• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

文化財 の記事

<続報>曹操の墓捏造疑惑にありえねー新展開=「動かぬ証拠」を握っていたはずの探偵が遁走し大混乱

2010年08月29日



※自分のイメージです。

河南省で発見された曹操の墓とその捏造疑惑についてお伝えした、本ブログの記事「もはや奇跡!「曹操の墓」は華南トラ級の大ウソだった?!怪しい「探偵」も登場で究極のカオスに―中国」。

曹操の墓も怪しい限りなのですが、その疑惑を追及する謎の探偵・閻沛東氏も怪しさ爆発。経歴や職業など全てが不明!まさに謎の探偵。さらに曹操の墓捏造現場で下働きしたという農民の証言テープを持っていると自称するも、これまでなぜか公開しなかったとのことで、「なんでとっとと言わなかったの?」との疑問も。

というわけで、この閻氏がらみで新展開がありました。

もはや奇跡!「曹操の墓」は華南トラ級の大ウソだった?!怪しい「探偵」も登場で究極のカオスに―中国

2010年08月25日

2010年8月24日付レコードチャイナの記事「『曹操の墓はニセモノ!』、画像石から電動ノコギリ跡=専門家が指摘―中国」はなかなか面白いネタでした。

20100826_caocao2


この「曹操の墓捏造騒動」。そもそもの発端は昨年12月、河南省安陽市安陽県安豊郷で曹操の墓が発見されたというニュースから始まりました。何度も盗掘を受けていた墓だったけど、曹操の遺体に加え、「魏武王常所用格虎大戟」(魏武王が愛用した戈)「魏武王常所用格虎大刀」(魏武王が愛用した太刀)などと書かれた石碑が残されているという大ラッキー。

20100826_caocao1


しかしその直後から「レッドクリフが大ヒットした直後でタイミングよすぎね?」「盗掘されたのに、あんなすげぇ石碑が残っているのっておかしくね?」「魏武王っていう諡(おくりな)は埋葬品に書かなくね?」などと疑う声多数。

安陽県は今年9月にも「曹操高陵臨時展覧館」をオープンする予定とのこと。あまりの手際のよさに、観光収入を狙った詐欺じゃないのとみんなが思っても不思議じゃないですね。
ページのトップへ