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グローバリゼーション の記事

<日中GDP逆転>中国成功の秘密と未来の不安―謝国忠論文(3)

2010年09月02日

米モルガン・スタンレーのアジア担当エコノミストを務めた謝国忠(アンディ・シエ)の記事「『世界2位』の味わい」(2010年8月30日付財新網)が面白いっ。結構長いので、3回に分けてご紹介(第1回第2回はこちらから)。

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最後となる第三回は「中国経済の未来」について。「成長によって問題が消えることはない」というタイトル通り、高成長にわく中国社会にインフレ、資産バブルという危機が近づいていることを見事に喝破しています。第二回では米ドルの低迷、米国の競争力低下が米国内の要因によるものであったと指摘していましたが、中国も今のうちに手当てしなければならないという、厳しいお言葉にほかなりません。最も今の中国を見ていると、謝氏の悪いほうの予測が的中する可能性が高いようにも思いますが。

<日中GDP逆転>中国成功の秘密と未来の不安―謝国忠論文(2)

2010年09月02日

米モルガン・スタンレーのアジア担当エコノミストを務めた謝国忠(アンディ・シエ)の記事「『世界2位』の味わい」(2010年8月30日付財新網)が面白いっ。結構長いので、3回に分けてご紹介。

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第二回は「米ドルの衰退」について(第一回はこちら)。米国が経済的覇権を失ったから新興国が急成長できたのか、はたまた新興国が躍進したから米国は落ち目になったのか。どっちが原因でどっちが結果なのか。よく俎上に上る問題ではありますが、そこはさすがの謝国忠。覇権国衰退の第3の可能性を指摘しています。もちろん米国の失敗とは、すなわち次なる覇権国・中国にとっての教訓なわけでして、いわば第3回への伏線となっています。

<日中GDP逆転>中国成功の秘密と未来の不安―謝国忠論文(1)

2010年09月02日

米モルガン・スタンレーのアジア担当エコノミストを務めた謝国忠(アンディ・シエ)の記事「『世界2位』の味わい」(2010年8月30日付財新網)が面白いっ。結構長いので、3回に分けてご紹介。

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第一回は「中国の競争的優位」について。いち早くインターネット整備を決めた中国政府の先見の明。他の途上国と比べても圧倒的にスピーディーなインフラ建設(いや、つまり土地の強制収用など政府の権力が強いということですが)。給与増に伴う産業国外移転の見通しなど、かなり勉強になりました。
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