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医療 の記事

中国が「帝王切開世界一の国」なのはなぜか?

2012年09月29日

中国では帝王切開分娩の比率が異常な高さを示している。世界保健機関(WHO)が示す警戒線は15%だが、中国は60%に達している。2012年9月29日、RFI中国語版が伝えた。

深刻な中国の抗生物質乱用、使用量は米国の10倍=処方規制法が施行

2012年08月02日

2012年8月1日、中国で「抗菌薬物臨床応用管理弁法」が施行された。抗生物質の過剰使用をストップする目的だ。2日、京華時報が伝えた。

信用ゼロの農村診療所=注射針使い回しでC型肝炎の集団感染―中国

2011年11月29日

2011年11月28日、新華社は、安徽省でC型肝炎の集団感染が確認された。診療所が注射針を使い回したために起きた医療事故だという。

医療費は日本のたった18分の1?!タイの不思議な医療事情(ucci-h)

2011年11月28日

■タイの医療システムと医療保険の日本とのびっくりする違い■

*当記事は2011年10月23日付ブログ「チェンマイUpdate」の許可を得て転載したものです。

TVゲームにイグアナまで!至れり尽くせりの子供用歯医者―ロシア(タチアナ)

2011年11月27日

■至れり尽くせりの子供歯医者クリニック■

*当記事はブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。

ロシア人「日本の病院は遅れてるね!」=日露で異なる予防ワクチン(タチアナ)

2011年11月22日

■日本は遅れてるんだって■

*当記事はブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。

医師の勘だけで「死亡確認!」=トイレに捨てられた赤ちゃん―広東省

2011年11月03日

2011年10月26日、広東省仏山市の病院で、死亡宣告を受けた赤ちゃんが復活する事件があった。

【写真】共産党幹部専用!八つ星ホテル級豪華病院完成にネット民激怒―吉林省

2011年10月23日

2011年10月19日、ネット掲示板の書き込み「吉林大学白求音医院、ぜいたくの限りを尽くした八つ星級幹部病棟!」が話題を集めた。

16日にオープンしたばかりの吉林大学第一医院の新病棟を写真つきで紹介したものだが、シャンデリアつきの超豪華病棟、奇岩を配置したゴージャス待合室、広いリビングが設置されたVIP病室など贅を尽くした配置が度肝を抜く。掲示板によると、「省級幹部、副省級幹部、庁級幹部及びその退職者のみ」が利用できると紹介されている。

中国では「医療費、学費、住宅費」が庶民を苦しめる三大費用と言われている。庶民から高額の医療費を巻き上げたあげく、官僚専用にこんな病院を作っているのかと怒りの声が上がった。今年9月には国有製薬企業・哈薬集団のベルサイユ宮殿オフィスが暴露され、「高い薬でもうけて、こんなムダを!」と怒りを集めたが、その病院版の事件となった(レコードチャイナ)。

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産後のお見舞いは窓越しで!病院の過剰な感染予防対策―ロシア(タチアナ)

2011年10月21日

■ソ連の病院とお見舞いについて■

ロシアという国はとにかく感染予防に力を入れています。ロシアでは診断書の提出が必要な場合が多いことについては以前書きましたけれども、今度は同じ観点からソ連・ロシアの病院とお見舞いについて書こうと思います。
(関連記事:「何をするにもまず健康診断!不正書類が横行し効果は希薄に―ロシア駐在日記」2011年9月18日)

日本で暮らし始めて間もない頃の話(1996年ぐらい)。仲良くなったロシア人ファミリーに待望の赤ちゃんが誕生しました。
「よし、病室の窓の下に叫びに行こう!」
(Пойдем, покричим под окнами!)

と、私は他のロシア人たちからお見舞いに誘われました。しかし、

「叫ぶ必要なんかないよ」

と新米パパに笑われてしまいました。日本人から見ればわけわからない会話に聞こえるかもしれません。しかし、実は、ソ連のときは産科にお見舞い客が一切入れず、「お見舞い」=「窓越しの会話」だったのです。

*当記事はブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。

無料の療養所で心も体もリフレッシュ!労働者に手厚いソ連時代の名残―ロシア駐在日記

2011年09月30日

■森の中の療養所■

今日は気温+7℃~+12℃で、そしてまたまた雨。先週一泊だけ、うちにキーラフのおじちゃんとおばちゃんが泊まりに来ました。実は、ニジニ・ノヴゴロド市の郊外にあるсанаторий(療養所)に向かう途中でした。


■ソビエト時代から続く無料の宿泊療養所


ロシアは、ソ連のときから療養所がたくさんあります。自然が豊かなところに位置し、宿泊施設に3回の食事。ゆっくり休むだけのところもあれば、何らかの治療が受けられるところもあります。私の周りのロシア人からよくこれらの施設利用の話を聞きます。

キーラフのおじちゃんは今年の4月で鉄道の仕事を定年退職したばかりです。そして今月鉄道が運営している療養所のバウチャー(滞在期間2週間)を夫婦二人分無料でもらいました。退職祝いとしてもらったのではなく、どうも定期的にそういう券が回ってくるようです。マッサージやジャグジーがあるので、自然を満喫しながら疲れた体を癒すことができる施設のようです。


Санаторий им.Герцена / kudinov_dm


*当記事はブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。

病院の停電で母親が死んだ=遺族ら30人が棍棒を手に病院を襲撃―湖北省

2011年09月28日

2011年9月21日、湖北省武漢市で、心筋梗塞で死亡した患者の遺族が棍棒を手に病院を襲撃する事件が起きた。騒動は一時的に収まったものの、遺族側は警察に拘束されている長男が解放されなければ、「また談判に来る」と明言している。

死亡した患者は陳秀蘭さん、70歳。元小学校算数教師だった。15日、頭痛とめまいを訴え、武漢第一医院に入院した。16日午後10時ごろ、今度は胸に強い痛みを覚え、17日未明に協和医院に転院。心筋梗塞と診断され、同日午後にバイパス手術が行われた。

手術は成功したが、19日に腎不全が確認された。そして21日午後7時半、陳さんは死亡した。遺族が病院に殴り込んできたのはその30分後のことだった。陳さんの3人の息子が集めた30人以上もの男が棍棒を手に病院を襲撃。警備員との乱闘騒ぎに発展した。



Hospital / José Goulão>

暴漢が女性医師をめった刺しに=患者・家族が暴力を振るう医療紛争が頻発―北京市

2011年09月16日

日本でも中国でも近年、医療トラブルをめぐる問題が注目を集めている。日本の場合、多くのケースは「医療訴訟」へと発展するが、中国では訴訟ではなく「医閙」、すなわち暴力が飛び交う医療紛争が注目を集めている。

2011年9月15日、北京国際都市発展研究院は報告書『社会安定リスク評価指標システム研究報告』を発表したが、現在、最も社会問題となりやすい9つの問題を挙げている。それが、土地収用、住宅取り壊し、不動産貸借、制度改革、労使関係、環境汚染、借金、現地人と外地人の対立、そして医療トラブルだという(BBC)。

奇しくも報告書が発表されたのと同じ15日、北京市で悲惨な「医閙」事件が起きている。15日、財経網が伝えた。


Hospital / morrissey

中国の「赤ちゃん」の今=性別比、障害児、乳児死亡率―政治学で読む中国

2011年09月10日

■中国保険統計3題■

中国新聞網が保健統計に関するニュースを数点掲載していました。9日の中国衛生部定例記者会見で発表された統計を紹介するものですが、今日はこれを取り上げます。

■1:男女比


中国出生人口性别比失衡 养儿防老有直接影响」(バランスを欠いた中国の性別比出産数=「老後のための子育て」に大きな影響)によると、新生児の男女比は1.18対1。女児と比べて男児のほうが2割程度多いことを意味しています。ただ、中国の小学校のクラス集合写真を見ると1.5対1くらいの比率も少なくありません。


孩子 / 大杨


この記事では衛生部による原因分析も紹介しています。それによると1、伝統概念(「男を重んじ、女を軽んじる」や「跡継ぎがないことが最大の親不孝」)。2、農村における社会保障の不十分さ(そのため、息子に親の面倒を見させる)。3、現実問題として社会には男女差別があること。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

売り上げに応じてボーナスがある病院?!ナゾの「誤診」で赤ちゃんへの大手術を提案―広東省

2011年09月07日

セカンドオピニオンの重要性が説かれるようになったが、中国では日本以上に重要なようだ。2011年9月5日付深圳新聞網を主に参照した。

広東省深圳市在住の陳さん。生まれたばかりの息子がどうもおなかが張っているのに気がついた。深圳市児童医院にかかると、十数枚もレントゲン写真を撮られた末にヒルシュスプルング病と診断。生後6日の息子に人工肛門をつける大手術をしなければならないとの無情な宣告。手術費用は10万元(約120万円)を超えるという。


我是这样称体重的 / ywan248

*image

実は陳さん、職業は歯医者。赤ちゃんの病気は専門外とはいえ、どうもうさんくさいと勘づいた。手術を断り、広州市の病院でセカンドオピニオンを求めたところ、レントゲン写真を撮っても赤ちゃんだと様子がわかりませんし、ちょっと様子を見ましょうとの判断。便通をよくするたった0.8元(約10円)の薬だけ渡された。その薬を飲ませてみるとあっという間におなかの張りが治ってしまったという。

「手術をする金がない」頭蓋骨を外したまま退院した男=骨は冷蔵庫で保存―中国山東省

2011年07月02日

最近、日本でも手術費未払い問題が注目されるようになってきた。治療を受けた後に「払えません」と居直られると回収するのはなかなか大変だ。

この分野で、「先進的」な対策を講じているのが中国。先に保証金を支払わないと手術をしないのは当たり前。中には、治療費が予想を超えて保証金が尽きると病院の外に放り出すなどの荒技が使われることもあるという。だが、そんな中国でも、今話題となっている「頭蓋骨冷蔵庫事件」は常識外れのものだった。

なんと頭蓋骨の3分の1を外した状態で、金がない患者を追い出したのだ。その男性は頭蓋骨がないまま、8カ月近くも寝たきり生活を続けていた。

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*画像は騰訊網の報道。他に写真多数。

「ウチなら早いよ、安いよ~」病院にまで客引きが出没する中国=南昌ディスバトル動画をご紹介

2011年03月25日

中国では客引きに要注意です。

駅にいけば、バスやタクシーの客引きがごっそり。「兄ちゃん、切符買う行列長いな~。いつ買えるかわからんな。これならバスのほうが安いし楽やで」とか言われてのこのこついていくと、すきま風が入ってくる小さなバスで、しかも満員になるまで発車しないので、えんえんと待たされたり。タクシーはというと、メーターごまかされたり相乗り客待ちだったり白タクでぼったくられたり。

個人的な体験でいうと、ホテルの客引きについていったら、お湯もまともにでないひどいホテルに連れ込まれたりしたこともありました。一緒に旅行した女の子にはえらい恨まれましたよ……。普通の商売にプラスして客引きコストを支払っているわけですが、その分料金が高いかサービスが悪いかのどちらかということになるのかと。

で、「これだけは勘弁してよ」という商売にも客引きがあるそうです。その商売とはずばり「病院」です。


国际红十字与红新月馆-“生命无价,人道无界” / llee_wu

健康診断をごまかす魔法の薬?!「B型肝炎カンニング薬」で健康被害の恐れ―中国

2011年03月14日

2011年3月、中国国家食品薬品監督管理局は、ネットで盛んに販売されている「B型肝炎カンニング薬」(乙肝作弊药)は、一切の科学的根拠を持たない虚偽の宣伝だと発表。消費者に騙されないよう警告した。2011年3月11日付紅網を参照した。


医保定点春药店 / ggarlic


病院治療後61人が体調不良訴え=原因は「ニセ薬品」と判明―上海市

2010年09月23日

2010年9月22日、上海市食品薬品監督管理局は、注射を受けた患者61人が目の腫れや視力の低下を訴えた上海市第一人民眼科事件について、ニセ薬品の使用可が確認されたと発表した。新華網が伝えた。

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今月6日と8日、計116人の患者が上海市第一人民医院眼科で、アバスチンの注射を受けた。うち61人に目の腫れや視力の低下などの症状が現れ、入院治療を受けたという。アバスチンは抗がん剤として開発されたが、現在では加齢性黄斑変性や糖尿病性網膜症の治療薬としても使用される。
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