中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年04月27日
痩肉精、染色マントウなどの問題が騒ぎとなっている今、メラミンの「亡霊」が再び姿を現した。先日、重慶警察は内モンゴル自治区よりはるばる重慶にまで運ばれてきた「問題粉ミルク」26トン余りを押収した。違法販売企業は市場価格よりもトン当たり1万元(約12万5000円)安い価格を武器に小売店を攻め落とし、「問題粉ミルク」は子どもが大好きなアイスクリーム市場へと流れ込んだ。
「重慶で基準値を超えたメラミンを含む問題粉ミルク26トン超を押収」(新華社、2011年4月27日)
2011年01月17日
2010年12月17日
浙江省温州市の養殖業者が、福建省福州市順平水産加工場で飼料用魚粉を購入後、市内の機関で検査したところ、魚粉1キロ中1200-2000ミリグラムの
メラミンが検出された。警察は12月3日、メラミン混入魚粉など150トンと原料199袋を押収し、工場長の身柄を拘束した。
メラミン汚染飼料がまん延、粉ミルク上回る影響も―中国(サーチナ、2010年12月9日)