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ザリガニ の記事

筋肉が溶ける?工業用薬品が原因か?!「ザリガニ食中毒」大騒動は意外な結論に―中国

2010年09月08日

今年8月、中国を騒がした「ザリガニ中毒事件」。「筋肉が溶けるだって?!」「工業用漂白剤でザリガニを洗っていた?!これが原因だろ」と中国では大騒ぎでした。(文末「関連記事」参照)。

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「工業用漂白剤(酸)でザリガニを洗っている」というのはなんともショッキングな話。本ブログの過去記事でも「「ザリガニ洗い粉」の中でもごく一部の製品に問題があるとか、まったく別の要因があるとかも考えられますね」などと注釈を入れつつも、きっと薬物被害なんだろうなと思っておりました。

ところがところが。7日に専門家の発表があり、ハッフ病という水産物の毒素が原因と考えられている病気だったとの結論に。工業用漂白剤関係なかった!酸につけたザリガニでも、その後、よく水洗いすれば、(とりあえず短期的には)人体には害はない、と。人間すごい。

<本日の動画>真っ黒なザリガニがぴかぴかに変わる「魔法の粉」は悪魔だった?!筋肉溶ける謎の奇病が発生

2010年08月26日

近年、中国で流行りの夏の珍味といえばザリガニ(Kinbricks Now:お金持ちはエビでもどうぞ!おれらは庶民の伊勢エビ・ザリガニを食らうっ!)。ところがそのザリガニを食べると、筋融解症という字面を見ただけでも恐ろしい病気にかかる可能性があると報じられています(被害者多数、ザリガニ料理で筋肉が溶ける?!ザリガニ洗う「謎の薬品」が原因か―中国)。旬の時期なのに、ザリガニ料理店はお客激減だとか。

問題はザリガニを洗う謎の薬品「洗蝦粉」(ザリガニ洗い粉)の可能性が高いと見られています。その成分については諸説あるようですが、工業用の酸性漂白剤であることは間違いないようです。洗われたザリガニはぐったり。長時間漬けておくと死んでしまうとか。人間も素手で触ると、皮がべろりとはげてしまうそう。

というわけで、本日の動画は「ザリガニ洗い粉」問題を取り上げた安徽衛星テレビのニュース番組「超級新聞場」(25日放送)。

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卸で売られているザリガニはこんな風に真っ黒なのですが、ザリガニ洗い粉を使うと……

被害者多数、ザリガニ料理で筋肉が溶ける?!ザリガニ洗う「謎の薬品」が原因か―中国

2010年08月24日

2010年8月23日、揚子晩報は、今年7月以来、南京や江蘇省の病院でザリガニを食べた後、腰痛や背中の痛み、力が抜けて立っていられないなどの症状を訴える人が増えていると報じた。以下はその抄訳。

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20日夜、小宮さんとその母親は、父親がおみやげに買ってきたザリガニを食べた。翌朝、目覚めると全身に痛みが走り、呼吸もままならない。母親も同じ症状だったという。ただちに病院に運ばれたが、検査の結果、尿に含まれているミオグロビンが4000μg/lという異常な数値を示していたという。医師は「通常、尿のミオグロビン濃度は50μg/lを超えることはありません。この数値は2人の体内で筋肉が融解していたを示すものです」と驚きをあらわにした。
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