• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

米国 の記事

恐喝レベルの「技術移転」要求=米GMにハイブリッド車技術をねだる―中国

2011年09月08日

14億人の中国市場に進出したいでしょう?人口多いだけじゃないですよ。先進国と違っていろんな面でまだまだ遅れてますんで、欲しいものがたくさんあるんですよ。これから買いまくりですよ。あなたたちの製品、ばりばり売れますよ。

ね、進出したいでしょ。ただし、タダってわけにはいかないんだなぁ。進出するなら、あなたたちの技術ください。中国企業も育てていきたいんでね。イヤですか?イヤならいいですよ。他から買いますから。

というのが「市場と引き替えに技術をもらう」中国の戦略。もっとも典型的とも言えるのが高速鉄道だろう。日本、ドイツ、フランス、カナダの技術を同時に導入。各国に競わせて、技術移転という譲歩を引き出す戦術を徹底した。その副作用として、各国の異なる技術が混在するキメラのようなシステムとなり、今夏の追突事故の要因になったとも伝えられているが……。

この「市場と引き替えに技術をもらう」戦略はさまざまな分野に使われているが、次代の成長産業として期待されるハイブリッド自動車でも同じことをやっているという。


Chevrolet Volt, downtown Washington DC / mariordo59


【続報】中国企業がカダフィに兵器売却=米国連大使が追い打ち発言

2011年09月08日

2011年9月7日、米国のライス国連大使は、中国軍需企業によるリビア・カダフィ政権への武器売却について、中国政府が明確に説明することを望むと発言した。7日、BBC中国語サイトが伝えた。

先日、カナダ紙グローブ・アンド・メールはリビアで発見した極秘メモによって、中国軍需企業がカダフィ政権側に武器売却を提案していたと報じた。今年2月26日に成立した国連安保理決議1970ではカダフィ政権への武器供与を禁じている。なお同決議には中国も賛成票を投じている。
(関連記事:中国がリビア内戦でありえないぐらい失敗している件=カナダ紙のスクープと中国の弁明


LIBYA/ / شبكة برق | B.R.Q


人民解放軍が米国サイトをサイバー攻撃=中国国有テレビのうっかりミスで明らかに―中国

2011年08月24日

中国人民解放軍が他国にサイバー攻撃を仕掛けている。そう言われ続けてきてはや数年が過ぎたが、中国側は「そんなことしてない」「誰かが中国のIPアドレスを使ったか、踏み台にしてきただけ」と強弁、認めようとはしなかった。ところがひょんなことから動かぬ証拠が見つかってしまった。

その証拠とは2011年7月16日にCCTV7軍事・農業チャンネルが放映した番組「軍事科技」の特集「ネットワークの嵐がやってきた」。サイバー戦争について解説した番組だが、中国人民解放軍謹製のサイバー攻撃ソフトが映し出され、しかも米国の大学がターゲットになっていたことがはっきりとわかってしまった。法輪功系メディアが報じていたが、23日に米セキュリティサービス企業エフセキュアのブログで報じられ、一気にニュースが広がった。

20110824_wangluo1
*画像はYoutubeより。

「オバマの借金で米国は破綻、中国の属国に」政治家の選挙CMをご紹介―米国

2011年06月23日

「ある時から米国にとって最大の敵は借金となりました。オバマ大統領は国債発行限度の引き上げを続けました……」と女性ニュースキャスターの説明……。

米共和党の政治家さんが作った選挙CMが面白いので、ご紹介します。

20110623_CM1
*画像はアモディ氏のウェブサイト。アクセスすると問題の動画がポップアップで表示される。

中国でタイムマシン経営が全盛期な理由=経済問題としてのネット検閲

2011年04月19日

今、中国はタイムマシン経営全盛期を迎えています!

と唐突な出だしですいません。有料メルマガ「佐々木俊尚のネット未来地図レポート(2011年4月18日号)」が、「日本のウェブ業界が得意としてきた「タイムマシン経営」が成り立たなくなってしまいました」というネタだったのですが、これを見て、お隣の中国はいままさにタイムマシン経営全盛期じゃないのと思ったので、簡単にまとめておこうかな、と。


iPed/Apad chinês - homescreen / CesarCardoso

米国人と中国人、虐げられているのはどっち?!中国政府が報告書「米国人権記録」を発表

2011年04月11日

先日、米国務省は2010年人権報告を発表。状況は悪化していると批判した。米報告書を受け、中国政府も"例年通り"米国の人権状況に関する報告書で反撃。「米国の民主主義は金にまみれた民主主義だ」と批判した。


USdollar/アメリカドル / amo_designare


胡錦濤訪米、「国賓訪問」にこだわり=念願かなった最高級の待遇に中国メディアは大喜び―中国コラム

2011年01月20日

国賓訪問にこだわる胡錦濤さん

先日、中国語翻訳をされている明天会更美好さんに、「訪問」についてうかがってみました。

「訪問」の違い(中国語翻訳者のつぶやき2011/01/09)

最後に「国事訪問」です。日本語では「公式訪問」と訳されることが多いのですが、この表現は①~④までのとは一線を画しており、注意が必要です。胡錦濤国家主席、オバマ大統領など国家元首クラスの指導者の訪問のみに使用される語句で、意味には「国賓クラスの待遇」というニュアンスが含まれています。

実は記事に登場する「フォロワーの方」は私だったりします。

20110119_china_column
新華網の報道。

*当記事はブログ「中国という隣人」の許可を得て転載したものです。

【動画】胡錦濤旦那とオバマ店員=ブラックな台湾アニメニュースが面白すぎるっ

2011年01月19日

風刺がききまくったアニメニュースで有名な台湾のネクスト・メディア・アニメーションが、胡錦濤訪米に関するアニメ動画を公開していますので、ご紹介。



野暮ながら、一応、日本語訳を作ってみましたので、中国語と英語で見てもよーわからんという方は参考にしてください。

【世論誘導】米国で「中国国家コマーシャル」放送開始=他国国民の心を攻める「公関」活動―中国

2011年01月18日

2011年1月17日、胡錦濤訪米を翌日に控えたこの日、米ニューヨーク市タイムズスクエアに「中国国家イメージフィルム」が登場した。

20110118_Gongguan
*画像は新華社の報道

世界中の企業の広告、巨大ディスプレイ、ネオンサインが並ぶタイムズスクエア。その中でも異彩を放っているのが中国国務院新聞弁公室制作の「中国国家イメージフィルム―人物編」と名付けられた動画。

6枚のスクリーンを利用した動画には、譚盾(作曲家)、郎朗(ピアニスト)、袁隆平(科学者、「ハイブリッド米の父」)、楊利偉(中国初の宇宙飛行士)、姚明(プロバスケ選手)、鄧亜萍(女子卓球選手)など中国の著名人と一般の中国国民とが登場する。

【動画】「なぜ米国は滅んだのか?」米共和党のテレビCMが面白いっ!

2010年11月03日

米市民団体「政府の浪費に反対する市民の会(CAGW)」によるオバマ政権批判のテレビCMが面白いっ!

2030年、中国が覇権国家となった時代が舞台で、中国人の教授が学生たちに強国がなぜ滅亡したのかの歴史を教えているという設定のようです。


A Vision for America / Tony the Misfit


中国語の講義に英語の字幕がついているのですが、簡単な日本語訳をつけてみました。間違えているところとか、聞き逃しているところがあるかもしれませんが、優しく教えてください(笑)。

クリントン米国務長官のアジア歴訪=中国に対抗するため同盟国との関係強化を図る―米メディア

2010年10月30日

2010年10月28日、環球網は記事「米メディア:アジア歴訪のクリントン米国務長官が繰り広げる対中国戦略=同盟国との関係強化で中国の影響力に対抗」を掲載した。以下はその抄訳。


Twin Towers, Kuala Lumpur – Malaysia / williamcho


27日、ヒラリー・クリントン米国務長官のアジア太平洋地区歴訪が始まった。中国、ベトナム、マレーシアなど多くの国を訪問する。同日、ある米メディアは、歴訪の主要目的はアジアの同盟国との関係を深め、中国の影響力に対抗することにあると報じた。

親中路線変更か?オバマ米大統領のアジア歴訪、中国に立ち寄らず―中国紙

2010年10月27日

米大統領は対中国同盟構築目指すと米メディア」を掲載した。以下はその抄訳。


Barack Obama on the Primary / jurvetson


オバマ大統領は11月5日から9日間にわたり、インド、インドネシア、韓国、日本とアジア各国を歴訪する。ちょうど中国の周辺を迂回するかのようなルートとなる。人民元切り上げ問題、貿易障壁、兵器売却問題など、米中関係はさまざまな課題を抱える中、ある米政府官僚は、米中間の信頼関係が弱まりつつあると警告している。

「中国に民主化のきざし」?!米大使が驚きの発言

2010年10月22日

2010年10月、ジョン・ハンツマン駐中国米国大使はあるシンポジウムに出席。中国に「変化の姿勢」が見えたと発言した。19日、米ラジオ局・ボイスオブアメリカ中国語サイトが伝えた。


五星红旗和雪山2 / national flag and snow mountain 2 / livepine


劉暁波(リウ・ショアボー)氏のノーベル平和賞受賞に、中国政府は怒りをあらわにした。しかし一方で、劉暁波氏の妻・劉霞(リウ・シャー)氏はインターネットを利用可能な状態に置かれ、ツイッターで情報を送っているとハンツマン大使は指摘した。

世界で「最も幸運な女性」プリシラ・チャン=トイレで世界一若い大富豪をゲット―米国

2010年09月29日

今や飛ぶ鳥を落とす勢いのSNSサイト・フェースブック。確かユーザー数は5億人を超えたんじゃなかったかな?「検索からソーシャルへ、グーグルからフェースブックへ」と言われるほど、新たなネット時代の中心的存在になっているそうで。

その創始者がマーク・ザッカーバーグ。25歳にして資産額40億ドル(約3360億円)の億万長者に。米フォーブス誌の2010年世界長者番付では212位にランクイン、もちろん最年少とのこと。そのザッカーバーグの彼女が中国系米国人だぜ、「最も幸運な女性」と言われているぜという記事があったので、ご紹介。

2010年9月27日付西部網より。

20100928_Facebook
* ザッカーバーグとプリシラ・チャン。

<尖閣問題>米国は対中関係維持を優先=日本支持を表明せず

2010年09月19日

2010年9月17日、米紙ワシントンポストによると、Michele Flournoy国防次官は日中両国に「冷静に行動し、不注意から衝突を激化させないようにするべきだ」と発言した。18日、環球網が伝えた。

今月7日、尖閣諸島付近で起きた日本巡視船と中国漁船の衝突をきっかけに、日中関係は緊張の度合いを高めている。漁船と船員は解放されたが、日本はなお船長を拘束しており、中国では抗議活動が活発化している

小学生から米国留学!中国で増える「パラシュートキッズ」―米華字紙

2010年09月12日



Jeff Finley Wallpaper 1920x1200 / jeff_finley
※イメージです。

2010年9月10日、米華字紙・僑報は記事「『パラシュートキッズ』=低年齢から米国留学が中国教育の新たなトレンドに」を掲載した。以下はその抄訳。

中国の親全員が子どもに最高の教育を受けさせたいと考えている。近年、米国のビザ発給条件が緩和されたこともあり、米国留学は魅力的な選択肢となった。かつては中国で大学を卒業した後に米国に行くのがトレンドだったが、最近では留学の低年齢化が進んでいる。

ボンドカーも中国車の時代に=中国企業スポンサーのハリウッド進出―中国紙

2010年09月06日

2010年9月5日、法制晩報は記事「ハリウッドに進出した中国企業スポンサー=ジェームズ・ボンドも中国車に乗る?」を掲載した。以下はその抄訳。


Toyota 2000GT 1968 / *Harres*

※67年公開の、日本を舞台にした「007は二度死ぬ」にて、ボンドカーでは無いですが、名国産車「Toyota 2000GT」が登場しています。日本車も頑張れ!

世界的に大ヒットしたハリウッド映画「アイアンマン2」。劇中、スカーレット・ヨハンソン演じる女スパイ「ブラック・ウィドー」が着ているコートは、実は中国ブランドのもの。中国企業・森馬服飾はこの大作のスポンサーとなった。
ページのトップへ