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山東省 の記事

「儲かる農業」でネオンきらめく大都会に=「農業都市」寿光を見た―中国農業コラム

2011年01月05日

温室と高層ビルと−儲かる農業・寿光市

これまで数少ないながらも中国農業や農村の話題を追ってきましたが、イケイケの中国経済に比べれば、辛い状況の方が多く、問題山積との印象も受けていました。そんな中、ある種「イケイケ」な農業を展開しているように感じられた場所がありました。山東省寿光市です。

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その発展を支えているのが「日光温室」(写真参照)。加温などの人工的なエネルギーによる温度コントロールを行わないビニールハウスで、「寿光市出身の王楽義さんが吉林省など東北で見られた温室を1990年代からローカル化して規範化したものが元祖となり、その後もバージョンを上げながら普及しているものだそうです。この日案内してくれた方に拠れば、この日光温室栽培の広がりも含めた寿光での農業の成功は、現在中国全体の農業の中でも発展モデルとして注目されているそうです。

*当記事は2010年3月28日付ブログ「北京で考えたこと」の許可を得て転載したものです。

むやみな大学定員拡張でダメ学生量産=中国も「大学全入時代」に突入

2010年08月27日

8月も半ばを過ぎた今、ようやく中国では大学入試の最終結果が発表されています。学校は9月から新年度なので、最後の最後に決まった人はばたばたとするでしょうね。

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*写真は天津市南開大学。



さて、中国の大学生といえば、「苦労をものともせず、朝から晩まで猛勉強。スーパーフリーな日本人学生に爪の垢を煎じて飲ましたい!」と思っている方、結構いるのではないでしょうか。ご安心ください。中国人の学生もぴんきり。日本と同じく、ダメなやつはちゃんとダメですよ!

なんでそんなことになるのかというのが今回のネタです。
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