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書籍 の記事

書籍、マンガ編=2011年ご紹介コンテンツまとめ

2012年01月02日

2011年度にご紹介した書籍、マンガ関連の記事をご紹介します。

「10年後の人たちが読める本を書いた」安田峰俊『独裁者の教養』出版記念インタビュー(2)

2011年10月26日

作家にして、人気ブログ「大陸浪人のススメ」の管理人でもある安田峰俊さん。このたび星海社新書から3冊目の著作となる『独裁者の教養』を出版した。「ここで仕切り直す!」という意気込みは聞いていたのだが、ゲラをもらってみると、今までの著作とはがらりと傾向を変えたアグレッシブさ、濃さに驚いた。

そこで、その理由や本作に込めた思いをインタビューしてみた。未読の方はまず前編からご覧いただきたい。

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*本日10月26日、星海社新書より発売された安田峰俊著『独裁者の教養』。書影クリックでamazonページへ。


■どうしてこんな内容に?


C:
『独裁者の教養』の評伝の部分は、リビアとかカンボジアとかシンガポールとか、各国の現代史がわかっていいよね。ところで、ニヤゾフみたいにマイナーな人も収録しているけど、ムッソリーニや金日成はないよね。コラムでは触れていたけど。なんで?

*サパルムラト・ニヤゾフ……トルクメニスタン初代大統領。


29歳の「中国ネットウォッチャー」がなぜ独裁王国に潜入したのか?安田峰俊『独裁者の教養』出版記念インタビュー(1)

2011年10月26日

安田峰俊さんという「作家」がいる。あるいは人気ブログ「大陸浪人のススメ」の管理人という呼び方のほうがなじみがある人もいるかもしれない。2010年4月に講談社から、中国のネット掲示板の内容を翻訳・紹介した『中国人の本音』でデビューした。

20111025_独裁者の教養_安田峰俊
*本日10月26日、星海社新書より発売された安田峰俊著『独裁者の教養』。書影クリックでamazonページへ。

その後は雑誌などの仕事をこなしつつ著作業を続け、今回3冊目の著書となる『独裁者の教養』 (星海社新書)を出版した。毛沢東やカダフィなどの歴史上の独裁者たちの評伝と、中国とミャンマーの国境にある独裁アヘン軍閥「ワ州」への密航 潜入記をセットにするという、彼の過去の著作とは方向性がまったく異なった本だ。なぜ、安田さんはこんな本を書くことにしたのか。

まだ、29歳という若さ。友人の私から見ると、十分に順調な「作家」ライフのスタートを切ったように見えるのだが、彼は今、何かに対して激しく苛立っているみたいなのだ。

アニメだけじゃない日本文化!翻訳小説ランキングに日本の小説6作がランクイン―台湾

2011年06月22日

台湾の6月第2週翻訳小説売り上げランキング、トップ10になんと6作も日本の小説がランクインしているそうです。

台湾の出版社・皇冠文化集団の編集者・エミリーさんのツイート

アジア各地のミステリー情報を紹介するサイト・アジアミステリリーグを運営する@Colorless_Ideasさんが翻訳して紹介しておられました。

で、面白かったので、「KINBRICKS NOW」でご紹介させていただきます。



Ivory Tower / huangjiahui

村上春樹から太宰治まで=中国人オタクが読む日本の小説(ラノベ以外)―中国オタ事情

2011年04月16日

中国オタクが読む日本の小説(ラノベ以外)

このブログではライトノベルと中国オタクについてちょくちょく紹介させていただいていますが、ありがたいことに「日本の小説は、ライトノベル以外ではどんな作品が読まれているのでしょうか?」といった質問をいただきました。


IQ84 Book1.2.3 / 飞鱼Calibre


最近はライトノベル原作のアニメも珍しいものではなくなってきていますし、正式に翻訳出版されるライトノベルの数も結構な量になってきています。漫画よりちょっと読み応えのある物を求めてライトノベルに手を出す中国オタクも結構いるようです。

またそんなラノベ読みの中国オタクは、中国の文学青年層(?)と微妙に重なるところもあるようで、ラノベ以外の日本の小説にも手を出しているのが少なくないようです。先日私の巡回先でそういったことに関するやり取りを見かけましたので、今回はその辺りを。

*当記事は4月3日付ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

あの「小日本」たんが表紙!ブログまとめ本「オタ中国人の憂鬱」出ます―中国オタ事情

2011年01月11日

「Kinbricks Now」に寄稿してくださっているブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」管理人の百元籠羊さんがブログまとめ本を出版されます。追加記事あり、テーマごとにまとめた構成、読者向けにわかりやすい書き方に修正したとのこと。1月25日発売です。「小日本」たん表紙の「オタ活動」本をよろしく!(Chinanews)

ブログのまとめ本「オタ中国人の憂鬱」が出ます


今回は告知と言うか宣伝を一つ。

1月25日にブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」のまとめ本、「オタ中国人の憂鬱」が武田ランダムハウスジャパンさんから出版されます。

オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力
百元 籠羊
武田ランダムハウスジャパン
売り上げランキング: 1155




日本鬼子&小日本の表紙、帯の推薦文を岡田斗司夫さんに書いていただくなど、外側がかなりスゴイことになっています。中身の方も少しでもそれに見合ったものになるように頑張ってはみたのですが……

*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

ワンピースより売れた?!中国の海賊版書籍おじさん!!

2010年07月29日

日本でも時たま取り上げられますが、昨今、中国の海賊版書籍の市場流出には凄まじいものがあります。実際に大衆の日常風景として定着しているほど。その一端をお見せします。

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これは昨年の上海出張時、工事現場横の仮設道路でたくましく商売をしていた、チャルメラのおじさんならぬ、海賊版書籍おじさんのリアカーです。

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もーう、これでもかと積んでいます。紙というのはとっても重いんです。これほど積むとなると、大変な重さなはず。商魂たくましいといったところでしょうか。これをママチャリで引くとなると、もの凄い脚力の持ち主です。

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外国人の方も、何の違和感もなく購入してました。中国では、本は路上で買う物と認識があるのかも知れません(笑)。実際、中国の書籍は物価で比較すると日本よりだいぶ割高です。まあ、日本の書籍の安さは少し異常とも言えるのですが。

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そこでやはり発見しました。

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渡辺淳一!

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