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メディア の記事

胡錦濤ディスで話題となった北京日報=ついにトップが解任(水彩画)

2012年08月20日

■北戴河終了直後に北京日報トップの解任■

*本記事はブログ「中国という隣人」の2012年8月18日付記事を許可を得て転載したものです。

日本人にとどかなかったオバマ寄稿文と日本メディアの残念さ

2011年09月10日

2011年9月9日、環球時報にバラク・オバマ米大統領の寄稿文が掲載された。タイトルは「巴拉克-奥巴马:让我们共同缅怀"9-11"逝者」(バラク・オバマ:我々はともに「9.11」の死者を追悼しよう)。米大使館にも同じ文章が掲載されているが、タイトルは「我们需要的伙伴关系」(我々が必要としているパートナー関係)となっている。英語版も同じタイトルなので、環球時報のタイトルは中国側が付けたものかもしれない。

この寄稿文を見て思い出したのが、今年4月11日、菅直人前首相によるお礼メッセージ。東日本大震災支援へのお礼メッセージを世界6カ国の新聞に広告として掲載したところ、「なんで台湾にはお礼しないのだ」と日本ネット民から叩かれたというエピソード。
(関連記事:「台湾にお礼しないなんてひどい!」は誤解?!菅首相の感謝状は何が問題だったのか?

前回は日本が台湾をハブったということで話題になったが、今回は米国が日本をハブるのねと思ったのですが……。

20100910_obama
*画像は米国務省国際情報計画局ウェブサイト。オバマ大統領の寄稿文。

中国軍、北朝鮮領内に駐留か=中国紙は「韓国メディアのデマ」と反発―政治学で読む中国

2011年01月18日

韓国は朝鮮半島の平和を望んでいない?

1月15日に韓国紙『朝鮮日報』は、韓国大統領府関係者の話として、中露国境に近い北朝鮮北東部、羅先(ラソン)に最近、中国軍が駐留したことを報じました。


上海世博会-这个3国家,有意思呢? / 凌智(LingZhi)-Suzuki-


『読売新聞』は『朝鮮日報』の記事を要約する形で以下のように記事にしております。
中国軍、北朝鮮に駐留…韓国は有事介入懸念(読売新聞、2011年1月15日)
中国軍の北朝鮮駐留は、1994年12月、板門店の軍事休戦委員会から中国軍が撤退して以来だという。

同紙によると、駐留する中国軍部隊の規模は不明。この関係者は、「中国が投資した羅先の港湾施設などを警備するため、少数の中国軍を駐留させる問題について、中朝間で協議が行われたと聞いている」と説明。「政治・軍事的な理由というよりも、施設警備や中国人保護が目的とみられる」との見方を示した。

一方、韓国外交通商省高官は、「北朝鮮の急変など有事に際し、中国が自国民保護などを理由に兵力を大量投入し、朝鮮半島問題に介入する可能性がある」との懸念を示した。
*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

【尖閣映像流出】「Sengoku38」の正体めぐりマスメディアが珍説披露【大喜利】

2010年11月06日

Youtubeに流出した尖閣沖中国漁船衝突事故の映像。その内容もさることながら、一体誰が流出させたのかという犯人捜しも過熱中。
大手セキュリティー会社によると、海上保安庁が撮影したと見られる映像はユーチューブに4日午後4時過ぎに登録名(アカウント)「sengoku38」によって投稿された。アカウントの登録もこの日だったとみられる。ユーチューブ上に登録されたプロフィルでは25歳、日本人となっていた。
読売新聞はYoutubeアカウントのプロフィールを記事タイトルにする情弱ぶりを発揮。本当のこと書くやついないだろ!記事の中身はちゃんとしているので、デスクのITに対する弱さが発揮されたのでしょうか。
自民党の石破茂政調会長は5日の記者会見で、党内で中国漁船衝突事件とみられる映像のネット流出元は「政権中枢」との説が出ていることを明らかにした。石破氏は、流出映像のハンドルネームが「sengoku38」だったことに「『38』とは『左派』ですか…」と独自の解釈を示した。
【尖閣ビデオ流出問題】自民党内からは「政権中枢説」浮上(産経新聞)
石破さんは、「38=左派」説を披露。どういう文脈での発言かよくわかっていませんが、産経は記事にする必要はあったのでしょうか?小一時間問い詰めたい。

「愛国心に燃える」中国人はどれだけいるのか?―山谷剛史の「中国IT小話」 をご紹介

2010年09月22日



宿舍的国旗 / Aaron.huo

中国IT系ライター・山谷剛史さんの記事「尖閣問題で熱い中国ネットメディアや愛国者をスルーする人々」が面白いっ! のでご紹介。

・尖閣諸島問題について中国メディアと中国サイトの反応はどうだったのか?

という問い立てから、まずメディアの扱いの差を指摘。

・人気動画共有サイト「優酷(YOUKU)」「土豆(TUDOU)」、ポータルサイト「QQ」「新浪(Sina)」「捜狐(SOHU)」「網易(NetEase)」はトップ扱い。

・官営メディア、地方新聞は控えめな扱い

で、「ネットユーザー御用達のサイトと、あまり見向きもされないメディアによって違うわけだ」「抗日系記事をトップページにでかでかと載せたのは、都市部在住の若い世代向けの記事であり、若い世代は大変重大な問題と認識することになる。一方でネットをしない40代以上の世代は新聞を読むため、新聞を介してニュースを知った結果、そのニュースがいくつかある記事の中の1つの記事程度の認識がされる」と結論づけている。
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