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不動産 の記事

【上有政策下有対策】地方政府の不動産価格抑制策破りか?揚州市の完成住宅補助金―中国

2012年05月09日

2012年5月8日、江蘇省揚州市は「完成住宅の個人購入への奨励導入に関する通知」を発表した。中国不動産市場の冷え込みに対し、地方政府が変則的な補助金を支給する狙いがあるのではと注目を集めている。21CNの記事を主に参照した。

中国不動産会社が破産申請=「不動産バブル崩壊か!」と盛り上がる一部メディア

2012年04月10日

2012年4月9日、浙江省杭州市余杭区人民法院は、不動産開発業者・金星不動産の破産申請手続きが進行中であることを認めた。10日付南方都市報を主に参照した。

「タダでマンション、プレゼント」の不思議=「過冬」モードの中国ビジネス

2012年01月04日

中国のすごいビジネス話が大好きだ。なにせ13億人が相手の裏をかこうとひしめいている国なのである。ええっと驚くような不思議ビジネス話がごまんとある。というわけで、今回は空前絶後の出血大サービス、「タダでマンションをプレゼントするビジネス」についてご紹介したい。

弱者救済の志はどこへ?!金持ち息子だけが喜ぶ住宅購入減税―タイ(ucci-h)

2011年12月28日

■タイの住宅初回購入者への所得税控除は、有名無実で終わるか■

*当記事は2011年12月23日付ブログ「チェンマイUpdate」の許可を得て転載したものです。

「奇跡」の政策目標達成?!穴を掘っただけで「建築開始」というマジック(明天)

2011年11月16日

■低所得者向け住宅の着工目標は達成?■

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやきの許可を得て転載したものです。

サヨナラ、不動産バブル=地方都市でも不動産価格が下落―中国(凜)

2011年11月06日

■中国の不動産価格の下落■

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきも」の許可を得て転載したものです。

不動産物件が半額になる魔法のカード=違法な資金集めとの指摘も―中国

2011年11月03日

金融締め付けの影響で懐具合が厳しくなっている中国不動産企業。新手の資金集めが注目を集めている。

【続報】不動産が値下がりするなんて考えたこともなかった……「家持ち市民」の怒り―上海市

2011年10月28日

ついに本格化してきた不動産価格下落が話題となっています。先日は上海市で「家持ち市民」が暴動を起こし、マンションのモデルルームを破壊する騒ぎがありました。
(関連記事:「【写真】「家持ち市民」が暴動=注目集める不動産価格下落問題」)

この騒ぎはさっぱり収まらず、値下げされて損をぶっこいた市民は怒り心頭モードに。中国ではマンションの屋上まで完成した時点で販売が解禁となります。なので買った後、完成し入居できるようになるまでにはまだ相当の時間が必要となるわけですが、まだ住んでもいない間に価格がだだ下がりしたとあっては怒るのも仕方がないとも言えるかもしれません。

27日、上海市政府の徐威報道官は「マンション販売は市場行為であり、問題があれば、契約に基づき話し合いで解決して欲しい。話し合いで解決しなければ訴訟という方法もある」と発言(VOA)。またあるマンション販売会社は「マンション購入は市場行為であると理解して欲しい。契約に基づきキャンセルもできる。ただし違約金を20%払ってもらうことになるが」と発言しています。

20111028_不動産価格_中国_住宅
*写真は財新網の報道。モデルルームを破壊され、一時販売停止していたマンションが25日深夜、こっそりと値引き販売を再開していた。

「おから工程」より脆い「粉末レンガ」=低価格住宅1000万戸が危ない―中国

2011年09月26日

2008年の四川大地震では、学校の倒壊が相次ぎ多くの子どもたちの命が失われた。このニュースは日本でも大きく報じられ、手抜き工事を意味する「豆腐渣」(おから工程)という言葉を覚えた人も多いのではないだろうか。

具体的な手口を指す言葉としては「偸工減料」(手抜き、建築材料間引き)とか、鉄筋を引き延ばして材料費を浮かせる「痩身鋼筋」(ダイエット鉄筋)などがよく報道でみる言葉だ。この手抜き工事業界に新たなトレンドとなりそうなのが「粉末磚」(粉末レンガ)だ。2011年9月24日、瞭望新聞週刊が伝えた。


Craziest building ever? / Jakob Montrasio


低所得者のための公共住宅、汚職官僚が不正取得し転売―河南省

2011年09月19日

2011年9月18日、新華社は、河南省鄭州市経済適用房管理センターの林連波副主任を、低所得者向け住宅の不正取得と転売の容疑で拘束したと発表した。

住宅価格の高騰が続き一般市民はマンションを買えないとの不満が広がる中、中国政府は今年、低・中所得者向けの公共住宅、低価格住宅の建設を強力に推進している。経済適用房とは低価格で販売されるタイプの保障性住宅だ。

低・中所得者にとっては夢のマイホームを得るまたとないチャンスのはずだが、「どうせ無理だ」と冷めている人も少なくない。いくら価格が安くても、コネがなければ買えないというのだ。今回の事件はそうした庶民の疑惑を裏打ちするものとなった。


浦东的大厦 / the mansion in Pudong / livepine


低・中所得者向け公共住宅1000万戸着工=政府目標に黄信号―翻訳者のつぶやき

2011年06月07日

まさに綱渡り状態になっている中国の住宅不動産政策

中国の住宅不動産政策が行き詰まりの様相を見せています。

今年の第11期全人代第4回会議の席上、温家宝総理は今年の10月までに「保障性住宅」1000万戸の建設の着工を実現させるとの目標を提示しました。通常の「商品住宅」とは異なり、「保障性住宅」は住宅を買えない中低所得者層向けの廉価な分譲マンション(経済適用住宅)、安価な賃貸マンション(廉価賃貸住宅)を指します。


公寓 / QiFei


*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

【いたちごっこ】価格明示規定導入から1カ月、マンション販売業者が編み出した抜け道手法とは?―中国

2011年06月04日

2011年5月1日、国家発展改革委員会は、「マンション販売価格明示規定」を施行した。マンションの販売にあたっては価格を明示すること、同じマンションについては同一価格で販売し1平方メートルあたりいくらという単価を明示することなどを定めている。

規定発表から1カ月、不動産販売業者は規制をかいくぐる3つの手法を開発したという。まさに「上有政策、下有対策」(上に政策あらば、下に対策あり)を地でいっている。2011年6月1日付新華社が伝えた。


东莞松山湖边的万科楼盘 / llee_wu


ぜいたく税、6月にも施行か=不動産投機や高級車購入に課税―台湾

2011年04月06日

2011年4月6日、台湾・立法院財政委員会で、「特殊貨物及び労務税条例」(通称「ぜいたく税」)草案が通過した。国民党政策会執行長の林益世氏は早ければ15日にも立法院で可決されるとコメントしている。6月までに施行される見通しとなった。台湾・中央ラジオ局が伝えた。


Taipei 101, Taiwan / Francisco Diez


【不動産バブル】各都市が相次ぎ価格抑制目標を発表=実態は年10%の値上げ容認―中国

2011年03月29日

2011年3月末、中国各都市は相次ぎ今年の住宅価格抑制目標を発表している。今年1月に発表された「新国八条」は第1四半期中の目標値発表を求めていたためだ(新国八条については、「中国の住宅不動産政策はどこへ行くのか」(ブログ「中国語翻訳者のつぶやき」)参照)


浦东 Pudong (上海 Shanghai) / Jakob Montrasio


マンション購入者が「集団散歩」で抗議運動=不動産価格抑制策で被害―中国北京市

2011年03月07日

先日、アップル社は新型タブレットPC・iPad2を発表。同時に旧型となる現行機種の値段を1万3000円引き下げました。事情に詳しい人ならば、「そろそろ発表があるから買い控えよう」と思ったでしょうが、何も知らずに買った人はたった1日違いで1万3000円を損するという事態に。

まあ、この程度ならちょっとむっとするぐらいですみますが、もうちょっと高い買い物だったらどうでしょう?そう、例えば住宅とか。


上海夏天 / ♥ Miss A ♥ http://shop59327186.taobao.com/

【写真】超高給取りの美女軍団=中国不動産販売員の華麗な生活ぶり

2010年11月12日

しつこいぐらい取り上げている「美女経済」について。モデルやコンパニオンだけじゃないですよ、というお話を。
美女経済とは美女リソースに関連して富を創造、分配する経済活動。すなわち美女を媒介とした特殊的メディア経済の一種であり、一種独特な経済スタイルである。

百度百科
中国では従業員募集広告の条件に「五官端正」(容姿端麗)と書くのが普通。たしかに接客業にはきれいな女性が多い印象ですね。で、その中でも不動産販売員は超高給取りの美女揃いだそうで。2010年11月9日付鳳凰網の記事「きれいな不動産販売員、その私生活を全公開」を参照しました。

20101112_girl3

大都市の不動産価格を上げて低所得者を追い出そう=専門家コラムが炎上―中国

2010年10月19日

2010年10月15日、京華時報は記事「不動産価格高騰で北京の人口膨張を抑制?専門家の発言をネットユーザーが大批判」を掲載した。以下はその抄訳。



View of Běijīng (北京) / dbaron


14日、中国不動産学会執行会長、北京不動産学会常務副会長の陳貴(チェン・グイ)氏はコラムを発表。高水準の不動産価格、家賃、そして生活コストは、北京市などの超大型都市が無秩序に拡大することを防ぐ唯一のハードルだと主張した。

2011年中国不動産バブル崩壊=著名エコノミスト・謝国忠氏の予言

2010年09月26日


original
※上海高層ビル群。

中国の資源バブルを警告する謝国忠氏の記事。売れっ子として、記事を書き散らかしていますが、それでも面白いのはさすが。まあ、似たような内容が多いですけど。

今回ご紹介する記事では2011年後半より中国不動産バブルの崩壊が表面化すると大胆に予想しています。長いうえにはっきりと書かない謝氏に変わって(笑)、かいつまんで説明すると、

・米国の人民元切り上げ圧力がやべーといっているけど、事実は逆。
・むしろ人民元下落→資本流出→地価下落→資本流出→地価下落……の負のスパイラルのほうが怖い。
・人民元下落が信じられない?いやいや、中国のマネーサプライは過去10年弱で4.5倍に膨張。人民元の希薄化が進んだため、通貨下落はむしろ必然。

といった感じ。元記事は米国の人民元切り上げ圧力と米中貿易戦争の可能性に紙幅を割いていますが、字数の関係等々でそこはばっさり切ってあります。ご寛恕ください。


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2010年9月24日、世華財訊は記事「アンディ・シエ氏が語る:不動産バブル崩壊後の中国=一部の地価は10分の1に」を掲載した。謝国忠(アンディ・シエ)氏は、米モルガン・スタンレーのアジア担当エコノミストを務めた著名エコノミスト。以下はその抄訳。

現在、米国は人民元切り上げを迫っている。現在、徐々に上昇しているとはいえ、その変動幅は小さいものにとどまっている。中国には多くの課題があるが、人民元レートは問題ではないと考えている。逆に高く評価されすぎているとすら考えている。現在の切り上げ圧力は米国が圧力をかけることを前提としたもの。

李白の子孫たちが遺産をめぐって訴訟バトル=文革に負けない庶民の小ずるさに乾杯―中国

2010年09月18日



Li Bai (701 to 762 CE) / drs2biz

「唐代の大詩人・李白。その子孫たちが先祖の遺産をめぐって裁判沙汰に!」(18日付広州日報)という記事があってワクテカ。李白は8世紀の人ですよ。1200年前の遺産ってなにさ、と上がるボルテージっ。

ところがところが、記事を読むと残念ながら遺産争いの対象は残念ながら李白の遺品ではなかったそうです。釣りタイトルやられたっ!!!

19世紀の富豪にして李白の子孫である李均泰の残した住宅をめぐる裁判だそうで。再開発に伴う立ち退きを迫られたところで、「誰が補償金を受け取るの?」という争いが勃発したとのこと。
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