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薄熙来 の記事

解任の「打黒英雄」が米領事館に逃亡?謎の「休暇式治療」発表で祭りに(水彩画)

2012年02月08日

■王立軍が「休暇式治療」へ■

*本記事はブログ「中国という隣人」の2012年2月8日付記事を許可を得て転載したものです。

薄熙来失脚を狙う罠、黒幕は江沢民の政敵か?体制外メディアが報じる中国の政争(水彩画)

2012年02月06日

■喬石が動いたのか。王立軍失脚■

*本記事はブログ「中国という隣人」の2012年2月5日付記事を許可を得て転載したものです。

公安業務から解任された「重慶マフィア摘発の英雄」=「汚職で逮捕」との報道も―中国(水彩画)

2012年02月04日

■薄熙来打黒の功労者が失脚■

*本記事はブログ「中国という隣人」の2012年2月4日付記事を許可を得て転載したものです。

【中国コラム】「赤い」ノスタルジアから読み解く中国共産党内部の権力闘争

2010年12月10日

習近平さんと薄熙来さん

五中全会で中央軍事委員会筆頭副主席に選出され、いよいよ胡錦濤の後継者の地位が確定してきた習近平さん。胡錦濤の意中の人とされる李克強との差はいよいよ埋められなくなってきました。

逆転するにはどうすればいいのかツイッターでつぶやいてみたところ、「習近平が糖尿病ならあるいは」みたいな答えを頂きました。最終的には小沢と黒烏龍茶のCMに出ればいいという結論に達しましたが、大病か失脚レベルの不祥事でも起こさない限り習近平の優位は揺るがないでしょう。

その習近平さんが、12月6日から8日まで重慶市を訪れています。7日には、「打黒除悪」(マフィア・汚職官僚取り締まりキャンペーン)資料展を、打黒キャンペーンの音頭を取った重慶市トップの薄熙来さんと見学にやってきました。

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※写真は新華網の報道。

習近平「経済の安定的発展と社会の和諧的安定を促進せよ」(2010/12/8 新華網)

「打黒除悪」は昨年半年間をかけて、黒社会とつながりのあった公安系統の幹部を一網打尽にした薄熙来渾身のキャンペーンで、実際の目的は前任者で、現在は広東省のトップを務める汪洋に矛先が向けられていたとされています。

なにせ、キャンペーンで逮捕されたのは、汪洋時代の部下たち。汪洋の面子は丸つぶれもいいところで、共青団派(共産党青年団出身者)で温家宝ともケンカしちゃうくらい威勢のいい汪洋と、太子党(二世官僚の派閥)で何とか次の党大会で政治局常務委員入りしたい薄熙来という二大勢力に属する2人が、十八大を前にして目に見える政争を繰り広げているのです。

そんな薄熙来にしてみれば、太子党の現役トップがやってきて重慶における実績を評価してくれるなんて、次の党大会が楽しみになるのは当然。治安は褒められるわ、打黒キャンペーンは褒められるわ。

*当記事はブログ「中国という隣人」の許可を得て転載したものです。
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