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出版 の記事

税金でリアル書店を救え!両会提案に当局が前向き姿勢―中国

2012年03月13日

現在、中国では「両会」(全国人民代表大会、全国政治協商会議の総称)が開催中。さまざまな提案が提出されているが、その一つに「実体書店の生存と発展のための政府による政策的支持の強化」がある。2012年3月8日、南方週末が伝えた。

アニメが中国経済の柱になる時=国家資本主義の文化産業支援が加速

2012年01月05日

「日本を超える最強のアニメ大国になる。」「世界的なメディア企業を生み出す。」中国が文化産業の分野でも国家資本主義的性格をむき出しにしている。

【作家長者番付】印税王はあのイケメン作家、黒柳徹子快進撃の怪―中国

2011年11月23日

2011年11月21日、華西都市報は中国作家長者番付を発表した。外国人作家番付も発表されているが、日本からは村上春樹、東野圭吾という二大エースに加え、黒柳徹子、稲盛和夫という意外な名前もランクインしている。

「公的出版機関の企業化」=新たな出版改革でゴシップ紙大増殖か―中国

2011年09月27日

2011年9月24日、香港フェニックステレビのインタビュー番組「問答神州」は、中国新聞出版総署の柳斌傑署長のインタビュー第2回を放映した。柳署長は「民間出版企業を体制街から体制内に転換させる」と発言、注目を集めている。

話題になったのは2010年1月に中国新聞出版総署が公布した「ニュース・出版産業の発展の更なる推進に関する指導意見」の解釈に関する部分。出版業界の「1号文書」だと話題になった。
(1号文書とはその年に最初に発表された法律を指す。政府がどの問題に関心を払っているかのメッセージと解釈される)

改革開放以来、さまざまな領域で民営企業の発展に向けた積極性が引き出されてきました。ニュース、出版業界でもすでに多くの民間企業が参加しています。特に企画、編集、制作の各段階では民間企業は独自の生産能力を備えていると言えるでしょう。なるべく早く、民間出版業と国有企業を同列に扱い、民間企業を体制外から体制内に転換させ、同じ条件で参加できるよう、私たちは提案し、そのために努力しています。


Dozing / Ed-meister


中国最大の図書展示会・北京ブックフェアに行ってきた=コスプレ、マンガの存在感―北京文芸日記

2011年09月09日

■北京ブックフェアに行って参りまして■

北京ブックフェアとは中国最大の図書・雑誌展示会。地元、海外から出版社、著作権エージェントなどが出展、一般消費者を含め12万を超える来場者が集まる。

第18届北京国際図書博覧会(公式サイト)

北京国際ブック・フェア(アースナビ)

CREEK & RIVER SHANGHAIの出展する『北京ブックフェア2011』 8/31(水)より開催(asahi.com、2011年8月30日
 
 第18回北京国際図書博覧会が閉幕 (中国国際放送局、2011年9月5日)

8月31日から9月4日の開催期間のうち、一般人が入場できるのは土日の2日間だけ。平日3日間は何をするのかと言うと、業界関係者が各出版社のブースで版権売買の商談が行われる。

20110908_book_fair1

本当なら盛況が見込まれる平日に行きたかったのだが、関係者以外入場禁止なので、もはや祭りの後でしかない土曜日にしか行けなかった。平日に入場できていたら講談社の重大発表を間近で聞けただろうに。残念。

*当記事はブログ「トリフィドの日が来ても二人だけは読み抜く」の許可を得て転載したものです。

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