• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

ノーベル平和賞 の記事

「チベットとの対話を」ノーベル平和賞受賞者12人が胡錦濤に送った手紙(tonbani)

2012年04月04日

■「チベットと対話してほしい」ノーベル平和賞受賞者12人が胡錦濤国家主席に送った公開書簡■

*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年4月4日付記事を、許可を得て転載したものです。

【中国コラム】無理・無茶・無謀のノーベル賞批判が炸裂=共産党内部の不協和音も露呈

2010年12月12日

悲しくなるくらいのノーベル賞批判

以前ならNGワード満載になった場合は問答自体を削除していた外交部定例記者会見ですが、最近は方針を変えて隠す必要がなくなったのか、堂々と外交部のサイトに載せているような気がします。

20101212_nobel_medal1

人を食った応対は変わらないものの、日によって3つくらいしかやり取りが無い、ということは無くなり、分量が増えて一定の範囲で推移するようになりました。

「BBC見れないんすけど、中国がノーベル賞の授賞式見られないようにしてるんすか」なんて質問は、これまでなら初めからなかったことにされていたと思うんですが。

確か、記者会見は午後1時半開始だったと思いますが、ケツは決まっているのでしょうか。記者から手が挙がらなくなったら終わりなのかな。

授賞式も終わり、狂ったような反応を示しています。

外交部「いかなる国のノーベル平和賞を利用した中国への内政干渉に断固反対」(2010/12/11 新華網)   

記者「12月10日、ノルウェーノーベル賞委員会がオスロで今年度のノーベル平和賞授与式を開いたが、これについて中国はどう評価するか」

姜瑜「我々はいかなる国家も、いかなる人もノーベル平和賞を利用して中国の内政に干渉したり、中国の司法主権を侵す行為に断固反対する。この正義の主張は世界100以上の国家と重要な国家組織の理解と支持を得ている。

事実が証明するように、ノルウェーノーベル賞委員会の決定は世界の大多数の人、特に発展途上国の願いをを代表できていない。偏見とデマは成り立たず、冷戦思考は支持を得られない。

今回の政治的な茶番で、中国人民が中国の特色ある社会主義の道を歩むという決心と自信は少しも揺らぐことなく、一部の者の企みは失敗するだろう」

これまで「国際組織」だったのが「重要な国家組織」になっており、国務院にいくつ部署あったかなあと数えてみたら、83。欠席したのは19カ国ですから合わせて102。中国共産党直属の機関が20くらいあるので、つじつまは合います。これが絶対多数かどうかは皆さんで判断下さい。

*当記事はブログ「中国という隣人」の許可を得て転載したものです。

<ノーベル平和賞>中国国民に語りかけるオバマ声明がすごい=人権外交でも消えた極東の島国

2010年12月11日

2010年12月10日、ノルウェー・オスロでノーベル平和賞の授賞式が行われた。受賞者は獄中にある中国の民主化運動家・劉暁波氏。受賞者不在のまま、式典は挙行された。

20101210_hepingjiang
*写真はBBCの報道。

経済成長を背景に国際的発言力を増す中国。以前にも増して強硬な態度で国際社会の人権改善要求を突っぱねるようになり、また他国も中国の影響力の大きさから衝突を避ける傾向が目立つようになってきた中で、改めて人権問題がクローズアップされる場となった。

EUはアシュトン外務・安全保障政策上級代表が声明を発表。
劉暁波氏に10日、ノーベル平和賞が授与されたことを受け、欧州連合(EU、加盟27カ国)のアシュトン外務・安全保障政策上級代表(外相)は同日、劉氏の即時釈放を求める声明を発表。「中国の政治改革についての見解を平和的に表明したことで長期の懲役刑を言い渡された」と指摘した。
ノーベル賞:劉暁波氏に平和賞授与 EU、釈放求め声明(毎日JP、12月11日)
そして、米国。前年のノーベル平和賞受賞者であるオバマ大統領は、「劉暁波氏は私よりもはるかにこの賞に値する」との声明を発表した。その一部を紹介したい。

【中国コラム】ドタバタ騒ぎの「孔子平和賞」=代理受賞者はそこらを歩いていた女の子だった?!

2010年12月11日

連戦の代理で受賞した女の子の正体

香港紙あたりの飛ばしかとばかり思っていたら、孔子平和賞は実在したんですね。来年とか誰にあげるんだよこれ。

劉暁波のノーベル平和賞受賞から、授賞式のドタバタまでは以下を参照下さい。

【世界を騒がした】世界的ニュースになった学芸会?!孔子平和賞ってなんだったの?【一発ネタ】

詳しくは別の機会に書きますが、少し前から"Kinbricks Now"に寄稿しております。そちらもお立ち寄り下さい。

個人的には外交部が9日に開いた定例記者会見での、このやり取りが面白かったです。

中国外交部・姜瑜報道官による定例記者会見(2010年12月9日)

20101211_kongzi2
*写真は中国外交部ウェブサイト。

記者「中国がオスロで華僑を使って、ノーベル平和賞に反対する抗議活動を組織しているとの指摘が、一部組織からあるが」

姜瑜「なぜこれほど多くの人たちが今年のノーベル平和賞に反対するのか、これは皆さん考えるに値する問題だ。

その組織はノルウェーの華僑が今年の平和賞受賞に反対する活動を行うとしているが、いつからノルウェー華僑の代理人になったのか知らない」

    ----
     
記者「中国の駐ノルウェー大使館が他の大使館に『中国の国家的利益に危害を及ぼす活動に参加しないよう求めた』とされるが、その中の多くが授賞式に出席するようだ。これをどう見るか」

姜瑜「100以上の国家と国際組織が我々に支持を表明していると前回申し上げた。我々の主張は事実だ。ノーベル賞委員会は自分たちが少数であり、中国人民と世界の圧倒的多数の国家と人民が彼らのやり方に反対していることを認める必要がある」

まだ「100以上の国と国際組織」を引きずってるのね。しかし具体的な国名は教えてくれないのだった。

*当記事はブログ「中国という隣人」の許可を得て転載したものです。
ページのトップへ