• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

省エネ の記事

省エネ目標、「ギリギリ」達成の不思議=世界一のエネルギー消費国になった中国

2011年06月12日

2011年6月8日、英石油メジャー・BPが世界エネルギー統計を発表。中国が米国を抜き、世界一のエネルギー消費国になったことが明らかとなった。中国は前年比11.2%増となる石油換算24億3220万トンを消費した(全世界の20.3%に相当)。22億8570万トン(同19%)の米国を上回った。
(参考リンク:朝日新聞、2011年6月10日

さて、BPの報告書発表の2日後、中国国家発展改革委員会ウェブサイトは「第11期5カ年計画各地区エネルギー消費量削減目標達成状況表」を公表。省エネに尽力してきた中国の成果を誇った。


Nippon Oil(Yamaguchi) / kanegen


中国、省エネ目標を達成!その裏側にはマイナス10度の中、暖房を失った住民がいた―中国・河南省

2011年01月15日

おめでとう!中国。ありがとう!中国。

何の話かといいますと、先日、中国が発表した第11期5か年計画の省エネ目標がほぼ達成されたというニュースです。


干涸了的受污染的 / West Zest

国家発展改革委員会:中国は基本的に「第11期5か年計画」の省エネ目標を達成した(新華網、2011年1月6日)
6日、国家発展改革委員会の張平(ジャン・ピン)主任は、第11期5か年計画(2006年から2010年)の省エネ目標が基本的に達成されたことを明かした。目標は「2005年比で単位GDPあたりのエネルギー消費量を20%削減する」というもの。

中国電力業界は石炭消費量が多く、効率が悪い小型の火力発電所を閉鎖し、新型の大型発電所に切り替え。累計で3億トン以上もの石炭を節約した。また水力、原子力、風力などの非化石燃料の開発も進め、5年間で3兆キロワット時を発電。30億トン弱の二酸化炭素排出量削減に成功した。

エコが招いた「軽油不足」?!「突撃的電力供給制限」に に見る社会主義経済の凄まじさ―中国

2010年11月07日

今回は中国各地で深刻化している「軽油不足」をご紹介します。地味な話題のように思えますが、いや、実はその原因は「エコ」だというお話。「突撃的電力供給制限」という不思議な単語も登場するのですが、いや、これがなかなか面白いのです。2010年11月6日付新華網を参照しました。


月底的盛況 / 噴屎


北京市、上海市、重慶市、大連市、合肥市、武漢市……。中国各地で軽油不足が深刻化している。民営ガソリンスタンドの多くには「軽油売り切れ」の看板が掛けられている。中国商業連合会石油流通委員会の調査では、中国南部の民営ガソリンスタンド2000店が、燃料不足のために営業停止に追い込まれたという。南京市の添力ガソリンスタンドの王店長は「第一に正規ルートで入荷できないこと。第二に精錬工場の出荷書くが高すぎることが原因です」と話す。現在、軽油1トンあたりの卸売価格は7800元。一方で小売価格は7475元と仕入れ値を下回っている。
ページのトップへ