■情報時代、労賃比較が、アメリカ、中国、インドネシアと世界を駆け巡る■

＊本記事はブログ「チェンマイUpdate」の許可を得て転載したものです。

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2011年12月29日、江蘇省南京市のLGディスプレイ工場で3日間に渡り続けられてきたストライキが収束した。会社側が譲歩し、当初月給1カ月分だった年終奨（旧正月前のボーナス）が2カ月分に引き上げられた。21世経済報道が伝えた。

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2011年12月19日、広東省仏山市の日系企業・華鷺自動控制器有限公司でストライキが起きた。従業員たちの要求は「もっと残業を増やして欲しい」、だ。20日、南方都市報が伝えた。

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2011年12月16日、福建省アモイ市で、1カ月前の通告なしに解雇された韓国資本工場の労働者がデモを起こした。

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2011年12月14日、南方都市報は、広東省東莞市東城工業園区に「砍腿党」（足切り党）と呼ばれる強盗が出現していると報じた。まず足を切り裂き逃げられなくしてから、金を奪ったりキャッシュカードの暗証番号を聞き出すという荒っぽい手口だ。

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江蘇省大倉市の日系電子機器工場のストライキが報じられている。原因は日本人管理職の「侮辱」発言だ。2011年12月2日、香港紙・東方日報が伝えた。

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2011年11月22日、広東省深圳市の世界最大のブラジャー工場でストライキが起きた。「飛び降りて死ね！」という管理職の暴言がデモのきっかけになったと報じられている。

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2011年11月17日、ナイキやニューバランスなど世界的シューズブランドのOEM生産を引き受ける広東省東莞市黄江鎮の工場労働者数千人が市内でデモ行進し、鎮政府庁舎を包囲。対暴動警察が出動する騒ぎがあった。

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2011年11月16日、江蘇省南京市に「ゴミ・ストリート」が出現した。17日、南方日報が伝えた。

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2011年10月6日、福建省アモイ市のタクシー運転手がストライキを実施した。ストライキ参加を拒む運転手を殴り、車を破壊するなどの暴力的な一幕もあったという。7日、BBC中国語サイトが伝えた。

今年8月、浙江省杭州市のタクシーストライキが世界的なニュースとなったが、実際には中小都市を中心に無数のタクシーストライキが繰り返されている。2008年以来となるタクシーストライキ・ブームが今、中国本土を襲っている。

各都市での要求はほぼ同一で、燃料費高騰で収入が減った苦境を訴え、燃料費補助金の増額、またはタクシー会社への上納金引き下げを求めている。


＊画像は博訊網。破壊されたタクシー。

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2011年8月1日、上海市と浙江省杭州市で立て続けに大規模なタクシーのストライキが起きた。杭州市では4000人ものタクシードライバーが参加したと報じられている。

現在、中国経済にとって最大の課題はインフレ。6月期の消費者物価指数(CPI)は6.4％を記録した。国家統計局の統計によると、食品価格と住宅価格がインフレを牽引していると発表された。よって景気過熱をただちに示すものではないとの見方もあるが、食品支出が大きな比重を占めている庶民にとっては大きな打撃となっている。また国際的なエネルギー価格の高騰も続き、ガソリン価格も上昇している。


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広東省広州市番禺区の韓国系ハンドバック工場で、2011年6月20日から23日にかけ、ストライキが起きた。女子トイレにまで堂々と乗り込んでくる韓国人工場長の「変態行為」、過酷な労働管理、安い賃金が従業員の怒りに火を着けたという。


＊画像はブログ「中国ジャスミン革命提唱者」が掲載したストライキの様子。ほか写真多数。

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ストライキに対する上海市の公式声明

＊｢＜続報＞上海コンテナ車ストライキ3日目＝市政府が一転譲歩、運転手側の要求飲む―中国コラム｣の続報です。

昨日上海市と運転手代表の間で合意に至った内容が、上海市政府のサイトに全然発表されないので、関連がありそうな部署を当たっていくと市交通運輸・港湾管理局のサイトでようやく見つけました。

目に触れさせたくないのは分かりますが、せめて上海市の公式サイトにうｐされないと意味無いですよね。



■温雲超のツイートから

温雲超という、発生当時から事件をフォローしている彼が、ツイッターで流した内容の大部分が証明されることになりました。

＊当記事はブログ「中国という隣人」の許可を得て転載したものです。

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上海市ストライキ3日目

＊｢＜続報＞6000人以上の警官が出動した上海のストライキ＝政局に与える影響は？―中国コラム｣の続報です。

20日から続くコンテナ車運転手の待遇改善を訴えるストライキは、3日目になる22日も続いています。21日には2000人前後が警官隊と衝突。「政府に我々の問題を解決してもらいたい。もう耐えられない」と、コンテナ車で道路を塞ぎ抗議し、一部の抗議者が逮捕されるとそれに抗議するため参加者が増えてしまう悪循環に突入しているようです。


＊RFI中文の報道。

＊当記事は4月22日付ブログ「中国という隣人」の許可を得て転載したものです。

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2011年4月20日午前10時、上海港のコンテナ車運転手はストライキに突入した。現場には武装した警官が詰めかけるなど緊張した状態が続いているもようだ。米華字ニュースサイト・博訊網が伝えた。



同サイトによると、警官の暴行により女性が1人死亡。運転手らの怒りに火をつけ、港湾出入り口は渋滞や車の打ち壊しが続いているという。

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2010年9月18日、遼寧省大連市で「中国集団労働争議状況及び企業労働関係の影響シンポジウム」が開催された。席上、今年、大連市で起きた7万人参加の大型ストライキは給与34．5％上昇の条件で妥結したことが明かされた。


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※イメージ。

大連開発区総労働組合の苗豊仁（ミャオ・フォンレン）主席によると、大連開発区は1984年の創設以来、3回の大規模なストライキを経験しているという。1回目は1994年、6000人近い労働者が参加。2005年の2回目には外資系企業18社の従業員が参加。平均で月給100元（約1280円）の上乗せを勝ち取った。

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またまた、日系メーカーの工場でストライキが起きているもよう。



※画像は当記事とはほとんど関係ありません。

2010年7月21日、広東省広州市にあるオムロンの自動車部品製造子会社工場で賃上げを求めるストライキが起きた。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

ロイター通信は同工場の従業員2人のコメントを伝えている。ストライキは21日午前より始まった。現行の給与1270元（約1万6200円）に40％上げにあたる500元（約6380円）の上積みを求めているという。

その従業員は現在の給与に不満をもっていると話し、以前、経営陣に賃上げを申し入れたが回答が得られなかったため、ストライキを決行したと話している。従業員によると、オムロン子会社工場の従業員数は700～800人。うち400～500人がストライキに参加したという。

21日付朝日新聞は、労使双方が話し合い21日夜にストライキは収束したと報じている。オムロンは妥結条件については明かしていない。

日系企業の自動車部品工場でまたストライキ＝給与40％上げを要求―広東省広州市（Recordchina）

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