• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

漫画 の記事

「日本の漫画家で天才って誰?」中国人オタクが議論―中国オタ事情

2011年09月18日

■中国オタク「日本の漫画家で天才っていうと誰だろう?」■

最近はネットも随分と使い勝手が良くなり、オタク関係についても日本の情報をかなり手軽に入手できるようになっていることから、中国オタクの間では作品だけでなくクリエイターへの注目も高まっているようです。


Dip pen line / Le ciel azuré


ありがたいことにちょうど先日「中国で日本の漫画家についてはどう思われているのか?」という質問をいただきましたので、中国のソッチ系の掲示板を巡回していて見かけた「日本の漫画家で天才っていうと誰?」といったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

バクマンの新妻エイジを見ていて思ったんだが、日本の漫画家で「天才」っていうと誰だろう?


天才漫画家か……私のイメージだと冨樫義博や藤崎竜かな。


とりあえず漫画の神様の手塚治虫は入れるとして、あとすぐに思いついたのは冨樫義博だな。
あんだけ休んでいるのにファンが離れず作品を待ち続けているし、下書き状態でも面白いんだから天才と形容するに相応しいと思う。

*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

中国版ハルヒのハイレベルな出来に驚かされた=中国人のための「工夫」も万全―北京文芸日記

2011年09月17日

■ハルヒが春日に、キョンが阿虚になった日■

角川書店が中国で発行した漫画雑誌『天漫』。ハルヒやガンダムといった人気コンテンツを中国人漫画家が連載するという、面白い趣向をとっています。となると、気になるのは中国人漫画家のレベル。ネット掲示板をのぞいてみると、早くも話題となっていました。
(関連記事:中国人が書いたハルヒ、ガンダム=話題の角川中国語マンガ雑誌を入手―北京文芸日記

『天漫掲載のハルヒ、作画崩壊してないか?』百度掲示板
やはり天漫版ハルヒは中国人読者も違和感を抱く出来だったようです。自分自身も前回記事「なんでハルヒの漫画版って、そろいもそろって出来がアレなんだよ」と言ってしまったのですが、しかしよく見てみると天漫版のハルヒや朝倉さんは可愛いと思う。
 
20110917_comic1
*やや顔が凛々しすぎるときがありますが……。

 
さて、この前、知人から「天漫のハルヒって日本のハルヒをトレースしてるんじゃないの?」という質問を受けました。「なんで角川本社がそんなこと許すの?!」というツッコミを飲み込んで一応調べたんですが、まぁ結論から言いますと当然トレースなんてしていません。ただ、日中のハルヒを見比べて読んでいったところ、忽然と両者の決定的な隔たりに気付きました。そして、「天漫のハルヒは単なるコミカライズではない」という結論にいたったのです。

*当記事はブログ「トリフィドの日が来ても二人だけは読み抜く」の許可を得て転載したものです。

中国人が書いたハルヒ、ガンダム=話題の角川中国語マンガ雑誌を入手―北京文芸日記

2011年09月12日

■角川グループの奇手・天漫創刊号購入■

中国初の日系コミック月刊誌 角川、日本から編集者派遣
アサヒドットコム、2011年9月5日
「新世紀エヴァンゲリオン」のオリジナル版や「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」の中国コミック版を掲載。オンラインゲームのコミック版や現地の人気マンガ家のオリジナル作品も連載する。

角川は日本からベテラン編集者を送り込み、創刊準備を進めてきた。今後も、日本や台湾で培ったノウハウを投入し、作品のアニメ化やゲーム化、キャラクターグッズの販売など様々な事業に取り組むという。

日本でもかなり大きく報じられた角川の月刊漫画誌『天漫』をようやっと購入。場所の問題か発売部数が少ないのか家の近所では全く見かけず、大学と学生が集まる北京市の海淀区まで行かなければいけませんでした。

20110911_magazine

早速創刊号のラインナップを紹介します。

*当記事はブログ「トリフィドの日が来ても二人だけは読み抜く」の許可を得て転載したものです。

「ONE PIECEの麦わら海賊団に入りたい」中国人オタクが行きたい2次元世界―中国オタ事情

2011年08月22日

■中国オタク的「行ってみたい二次元世界」■

いよいよ今年もコミケ開催となりましたが、私はもう体力が続かないのでゆっくりと行くことにしました。日本に遠征中の中国オタクは初日から始発に乗って突撃したりしているようですが……。コミケの前日の昨日も準備運動とばかりにとらのあなに行って特典付きの「中国嫁日記 」などを中心にイロイロとアイテムをゲットしていたとかなんとか。あのパワーは正直ウラヤマシイですね。

さて、それはともかく今回のネタを。作品の世界に入ってみたい、作品の中に入って登場人物と一緒に活躍したい、といった妄想をしたことがある方は少なくないと思いますが、その辺は中国オタクも一緒のようです。


Cosplay - AWA14 - Monkey D. Luffy / mikemol

*image


先日、中国のソッチ系の掲示板を巡回していた所「どんな作品の二次元世界に行ってみたいか?」といったことに関してのやり取りを見かけました。そんな訳で、今回はその辺についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

*当記事は8月12日付ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

アジア最大級のアニメイベント、香港の「Ani-com」に行ってきた―北京文芸日記

2011年08月07日

香港は想像以上にデカかった

7月30日と31日に休日を利用して香港に行ってきた。実は香港に行くこと自体が目的の今回の小旅行。土曜はシンセンに宿泊して、翌日の日曜に香港に行ってその日の夕方にシンセンに戻るという日帰り旅行だ。もっと時間があったら香港に泊まって色々と探索してみたかったんだけど。

余りの疲労と熱気で夏バテを起こしたおかげで、香港へ行く前日まではシンセンから香港への出国ゲートをくぐったら踵を返して中国に再入国してやろう、とすら考えていた。ただ、日帰りとは言え香港旅行なのでそれなりに満喫しなければ損。

20110807_hong_kong1

そこでシンセンのホテルでネットを繋ぎ、香港についていろいろ調べているうちに変わったイベントの情報を発見する。それが『香港動漫電玩節』だ。

*当記事はブログ「トリフィドの日が来ても二人だけは読み抜く」の許可を得て転載したものです。

「ハルヒの舞台である西宮に行きたい!」中国人オタクが憧れる聖地巡礼―中国オタ事情

2011年07月24日

中国オタク的に行ってみたい「聖地」は?

アニメや漫画の舞台となった場所を訪ねる「聖地巡礼」というのが随分と認知されるようになっているらしい今日この頃ですが、先日ありがたいことに「中国オタク的に行ってみたい聖地というのはどんなのがあるのでしょうか?」という質問をいただきました。


Nishinomiya sky / BOLTandK2

*「涼宮ハルヒシリーズ」の舞台のモデルとされる、西宮。


そんな訳で、今回は中国のソッチ系の掲示板で見かけた「聖地巡礼」に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

「ONE PIECE」が中国の地方紙で連載開始=中国人オタクたちの様々な反応―中国オタ事情

2011年05月27日

中国オタクの「ONE PIECE」が中国の新聞で連載開始した件についての反応

5月15日から中国の新聞「銭江晩報」において「ONE PIECE」が中国語名「航海王」となって連載が開始されたそうです。

「銭江晩報」は中国浙江省の最大手新聞で、アニメ・漫画産業の後押しを進めている浙江省の杭州市でも非常に強い新聞だそうです。漫画の新聞連載を始めるにはうってつけの所だったのかもしれませんね。「ONE PIECE」の連載は当面の予定では毎週日曜に1話ずつ掲載されるそうです。


One Piece collection in manga shop / Stéfan


この件は日本でもニュースになっているようですし、詳しくは以下のニュースをご参照ください。

「ワンピース」中国紙で連載(時事通信)

「ONE PIECE」が中国の新聞で連載開始、初の試みに歓喜するファン続出。(ナリナリドットコム)

ありがたいことにこの件について「中国オタクの反応はどんな感じなのか」という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

*当記事は5月18日付ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

「井上雄彦先生が本願寺で屏風を展示だって!?」中国人オタクの反応―中国オタ事情

2011年05月23日

中国オタク「井上雄彦先生が本願寺で屏風を展示だって!?」

今回は「東本願寺で展示された井上雄彦先生が親鸞を描いた屏風」についてありがたいことに質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。詳しくは、以下のニュースなどをご参照ください。

[井上雄彦]親鸞屏風 2時間待ちの大盛況 「真実求める人間・親鸞」を描く(マイコミジャーナル)

中国では過去に「スラムダンク」が社会現象になるほどの大人気となったことがありますし、井上雄彦先生は中国で最も人気のある日本の漫画家の一人と言えるかと思います。


SLAMDUNK / hirotomo


*当記事は5月11日付ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

【激論】アニメの原作破壊はアリかナシか?中国人の意見―中国オタ事情

2010年12月23日

中国オタク的疑問「アニメはどれくらい原作を尊重してどれくらい改変を無くすべきか」

中国オタク的疑問「アニメはどれくらい原作を尊重してどれくらい改変を無くすべきか」漫画や小説などの原作メディアからアニメというメディアに移った時点で何かしらの改変は避けられないと思いますが、その改変の大小や方向性については何かと問題になりますよね。最近は中国オタクの面々に伝わる作品も増えていますから、アニメ化される前に既に原作に触れているという人間も増えてきているようです。

しかし、先に原作に触れたことで原作とアニメの違いについてイロイロと揉めたり、文句が出たりするといったことも増えているようです。そんな訳で、今回はアニメ化される際に発生する改変に関しての中国オタクの面々の議論などを。それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

毎年多くの原作付きアニメが制作されるが、原作についてはどれくらい尊重するべきなのだろうか?原作のあるアニメにはよく「原作の方が良い」という意見や「原作を侮辱している」という意見が出るが、いったいどこまで原作を改変してもいいものなんだろう?

アニメになった時点で原作とは別の層の視聴者が加わるわけだし、一定の改変は必ずでるよね。ただそれを見てガッカリしたり、文句を言いたくなったりすることも多いね。こっちの理想が高すぎるのかな……

最近は原作派増えたよな……。原作と違うからということで批判する人間も多くなった。ただ、確かに原作の方がしっかり表現していたり面白かったりすることも少なくないから頭が痛い。

少々の改変ならともかく、古い方の「鋼の錬金術師」のアニメみたいにエンディングまで独自にするのはどうかと思うんだが。

*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

【中国オタ事情】「過剰なエロは規制するべき」「表現が萎縮が心配」東京都のアニメ・マンガ規制めぐり中国オタが激論

2010年12月19日

中国オタクの「青少年健全育成条例」への反応

アニメや漫画に対しての規制となる、東京都の「青少年健全育成条例」が可決されましたが、今回の条例はアニメや漫画への規制と言うことから、中国オタクの面々にとってもかなり注目されているようで、中国のソッチ系の掲示板でもちょっとした話題になっているようです。


Ishihara poster / Joe Jones


ありがたいことにこの件について、「中国オタクの反応はどうなのか」という質問や、中国オタクの反応についての情報を数多くいただいております。そんな訳で、今回はそれについてちょっとばかり書かせていただきます。

それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

東京都の青少年健全育成条例が可決だ……!日本のアニメや漫画終了。オタクの末日が来た。

すまん、俺の日本語能力が足りないのかもしれないが、規制の具体的な範囲が見えてこないんだが……どういった作品がダメになるんだ?法律違反行為がダメってことは「名探偵コナン」とか「金田一少年の事件簿」とかもアウト?あと暴力ってことで「NARUTO」とかもダメになるのか?
*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

【中国オタ事情】中国で一番流行った日本マンガ・アニメってなに?答えはあの名作!

2010年12月17日

スラムダンクの中国への影響がどれだけ大きかったかについて

スラムダンクの中国への影響がどれだけ大きかったかについて「中国で一番流行った日本のアニメや漫画は何ですか?」という質問をいただきました。ありがたやありがたや。

中国で幅広い層に人気になった日本のアニメや漫画はざっと思いつくだけでも、「一休さん」「北斗の拳」「聖闘士星矢」「セーラームーン」「名探偵コナン」「犬夜叉」「NARUTO」などがありますが、個人的に一番すごかったと思うのは「SLAM DUNK」です。

スラムダンクが中国で巻き起こした社会現象はトンデモナイもので、当時中国の若者の大部分がスラムダンクにハマっていたようにも思えます。また、スラムダンクの影響によって中国のバスケが進歩したという説や、現在の中国のバスケ選手は多かれ少なかれみんなスラムダンクの影響を受けているなんて話もあります。

中国のソッチ系の掲示板ではスラムダンクの人気や影響について語っているスレもちょくちょく見かけますので、今回はそれについてを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


上篮 / plex


*当記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。
ページのトップへ