オタクの疑問(百元)

2014年11月14日

■中国オタク「日本では卵料理は半熟が多いの?ヤバイと思う人っていないの?」■

今回は食べ物ネタで一つ。ありがたいことに「生卵は危ないと考えられているのは分かりましたが、半熟はどうなんでしょうか?」という質問をいただいております。

質問をいただいて気付きましたが、私も中国に滞在している間に半熟の卵を食べた記憶はそんなに無いですし、感覚についてもちょっとハッキリしませんね。私の知り合いの中国オタクの方は、日本のレストランで普通に半熟気味なオムライスを食べたりはしていたのですが……。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで見かけた「半熟卵の好き嫌い」といったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日中首脳会談に賛否両論の意見、評価のポイントとはなにか(高口)

2014年11月13日

10日の日中首脳会談はやって良かったのか悪かったのか、報道を見ると2つに割れているようです。なぜ論者によって評価が違うのか、どこがポイントなのかを考えてみます。

中国式「法治」とはなにか?社会主義法理論で読み解く(高橋)

2014年11月13日

2014年10月23日に行われた中国共産党第18回中央委員会第4次全体会議で「依法治国を全面的に推進することに関する若干の重大問題の決定(中共中央関于全面推進依法治国若干重大問題的決定)」が可決された。これを我々の常識で読めば、中国は法治国家をより強く目指すことを決定したと言える。しかし、その常識は本当に中国政府の意図と同じものなのだろうか。この決定を少々深読みしてみよう。

「法治」の力で「人治」を守る!四中全会で分かった習近平路線(高口)

2014年11月12日

だいぶ長い間お休みをいただいていましたが、ぽつぽつ更新を再開しております。お休みしていた期間にいろいろとネタもたまっているのですが、今回は「四中全会」について。

香港・雨傘革命、「中心なき運動」とその限界(高口)

2014年11月12日

香港・雨傘革命が膠着状態に陥る中での行き詰まりについて、先日香港を訪れた体験をもとにまとめました。

香港・雨傘革命はなぜ失敗したのか? 理性的・自発的運動とその弊害

雨傘革命は組織動員型ではなく群衆参加型の形態をとっています。夜になるとふらりと現場にやってきて数時間だけ滞在する……といった、仕事をこなしながらも出来る範囲で支援している人の姿などはとても感動を与えるものなのですが、その一方で長期化するにつれ、決定ができないという弊害が表面化してきました。また平和非暴力、反中国政府・反中国人をスローガンにしないという了解も崩れつつあります。

香港のデモは「違法行為」なのか?社会契約論とコモン・ローから考える(高橋)

2014年11月12日

香港での民主主義の選挙を求めるデモ活動に対し、「違法行為」との見出しが特に中国(中国共産党統治圏を表す。以下同じ)で見られる(1)。ではこれは本当に違法行為なのだろうか。結論から言えば、イギリス式「コモン・ロー」の適用を認めている香港では違法行為とは言えないだろう。それを解説してみよう。

尖閣対立で勝ったのは日本?それとも中国?玉虫色の決着と今後の課題(高口)

2014年11月11日

2014年11月10日、北京市で安倍晋三首相と習近平国家主席の日中首脳会談が実現した。2011年12月以来、約3年ぶりの日中首脳会談の実現となった。

日中双方の世論で「よくやった」「国益を売り飛ばした」と賛否両論の声があがっているが、個人的にはまずまずのものだったのではないかと評価している。判定に突入したボクシングの試合のように双方が拳をあげ、「勝ったど~!」とアピールできる余地を残しつつ、今後の実務的交渉につなげる一歩を踏み出せたからだ。

というわけで、簡単に今回の首脳会談と今後の課題について考えてみたい。

バングラデシュとコメ文化、飢えを追い払った化学肥料の力(田中)

2014年11月11日

日本人とバングラデシュ人の共通点として、共に米食文化であることがあげられる。日本語では食事を取る意味で「ごはんを食べる」という。つまり、米の飯を食うことが「食事」の文化なのだ。これはバングラデシュ人も同様で「バット(ご飯)」を食べる事が食事という認識である。

かつては日本人も一年に平均100キロ以上のコメを消費する民族だったが、食生活の多様化に伴い減少した。一方、バングラデシュ人は今でも100キロ以上コメを食べている。

農村で肉体労働者の青年の食事風景をみると、どんぶり飯どころか洗面器なみの大きさの器に山のように飯をもり、平らげているのを時々見かける。こちらのコメはインディカ米で、うるち米に比べてカロリーが少ないため、必要な食事量も多くなるのだ。

【まとめ】中国の蒼井そら人気、その理由とは?出発点は政府批判(高口)

2014年11月10日

昨日から検索ワード「蒼井そら」で本サイトに飛んでくる人が多くてびっくりしていたのですが、テレビ番組「バンキシャ」で中国の蒼井そら人気が特集されたそうです。

残念ながら未見なのですが、人気の理由は「中国人はAVが好きだから」「海賊版の時代でもちょっと前の大御所の作品しか海を渡らないんだね」という一般的な話ではなく、絶妙のタイミングに加えて、蒼井さんのキャラクターと行動力のたまものがあったということを簡単にまとめます。

アンダーリム・メガネのアニメキャラが多い理由ってなんだろう?中国人オタクの疑問(百元)

2014年11月09日

■中国オタク「アンダーリムのメガネキャラが多くなったのはなぜ?日本であれが流行ってんの?」■

ありがたいことに以前「中国オタクの間ではメガネに関する議論や談義は無いのでしょうか?」という質問をいただいておりました。

先日中国のネットを巡回していてうまい具合にメガネに関する論議「アンダーリムのメガネキャラが増えたのはなぜ?」といったことに関するやり取りを見かけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

実効性よりもメンツ、中国政府の「悪手」が招いた香港・雨傘革命(高口)

2014年10月08日

星海社のサイト「ジセダイ総研」に記事を寄稿しました。

中国政府の「悪手」が招いた香港・雨傘革命
香港政府のトップ、行政長官選出選挙に「真の普通選挙」を導入して欲しい。数万人の香港市民が香港中心部の主要道路を占拠する「雨傘革命」が続いている。

民主主義を求める香港市民の怒りが爆発した――というほど単純な話ではない。活動参加者は決して一枚岩ではないし、中国経済への依存を理解し受け入れている人も少なくない。そうした中でこれほどの抗議活動が生まれた決め手となったのは、香港政府と中国政府による「悪手」だ。

いったいどのような「悪手」が指されたのか、そこから私たちは何を学ぶべきなのかを考えてみたい。

日本アニメによく出てくるラムネってなんなの?なぜ重要アイテムなの?中国人オタクの疑問(百元)

2014年09月28日

■中国オタク「ラムネを飲んでみたんだが……なぜこれがアニメや漫画では重要アイテムになっているんだ?」■

日本の感覚ではイロイロなものが思い浮かぶ飲み物「ラムネ」ですが、アニメや漫画の中でもちょくちょく出てくるかと思います。そんなラムネの扱いに関して引っ掛かりを覚える中国オタクの方もいるようで、中国のソッチ系の掲示板では「ラムネについて」のやり取りが行われていました。そんな訳で今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本政府が「世界規模の海賊版駆除作戦」、中国人オタクの反応(百元)

2014年09月27日

■中国オタク「日本が世界規模の海賊版駆除作戦を展開するらしいぞ!」■

経産省、日本のコンテンツ関連企業15社によるマンガ・アニメ海賊版対策協議会、コンテンツ海外流通促進機構(CODA)によるマンガやアニメの海賊版対策「Manga-Anime Guardians Project(MAGP)」が開始されるそうです。

Manga-Anime here
初の業界横断的なマンガ・アニメ海賊版対策をスタートします(METI-経済産業省)
業界横断的にマンガ・アニメの海賊版対策に取り組む「MAGP」がスタート(マイナビニュース)

MAGPでは8月1日から大規模な海賊版対策を行っていくそうですが、ありがたいことにこの件に関する質問を複数いただいておりますので、今回はそれについてを。

【小ネタ】日本の18禁ゲームの攻略記事を掲載したから!大手IT企業に罰金命令―中国(高口)

2014年09月19日

中国当局の通達に日本の18禁ゲームのタイトルが掲載されるという、ちょっと笑える事態が出現した。
 
ページのトップへ