• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

住宅ローン の記事

家が買えない!都市民の悲哀と悪辣業者を描いた社会派ドラマ「蝸居」を見た―中国農業コラム

2010年12月29日

「蝸居」と中国不動産(バブル?)

ここのところ大変はまってみていたTV「蝸居」を見終わりました。35話にわたるお話でしたが、面白くてあっという間に見てしまいました。そして、このTVドラマは今年の中国でも最も話題になったドラマと言って間違いないでしょう、特に今年後半はこの蝸居という言葉が何度も新聞・雑誌の紙面を飾りました。個人的にかなり「ヒットした」作品です。

20101229_china_dorama

タイトルの蝸はかたつむりの意、居は家という意味で、まあかたつむりの家と言うか殻と言うかを意味するのですが、これは現代中国都市社会で住宅購入に苦労し、それによる経済的負担を一身に背負う様子を比喩したものです。住宅を買うという決断の中で、生活費をどんどん切り詰めていく姿は、華々しく語られる中国の経済成長とは違った、日本人にとってはある種の「親近感」さえ感じさせられる姿です。

*当記事は2009年12月30日付ブログ「北京で考えたこと」の許可を得て転載したものです。
ページのトップへ