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宗教 の記事

共産党員・学生にラマダンの断食禁止令=当局は「仕事や勉強がはかどるように」と弁明―新疆ウイグル自治区

2012年08月04日

中国当局が新疆ウイグル自治区の学生及び共産党員、公務員にラマダンの断食禁止を支持したことが明らかとなった。2012年8月3日、BBC中国語サイトが伝えた。

共産党員は宗教を捨てよ=たとえチベット族、ムスリムであろうとも―中国(水彩画)

2011年12月22日

■宗教に走る党員増加のシグナル■

*当記事は2011年12月21日付ブログ「中国という隣人」の許可を得て転載したものです。

「私たちは9・11の悲痛な記憶から学ばねばならない」米同時テロ10周年、法王が寄せた言葉―チベットNOW

2011年09月12日

■9・11 平和共存を切望とダライ・ラマ法王■

10日付けワシントン・ポストにダライ・ラマ法王の声明が掲載された(他の有名人声明あり)。以下、訳文。

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*ダライ・ラマ法王inメキシコ。写真dalailama.comより。


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今日、2001年9月11日のニューヨークとワシントンへのテロアタック10周年にあたり、失われた全ての罪なき命を思い出し、今も続く悲劇的なあの日の衝撃について熟考しよう。9・11は、私たち人間の知性と強力な技術が憎しみに支配された時、如何に自らを破壊する恐怖となり得るかを思い出させる。

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。

「道徳主義の名の下に行われる暴力はとても悲しい」9・11後第二回世界宗教全体会議で法王が語る―チベットNOW

2011年09月10日

■「道徳主義の名の下に行われる暴力はとても悲しい」とダライ・ラマ法王■

His Holiness the Dalai Lama speaking at the World Religions After 9/11 Conference in Montreal, September 7, 2011. (Photo/ John Mahoney, The Gazette)

8日付けphayulより。

「もしも、幾人かの有害なイスラム教徒の存在を理由にイスラム教を非難するならば、その人は世界中の全ての宗教を非難せねばならないことになる」とダライ・ラマ法王。宗教間会議の基調演説の中で「自分が所属する宗教を含め、全ての宗教の信者も、その心の中に破壊的感情の種を持っているものだ」との説明を加えながら述べた。

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チベットの精神的指導者は水曜日(9月7日)モントリオールで開かれた「9・11以降の世界において宗教は如何に平和を促進すべきか?」を話し合う会議でスピーチを行った。「9・11後第二回世界宗教全体会議」は2001年9月11日のテロリスト攻撃10周年の直前に行われた。

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。

文化大革命で奪われたチベットの仏像=北京で見た傷跡―チベットNOW

2011年06月30日

ウーセル・ブログ「白塔寺で傷ついた仏像を見た」

2011年6月22日、チベット人作家・ウーセルさんは、北京の古刹・白塔寺で見た破壊された仏像についてのブログエントリーを発表した。

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『白塔寺で傷ついた仏像を見た/在北京白塔寺看见残缺的藏传佛像』
文/ウーセル
翻訳/雲南太郎

「北京の古い街並みは戦争と中国現代史の革命を生き延びてきたが、五輪が運命を決めてしまった。ブルドーザーと開発業者はすでに広い皇城を破壊した。」タイムズは3年前にこう書いていた。ある中国人建築家は発展を追い求める北京を「歴史的文脈を失った都市」だと考えている。しかし、今も残る旧跡では、チベット仏教の貴重な宝を至る所で見ることができる。私がこのまちで数年暮らし、少しずつ見つけたものだ。

*当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。

豪州がインドネシアへの生体牛輸出停止=食肉処理方法を残酷と非難―インドネシア情報

2011年06月08日

インドネシアへの生体牛輸出禁止=豪州

時事通信社によると6月8日、オーストラリアのラドウィッグ農林水産相が、インドネシアへの生きた牛の輸出を全面的に停止することを発表した。

インドネシアへの生体牛輸出停止=殺し方が残酷との批判で―豪 (時事通信) - Yahoo!ニュース


They call me "Seventeen" / Karla_SE


豪州で動物保護活動家が撮影したインドネシアの食肉処理場の様子がテレビで放送され、一部食肉処理場の牛の殺し方が「残酷」との批判が豪州で高まったため。なかなか絶命せず暴れ苦しんでいる牛の姿などに「ショックを受けた」豪州政治家もいたようだ。

*当記事はブログ「インドネシア情報局」の許可を得て転載したものです。

なぜか日本では報じられないベトナムのHmong族暴動=最大5000人が参加か―北京で考えたこと

2011年05月08日

「政治的に安定した共産党ベトナム」の死角・北西部Hmong族の暴動とその報道

中国にいながら横目でベトナムを見る今日この頃。「チャイナ+1」の筆頭候補と見られることも多いベトナムですが、その理由の一つは「政治的安定」です。

「民主的ではないのを差し引けば、間違ってはいないかなあ」とも思いますが、その「死角」の一つが少数民族問題です。中国情報があふれている一方で、ベトナム情報はなかなか日本に入ってこず。日本人にとっての中越「情報格差」について、日々考えさせられることが多いと感じていました。

というわけで、BBC VietnameseがHmong族の暴動について大きく、かなり詳細に取り上げていましたので、かなりはしょった形とはなりましたが、まとめてみました(以下、複数記事の内容をまとめて要約)。

20110508_muongnhe1
*AのピンがMuong Nhe-ベトナム北西部にある同地は北に中国、西にラオス国境という位置


*当記事はブログ「北京で考えたこと」の許可を得て転載したものです。

「今ならゾウでも食べれちゃいそう!」=復活祭までの断食を耐える同僚たち―ロシア駐在日記

2011年04月19日

皆さんなら断食できますか?

«Я бы и слона сейчас съела!!!»

(今ならゾウでも食べれちゃいそう!!!)

と、ランチの時間にテーブルに近づくなりロシア人スタッフの女の子が言いました。細くておとなしい彼女にしてはずいぶんワイルドな発言。そのわけとは?

実は彼女は今断食中です。そして、最近夢にも出てくるぐらいに肉料理が食べたいそうです。


Пасха в Страсбурге / И. Максим


今年の復活祭(Пасха)は4月24日(日)です。それまでに何週間もキリスト教徒たちは断食を続けています(今年は確か3月7日の週からスタートだったと思います)。去年もこのブログの記事「断食(Великий Пост)について」の中に取り上げましたけれども、断食中は動物性の食べ物(肉や乳製品や卵)は一切食べられません。魚も特定の日にしか食べてはダメですけど、海老などのシーフードはなぜかOKです。

*当記事はブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。

キリスト教地下教会の野外礼拝を摘発=信者100人以上を警察が連行―中国北京市

2011年04月12日

2011年4月10日、野外礼拝のために集まった北京市の地下教会「守望教会」の信者100人以上が警察に連れ去られる事件が起きた。ラジオ・フランス・アンテルナショナル中国語版が伝えた。

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*画像はBBC中国語サイトに掲載された動画。連行される信者。

中国では宗教の自由は認められているものの、それはあくまで国家に従属する場合。国と宗教との利益が相反すればどのような事態になるか、いまだに続く法輪功への取り締まりにはっきりとあらわれている。キリスト教徒も中国政府が公認した教会組織に属するよう求め、これまでもたびたび問題となってきた。世界のカソリックを統括するローマ教皇庁との間では、教皇庁と中国政府、どちらが中国の司教任命権を持つかをめぐり、争っている。今回、メンバーが連れ去られた「守望教会」も地下教会の一つ。

「トイレの神様」のロシア語版はありえるか?―ロシア駐在日記

2011年04月02日

「トイレの神様」のロシア語版、あり得ますか?

今日はヘンな天気です。晴れたかなと思うと、急に暗くなってものすごい吹雪が始まる。明日で4月というのに雪が毎日のように降っています。今年は春が遅そうです。

日本の状況が非常に気になります。私がこれだけ必死にニュース記事を読んでいるのは、ソ連崩壊前後のとき以来だと思います。それだけ今回日本で起きていることは日本の歴史の中で大きな出来事だと、私は思います。


how to use the japanese-style toilet / Yuya Tamai


1年半ロシアで暮らしている間に日本の流行からすっかり取り残されてしまいました。一時帰国の直前に昨年の「レコード大賞」のビデオを貸してもらって「トイレの神様」の歌を初めて聞きました。一時帰国で日本にいる間にもこの歌を何回か聞く機会がありました。聞いてて、これは絶対にロシア語で成立しない歌詞だと思いました。

*当記事は2011年3月31日付ブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。

僧侶が木魚でシバきあう!?日系人向け寺院で暴行事件―ブラジル・サンパウロ

2010年10月02日



Konrenji Temple / Hyougushi

※日本の寺院。

ブラジルと言えば、治安の悪いイメージがあります。ブラジルに長期滞在していた友人は、往々にして一度は危険な目にあったとのこと。一方で、ブラジル人にはおおらかで情に熱い人が多いというのも口を揃えて言うところです。

知り合いに、10年ほど前リオでブラジリアン柔術の修行をしていた元格闘家がいます。彼がファベーラという貧民街に住む柔術世界チャンプ宅に泊めてもらった時のこと。幼い兄弟達がみんなお腹をすかせているのに、客人には食事をたらふくご馳走してくれ、なんと優しい人だと心底感動したそうです。

ところが夜にはその印象が一変することに。家の近くで鳴り響く銃声。それを聞いた柔術チャンプはなんとマシンガン片手に表へ飛び出していったのだとか。ブラジル貧民街の壮絶な日常を目の当たりにし、知人は日本に帰りたいと、ベッドで震えて祈っていたそうです(笑)。


Favela / tiltshift / Chico.Ferreira

※ファベーラ。映画「CITY OF GOD」の舞台にもなりました。


Liberdade, São Paulo / EduardoZ

※日本人街リベルダージ。

前置きが長くなりました。今回ご紹介するのは、バイオレンスの国・ブラジルのニュース。「日系移民の為の寺で、坊さん同士が木魚を持ってシバきあった!?」というバイオレンスな三面記事を、現地日系人向け新聞「ニッケイ新聞」インターネット版が報じています。
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