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島田荘司 の記事

気鋭の中国若手推理小説作家・御手洗熊猫の渾身の傑作が自費出版で販売される理由―中国本土ミステリの世界

2010年12月29日

中国ミステリの概況については過去記事「【中国本土ミステリの世界】中国は推理小説不毛の地じゃない!新たな才能たちの胎動を見よ」を参照してください。

前回少しだけ触れた御手洗熊猫という中国本土の推理小説家に新たな動きがあった。彼が長い年月をかけて手掛けた長編推理小説『島田流殺人事件』が来年、なんと自費出版という形で世に出ることになる。32万字にも上る超大作(日本で翻訳出版された台湾人作家ミスターペッツの虚擬街頭漂流記の原文が13万2千字である)が何故出版社を通さずに著者自ら出版することになったのか。

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