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中国 の記事

禁酒・禁煙する奴はイスラム原理主義、中国政府が新疆で宣伝活動(高口)

2015年05月01日

「禁煙したやつはイスラム原理主義」 AFP通信が新疆ウイグル自治区カシュガル地区ヤルカンド県艾里西湖鎮での、中国政府による宣伝工作を伝えています(RFA中国語版)。

同地では2014年7月28日に大規模な殺傷事件が起きています。中国当局の発表によると、刃物を持った暴徒が派出所や政府庁舎を襲撃、市民37人が殺害された。警察の反撃により暴徒59人が死亡したとのこと。一方、世界ウイグル会議は、ウイグル人が女性のヒジャブ着用摘発に抗議したところ、当局が暴力的に鎮圧した、2000人超が殺害される虐殺だったと主張しています。

「スラムダンク」違法配信のサイトに罰金命令、日本アニメ海賊版裁判で初の勝訴―中国(高口)

2015年04月30日

■中国動画配信業界で初となる日本アニメ版権裁判で勝訴判決■

先日、星海社のジセダイ総研に記事「ネット配信で復活した日本アニメ@中国、突発的政策変更というチャイナリスクで壊滅の危機」を寄稿しました。中国市場における日本アニメの盛衰から近年の正規配信ブーム、そして政府規制まで論点盛りだくさんでお送りしています。

その中で中国企業に正規配信の権利を提供するメリットとしてお金をいただけるだけではなく、中国企業が海賊版を叩いてくれるというお話も書きました。その実例となる話ですので、4月27日付新浪網の報道をざっくりご紹介。

中国で人気の日本アニメ正規配信、チャイナリスクで壊滅の危機(高口)

2015年04月17日

星海社ジセダイ総研に記事「ネット配信で復活した日本アニメ@中国、突発的政策変更というチャイナリスクで壊滅の危機」を寄稿しました。

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今年4月に進撃の巨人やデスノートなど日本アニメ数十作品がブラックリスト入りし公式配信ができなくなったこと。さらにそれ以上の危機であるネット配信ドラマの事前検閲導入問題を取り上げました。また背景として中国市場における日本アニメの歴史を簡単にまとめています。

「ゲーム内でも一人っ子政策を遵守せよ」中国の不思議検閲にソニーはどう立ち向かうのか?(高口)

2015年03月23日

中国でプレイステーションの販売が始まった。しかし前途は暗い。「ゲーム内でも一人っ子政策遵守」といった奇々怪々な中国のコンテンツ規制をどうくぐり抜けるのか、スマホ全盛時代にゲーム専用機の居場所はあるのか、行く手には景気の悪い話ばかりが待ち構えている。

公務員はプロパガンダ壁紙を使用せよ!中国当局の指示が面白い(高口)

2015年03月18日

パソコンの壁紙、何を使っていますか?家族の写真、猫や犬の動物写真、グラビアアイドル……。いろんな人がいると思います。

ですがっ!!!
全体主義国家・中国には!!!
その自由がない!!!
壁紙をグラドルにする自由がないのですっ!!!

危機回避の決定が悲劇招いた、上海将棋倒し事件はなぜ起きたのか?

2015年01月06日

36人が死亡した2014年12月31日の上海市外灘(バンド)将棋倒し事件について。見たところ日本語ではわかりやすいまとめがないようなので整理しておきます。ブログ「中国という隣人」をもとに高口がまとめました。


「中国人民がよく知る日本の芸術家」高倉健さん死去に中国外交部が哀悼の意(高口)

2014年11月18日

2014年11月18日、俳優・高倉健さんの死去が報じられました。異例にも中国外交部定例記者会見で健さんについての応答がありました。

「愛国のため日本車の代わりに国産車を買ったらクズだった!」中国全土でカーオーナーのデモ(高口)

2014年11月17日

「わしらは反日感情の高まりによって日本車を買うのを止めたんだ。それで全部品を国産化した「サンギター」の売り上げは大きく伸びて、国産車の欠陥が天下にさらされることになったんだ。」

と怒りをぶちまけたのは一汽フォルクスワーゲンの車「サギター」(世界ブランド名はジェッタ)を購入した中国人たち。欠陥を見逃したのは政府の不作為だとして国家品質監督検査検疫総局を告訴しました。「日本車やめたらクソ国産車にあたった?」「車がボロいから政府を訴える?」この不思議な事態の裏側には何があるのでしょうか?

 

日本アニメのエンディングではなぜキャラが走り続けているのか?中国人オタクの疑問(百元)

2014年11月17日

■中国オタク「アニメのOPやEDでキャラが走るというお約束、なぜそうなった?」■

日本のアニメの表現にはお約束のようなものがいくつもあるかと思います。中国オタクの面々もそういったお約束を普通に受け入れてはいるようですが、時々「なぜそういうお約束になったのか」ということに関して改めて考えたりすることもあるようです。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回していた所、そんなお約束の一つ「アニメのOPやEDではキャラが走ったり歩いたりする」ことに関するやり取りをみかけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

赤サンゴ密漁の中国漁船団は「海の民兵」なのか?中国政府にとっても厄介な「漁民」という問題(高口)

2014年11月16日

だいぶ旬を外した話題ですが、小笠原・伊豆諸島周辺のアカサンゴ密猟の中国漁船団について。200隻という数は中国政府の意向を受けての行動に違いない、中国漁民は民兵といった指摘もありますが、これについて考えてみたい、と。

日本人って小中学生から同人活動やっているってホント?!中国人オタクの驚き(百元)

2014年11月16日

■中国オタク「日本って小学生や中学生の頃から同人活動やってるってホント!?」■

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

二次創作活動、同人誌制作などは中国オタク界隈にも伝わり、現地でも様々な活動が行われているそうです。
ただ、中国でファンの活動、同人活動といったものが行われるようになったのはせいぜいここ十数年の話ですし、アニメ関係から直接始まったこともあり、「同人活動」のイメージに関して、イロイロと偏っていたりするそうです。

例えば「同人誌は儲けを出すことを考えるのが普通」「同人誌と言えばエロ、薄い本」といったイメージなどは日本よりもはるかに強いようです。

また、同人とは「売れて儲けなければ」という考えが強いことから「希少価値が有る(ように見える)、コストもかかるが値段も高く設定できるカラーのオフセット本によるイラスト集が人気」「同人ゲーム、音楽などのデジタル系の同人はコピー可能でコレクションとしての価値も薄いということで、なかなか流行らない」「手に取ってもらうために、栞や袋などのオマケをガンガンつけてお得感を演出」といった傾向もあります。

日本の肝試し、中国でやったことある奴いるかい?中国人オタクの雑談(百元)

2014年11月15日

■中国オタク「アニメや漫画の肝試し、あれどう思う?ウチの国でやった事ある人いる?」■

夏の定番イベントの一つである「肝試し」ですが、アニメや漫画などでもよく出てくるイベントかと思われます。中国のソッチ系のサイトでそんな「肝試しについて」のやり取りが行われていましたので、今回はその辺りについてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

日本の卵料理って半熟ばっかりみたいだけど危なくないの?中国人オタクの疑問(百元)

2014年11月14日

■中国オタク「日本では卵料理は半熟が多いの?ヤバイと思う人っていないの?」■

今回は食べ物ネタで一つ。ありがたいことに「生卵は危ないと考えられているのは分かりましたが、半熟はどうなんでしょうか?」という質問をいただいております。

質問をいただいて気付きましたが、私も中国に滞在している間に半熟の卵を食べた記憶はそんなに無いですし、感覚についてもちょっとハッキリしませんね。私の知り合いの中国オタクの方は、日本のレストランで普通に半熟気味なオムライスを食べたりはしていたのですが……。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで見かけた「半熟卵の好き嫌い」といったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日中首脳会談に賛否両論の意見、評価のポイントとはなにか(高口)

2014年11月13日

10日の日中首脳会談はやって良かったのか悪かったのか、報道を見ると2つに割れているようです。なぜ論者によって評価が違うのか、どこがポイントなのかを考えてみます。

中国式「法治」とはなにか?社会主義法理論で読み解く(高橋)

2014年11月13日

2014年10月23日に行われた中国共産党第18回中央委員会第4次全体会議で「依法治国を全面的に推進することに関する若干の重大問題の決定(中共中央関于全面推進依法治国若干重大問題的決定)」が可決された。これを我々の常識で読めば、中国は法治国家をより強く目指すことを決定したと言える。しかし、その常識は本当に中国政府の意図と同じものなのだろうか。この決定を少々深読みしてみよう。

「法治」の力で「人治」を守る!四中全会で分かった習近平路線(高口)

2014年11月12日

だいぶ長い間お休みをいただいていましたが、ぽつぽつ更新を再開しております。お休みしていた期間にいろいろとネタもたまっているのですが、今回は「四中全会」について。

尖閣対立で勝ったのは日本?それとも中国?玉虫色の決着と今後の課題(高口)

2014年11月11日

2014年11月10日、北京市で安倍晋三首相と習近平国家主席の日中首脳会談が実現した。2011年12月以来、約3年ぶりの日中首脳会談の実現となった。

日中双方の世論で「よくやった」「国益を売り飛ばした」と賛否両論の声があがっているが、個人的にはまずまずのものだったのではないかと評価している。判定に突入したボクシングの試合のように双方が拳をあげ、「勝ったど~!」とアピールできる余地を残しつつ、今後の実務的交渉につなげる一歩を踏み出せたからだ。

というわけで、簡単に今回の首脳会談と今後の課題について考えてみたい。

【まとめ】中国の蒼井そら人気、その理由とは?出発点は政府批判(高口)

2014年11月10日

昨日から検索ワード「蒼井そら」で本サイトに飛んでくる人が多くてびっくりしていたのですが、テレビ番組「バンキシャ」で中国の蒼井そら人気が特集されたそうです。

残念ながら未見なのですが、人気の理由は「中国人はAVが好きだから」「海賊版の時代でもちょっと前の大御所の作品しか海を渡らないんだね」という一般的な話ではなく、絶妙のタイミングに加えて、蒼井さんのキャラクターと行動力のたまものがあったということを簡単にまとめます。

アンダーリム・メガネのアニメキャラが多い理由ってなんだろう?中国人オタクの疑問(百元)

2014年11月09日

■中国オタク「アンダーリムのメガネキャラが多くなったのはなぜ?日本であれが流行ってんの?」■

ありがたいことに以前「中国オタクの間ではメガネに関する議論や談義は無いのでしょうか?」という質問をいただいておりました。

先日中国のネットを巡回していてうまい具合にメガネに関する論議「アンダーリムのメガネキャラが増えたのはなぜ?」といったことに関するやり取りを見かけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

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