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南北アメリカ の記事

「一緒に日本と戦った戦友じゃないか」米国にすりよる中国の外交姿勢―政治学で読む中国

2011年06月28日

ハワイでの米中高官協議

6月25日、ハワイ州ホノルルで、アメリカのキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、中国の崔天凱外務次官と初のアジア太平洋協議を行いました。中国とベトナムの緊張関係が高まっていることもあり、南シナ海が主要テーマとなったようです。

日本の報道ですが、『msn産経ニュース』の「米中高官協議南シナ海など議論は平行線」が典型ではないかと思います。つまり、アメリカ側が自制を求めたのに対し、中国はあくまで関係する二国間の問題であり、アメリカが関与すべき問題ではないと反論。互いの主張は平行線をたどったというものです。

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人民日報の報道。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

マフィアの襲撃受けた女性市長、銃痕だらけの体を公開=激化するメキシコ麻薬戦争

2011年01月29日

2011年1月24日、メキシコ、ミチョアカン(Michoacan)州TiquicheoのMaria Santos Gorrostieta市長は記者会見を行い、無数の銃痕が残る姿をカメラの前にさらした。マフィアとの戦いが続く中、3度の襲撃を受けたという。2009年の襲撃では、市長の夫が命を落としている。2011年1月28日、銭江晩報が伝えた。

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*画像は銭江晩報の報道

2006年にフェリペ・カルデロン大統領が就任したメキシコでは、麻薬組織との戦争が進行している。麻薬組織側も反撃。年数千人もの死者を出す事態が続いている。2009年の襲撃で夫を失い、2010年の襲撃では体に重傷を負ったMaria Santos Gorrostieta市長だが、メキシコでは首長に対する攻撃は珍しいことではない。2010年だけで17人もの市長が殺害されている。

中国国内政局から胡錦濤訪米を読み解く=中国を暴走させた習近平―翻訳者のつぶやき

2011年01月20日

胡錦濤主席の訪米と習近平副主席の台頭

胡錦濤国家主席は日本時間の19日未明、米国での訪問のためにワシントン入りしました。いよいよ注目の胡錦濤主席の訪米日程が始まるわけで、わたし自身もどのような訪問になるか期待しています。日経の報道によると、オバマ大統領との中米首脳会談は日本時間の19日夜から20日未明にかけてとなっています。

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※写真は2009/11/17付DAILY NEWSの報道。

これまで中国は、胡錦濤国家主席の訪米に向けた「好ましい」雰囲気作りを懸命に行ってきました。年始の楊外交部長の訪米、ゲーツ国防長官の訪中に始まり、中国国内各主要メディアも胡錦濤国家主席の訪米を前にして論評を次々と発表しており、中米関係の発展の成果などを示して国内外の世論作りに腐心しています。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

米国が守った地域秩序が中国経済の成長を支えた=クリントン講演を読む―政治学で読む中国

2011年01月17日

胡錦濤訪米についてのクリントンン演説

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ロイターの報道。

以前、ある1つの物事があっても、それをどう見るか、どう報道するかによって全く違ったもののようになってしまうという記事を書きました(温家宝首相のラジオ出演2)。クリントン国務長官が、14日に、中国の胡錦濤国家主席の訪米を控え演説を行ったのですが、この報道の仕方が大変興味深かったのでこれについて少し。

まずは中国共産党系の『環境網』からですが、「アメリカは力をつくし、中国と共に21世紀における積極的で全面的な米中関係を建設していくことを強調した」となっております。記事の内容を一言でいうと、胡錦涛訪米によって米中関係がよくなることを期待します、だから、アメリカは胡錦涛訪米を歓迎しております、という感じの記事です。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

【写真】経営破綻の航空会社を救いたい!美人キャビンアテンダントたちが「一肌脱いだ」―メキシコ

2010年12月04日

不景気、原油高が続く中、日本のみならず世界の航空会社も経営が大変なようで。メキシコ・メヒカナ航空も厳しい状況であおりをうけ、破綻した会社の一つ。現在は経営再建中のようですが、同社所属のキャビンアテンダントたちが、再建に協力するため「ひと肌脱いだ」というニュースが話題です。

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経営破綻のメヒカナ航空、CAが一肌脱いでカレンダー発売

【11月29日 AFP】経営破綻(はたん)し8月から運航を中止しているメキシコのメヒカナ航空(Mexicana)の女性客室乗務員たちが、ビキニ姿などを披露したセクシー・カレンダーを売り出し、話題となっている。
発表会でCAの一人は、「わたしたちはモデルじゃないし、完璧なボディーも持っていないけど、何とか前に進みたいんです」と語ったとか。いやはや涙ぐましいお話。泣けます。1000部弱の初版は瞬殺。さらに3000部の増版が決まりました。

YouTubeで殺人事件解決?!って無理ありすぎ!―メキシコ

2010年11月05日

YouTubeへ投稿された尖閣ビデオが、日本中でたいへんな話題になっています。このYouTubeをはじめとした動画共有サイト。今や生活になくてはならないものとして定着してますが、YouTubeが開設されたのが2005年。なんと、まだ5年やそこらしかたってないんですねー。


YouTube video Brandweer Nederweert / mauritsonline


たかだか数年の歴史ですが、日本では双璧を担うニコニコ動画含め、既に立派なメディアとして認知されつつあります。そんななか最近、国内でもあるのが、動画投稿で犯罪があかるみになり、実際に逮捕されるという事例。バイクの暴走動画を投稿した人間が、警察にスピード違反で検挙された、なんてニュースもありました。

今回は、犯行を供述する動画が投稿されたことで、18人!もの遺体が掘り出されたというメキシコの事件をmsn産経ニュースからご紹介します。

メキシコで18人の遺体発見 犯行語る動画「ユーチューブ」投稿がきっかけ

メキシコ警察当局は3日、南部ゲレロ州のリゾート、アカプルコ近郊で、18人の遺体を発見した。同州に隣接するミチョアカン州からの旅行者20人が9月30日にアカプルコで拉致されており、警察は関連を調べている。AP通信などが伝えた。

コスプレじゃないよ、本物だよ=美しすぎる女子大生警察署長が誕生―メキシコ

2010年10月22日

美しすぎる市議、美しすぎる海女さん、美しすぎるウクライナ首相などなど、様々な「美しすぎる」意外な職務につく女性がクローズアップされ話題になりました。今回は命を賭けて犯罪撲滅に挑む、「美しすぎて、若すぎる警察署長!」のニュースを「msn産経ニュース」からお伝えします。


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メキシコ麻薬戦争の無法地帯 20歳の美人女子大生が立ち上がる 警察署長に就任

米州 警察署長に就任し、会見する20歳で女子大生のマリソル・バジェスさん(ロイター)警察署長に就任し、会見する20歳で女子大生のマリソル・バジェスさん(ロイター)  麻薬密売組織が跋扈(ばっこ)し、組織同士の抗争や政府との対立で多数の死者が出ているメキシコで、20歳の女性が警察署長に就任した。  

大学で犯罪学を学んでいるマリソル・バジェスさんで、1児の母でもある。AP通信などによると、20日、北部チワワ州にある人口約8500人の町プラセディスで警察署長に正式に就任した。

大地震の予兆?天変地異?!ペルーに木を食べるナマズ出現!―NATIONAL GEOGRHICの記事をご紹介

2010年09月25日



新種のナマズ:木を食べる / amadeusrecord


古来、異形の生物は天変地異や災いの予兆とされ、恐れ敬われてきました。4本足の野鳥、二首の蛇といった奇形動物や深海魚であるリュウグウノツカイなど。今でも漁師は打ち上げられたリュウグウノツカイを見ると、手を合わせると聞きます。

ナマズもこうした神秘的な力を持つ魚として考えられてきました。地震予知の力があるとの伝説がありますが、関東大震災後には、実際に国立大学でその能力の研究が行われていたそうです。つい20年ほど前まで、東京都水産試験場で研究が行われていたという話まであります。

と、前振りが長くなりましたが、今回はペルーのアマゾン河流域で見つかった、不思議なナマズのお話!科学雑誌「ナショナルジオグラフィック」ウェブサイトの記事をご紹介。


新種のナマズ:木を食べる / amadeusrecord


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