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記事:凜 の記事

【遠交近攻】中国の欧州外交=急接近は日本への対抗措置か―政治学で読む中国

2011年01月05日

中国の欧州外交


The Euro / dydcheung


ロイターによると、中国の李克強副首相は、4日から3日間の日程でスペインを訪問することになっておりますが、それに併せて、3日付のスペイン紙パイスに掲載された論説記事で、引き続き同国の国債入札に参加する考えを示したそうです。
中国、今後もスペイン国債の購入続ける─副首相=新聞(ロイター、2011/01/03
これは昨年の11月に胡錦涛国家主席がポルトガルを公式訪問した際に、ソクラテス首相と会談後の共同記者会見で、ポルトガルを支援するために「具体的な措置」を取ると語り、中国によるポルトガル国債の購入を示唆したものに続くものとなっております。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

北京の灰色の「青空」=違和感残る政府統計―政治学で読む中国

2011年01月05日

北京の「青空」

『新京報』が報道しましたが、北京市環境保護局によると、2010年の北京の「青空」の日数は、目標の266日を超えて、2009年より1日多い、286日となったそうです。
2010年の北京の青空、最終的に286日に(新京報、2011年1月1日)
365日の内の286日と言えば大半が「青空」だったことになります。北京にいたことのある方ならおわかりになると思いますが、どちらかというと、北京は、どんよりしたような曇りの日が多く、こんなに青空が見えたかというのが偽らざるところではないでしょうか。2009年も285日というのですから、益々違和感が募ります。

*当記事は2011年1月2日付ブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

中国が離島奪取計画を立案=朝日新聞報道に中国官制メディアが反論―政治学で読む中国

2011年01月04日

中国海南計画


Storm Clouds Coming Above The South China Sea / thienzieyung


朝日新聞が12月30日に南シナ海に関する2本の記事を掲載しました。1つが中国軍が「南シナ海で、他国が実効支配する離島に上陸し、奪取する作戦計画を内部で立てていることがわかった」というもので、
空・海から奇襲…中国軍が離島上陸計画 領土交渉に圧力(asahi.com、2010年12月30日)

もう1つが、南シナ海は「核心的利益」というものです。
南シナ海は「核心的利益」 中国、軍中心に強硬論(asahi.com、2010年12月30日)

1本目の記事には南シナ海の領土紛争を巡る地図が掲載されており、大変参考になります。

*当記事は
ブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

みんながなりたい公務員=コネ就職の二代目ばかりが難関突破?!―政治学で読む中国

2010年12月30日

中国の縁故採用

現在中国では大学生の数が増えすぎたため、大学生も就職難となっております。そうした中で、安定しており日本とは比べものにならない特権を有している公務員の人気はかなり高いものがあります。


就職フォーラム / chiaki0808

※日本の就職活動。


中国のコネ社会については、何度か言及しておりますが(父親が学生宿舎に殴り込み(北京)等)、こうした状況下で、親のコネで公務員になろうとするものに対しては容易に反感がつのることとなり、ネット上でもすぐ話題になります。こうした事案を『中国新聞網』がまとめており、大変興味深かったので、これについて少し。
相次ぎ暴露された官僚子女の公務員就職=ネット民と政府がタッグで攻撃
この記事では、今年中国で発生した関連事件がまとめてあるのですが、を、これを見ると、単純な点数の水増しで娘に99点という高得点を与えるパターンや、通常試験以外に関係者用の試験を設けるとか、わざと自分の娘以外応募できないような細かい応募基準を設ける等々、本当にいろいろな手があるなと、私は逆に感心してしまいました。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

ポスト韜光養晦時代の中国=20年ぶりの外交方針転換がもたらすもの―政治学で読む中国

2010年12月29日

中国外交記事2題

中国外交に関する外国の新聞記事を中国国内に紹介する記事があって、大変興味を引かれたので、それについて少し。


邓小平 / ComerZhao


1つめは、『環球網』に掲載の記事で、バングラデシュの『毎日星報』に12月25日に掲載された前バングラデシュ国連大使の書かれてものを要約したものです。米中関係に対する論評で、一言で言えば、アメリカ国債も大量に保有しているし、中国の安い商品を愛用しているアメリカ人も増えてくる等、中国が力をつけてきたので、アメリカの中国に対する影響力も減ってきているという内容です。
外国メディア:中国の台頭は米国の対中影響力を削いだ=より頻繁に米国に「ノー」と言えるようになった(環球網)
*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

【官僚答弁】物価・医療費・自動車購入規制……ラジオ出演の温家宝首相、市民の疑問に回答―政治学で読む中国

2010年12月27日

温家宝首相のラジオ出演

温家宝首相が、12月26日に中央人民広播電台(CHINA NATIONAL RADIO)の特別番組『重返災区—中国之声温暖行動』(災害地区へ戻る中国の暖かい声活動)に出演しました。番組の目玉が、温家宝首相が聴衆と直接ふれあうというものです。

20101227_politics_china
*画像は中国新聞網の報道。ラジオ出演の温家宝首相。

そして、番組名からわかるように、ここ数年中国では四川省汶川、同北川、青海省等地震による災害が多発しておりますが、その内特に青海省にスポットをあてたもので、かつて温家宝首相は現地を視察しましたが、そうした地区の方々と再度話をするというものです。
温家宝が放送で災害地区を慰問、全国の聴衆と交流(実録)(中国新聞網)
*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

日本の対中援助を中国人は誰も知らない?!丹羽大使、南京訪問―政治学で読む中国

2010年12月25日

丹羽宇一郎・駐中国大使は初めて民間から登用された中国大使ですが、12月20日~22日までの3日間の予定で、江蘇省南京市を訪れ、南京市長や現地日系企業関係者との会談及び、教育機関等の視察も行うと報道されています。


十字形标识碑 / x li

*写真は南京大虐殺記念館。

大使は11月17~19日にも、地方視察として天津市と河北省唐山市を訪問しています。その時は、両市長との会談や経済開発区(日本からの企業進出が期待される曹妃甸工業区)の視察を行いました。伊藤忠商事出身ということを活かした、経済交流を行おうという意欲がよくわかります。7月に就任してから、独自の人脈を活かした地方視察に意欲を見せており、本来は9月上旬の予定だったものが、尖閣諸島の漁船衝突事件等の影響で11月に延期されたそうです。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

【消えた儒教社会】教師が生徒に土下座=「先生ってサービス業だろ」とうそぶく子ども―政治学で読む中国

2010年12月24日

教師が生徒に謝罪(湖南省)



教室內的黑板寫著校訓 / hokacheng


『中国青年報』が12月2日に報道した記事によると、中学校の英語教師が、授業をまじめに聞いていなかった生徒を叱った翌日、生徒の前に跪いて謝ったというニュースが掲載されていたので
教師が生徒にひざまずいて謝罪=問題の学生は「教師はサービス業」だと発言
これについて少し。

こういう中国のニュースを見てると、いつも思うのですが、平気で所属と名前が出てきます。今回も「湖南省婁底市」の中学英語教師「譚勝軍」としっかり記載してあります。

中国において跪くということは滅多にありえないことで、なおかつ、教師が生徒にということで、ネットですごく話題になったようです。そして、そこで論じられたのが、「俺の親父は李剛だ」事件との関連性です。

ブログ「政治学に関係するものらしきもの」の2010年12月2日付記事を、許可を得て転載したものです。

中国にもあった海外反応系サイト=日韓ネット民の発言に怒り―政治学で読む中国

2010年12月23日

インターネット論争2題

私が中国の記事を日本語に訳してブログを書いているように、中国にも日本語など外国語の記事等を中国語に翻訳してブログを書いておられる方がいます。

1つめは以前紹介した高句麗壁画の返還騒動を巡ってです(過去記事「<中韓歴史問題>高句麗壁画問題を読む=中国「盗まれた文化財返してよ」韓国「じゃ領土よこせ」」を参照)。事件の詳細は以前の記事を見ていただくとして、韓国では、そこにも書いたように、返還を巡って「我々の高句麗の土地を返せ」以外にも、結構激しい意見がネットに書き込まれています。

20101222_china_Politics
※盗まれた壁画(これはすごいと思ってしまいました)
※写真は環球網の報道。


*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

中国高速鉄道は日本のパクリなのか=中国政府は否定もネット民は認めていた?!―政治学で読む中国

2010年12月22日

新幹線と「和諧号」

「中国版新幹線」と書くと中国から怒られるかもしれませんが、中国「国産」の高速列車「和諧号」の試験走行が12月3日に行われ、最高時速486.1kmという記録を出し、日本の新幹線の最高速度443kmを抜いたというニュースが報道されました。

20101221_CRH380A
※封面機車の報道。

共同通信もこのニュースを伝えたわけですが、「同列車は、中国が日本の川崎重工から導入した技術を基礎に開発」と伝えていました。
中国版新幹線が「本家」抜く 時速486キロ記録
それを受けて環球時報(電子版)では、「中国高速鉄道は、再び世界鉄道営業運用の試験運転における最高速度を塗り替えた。これは日本マスコミの「関心」を引き、中国が自分で研究・開発した高速鉄道技術を「日本の新幹線から持ってきた」と称している」と報道しておりました。
日本メディアが注目:中国新幹線が速度最高記録を更新=中国高速鉄道技術は新幹線が由来と主張
この記事というより、この記事についていたコメントがなかなか面白かったのでそれを紹介させていただきます。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

【政治学で読む中国】インターネットは公権力の腐敗を追及する武器となりうるのか?

2010年12月20日

真実はどっち

言うまでもなく中国では言論の自由、報道の自由が制限されているので、もし、官僚や警官が何か不祥事を起こしたことを発見しても一般人には公表(追求)する手段はありませんでした。

それを多少なりとも、変えてくれたのがインターネットで、土地収用問題なども残り一軒になっても頑張っている姿や、公務員の不正採用などもネットで話題になり、以前とは少しは違った結果になっております。

20101218_net

そうした状況を踏まえて『重慶晩報』に掲載された「家族がネット掲示板で訴え:「警官がぶつかって怪我をしたのに対処してくれない」=警察側は「老人はスリとぶつかって負傷した」と回答」を見てみたいと思います。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

【政治学で読む中国】中国漁船が韓国警備艇に体当たり=「韓国を滅ぼせ!」中国ネット民の過激反応

2010年12月19日

中国漁船韓国警備艇衝突事件(中韓コメント)

韓国の『聯合ニュース』を引用する形で、中国漁船と韓国警備艇の衝突事件を『環球時報』が伝えておりました。
韓国海上警察、再び中国船員の遺体を発見(環球時報、2010年12月18日)
記事そのものは、短いもので、この衝突により、2名が死亡し、行方不明者が1名出ていることと(後に1名、1名に訂正されましたが記事はそのまま)、韓国外交通商部が遺憾の意を表明し、中国側と善後策を協議することを明らかにしたこと等が報道されておりました。

20101219_china_boat
※環球時報の報道。

この記事に既に250を超えるコメントが寄せられており(12月19日18時半現在)、なかなか面白いものがいくつかあったのでそれ等を少しご紹介。

韓国商品排斥の声があがるのはお約束として、死人まで、出ててしまったのですから、書き込みもかなり激しいものがありました。
血で償いをさせろ。

大学生だが、韓国を滅ぼすことを支持する。

おまえらの死期はもうすぐだ、元気なのも今のうちだけだ。
*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

【政治学で読む中国】中国集団指導体制は株主総会的?習近平は民主主義嫌い?ウィキリークスが暴いた中国

2010年12月18日

中国とウィキリークス

中国当局が内部告発サイト「ウィキリークス」の中国国内での接続を遮断し、閲覧を禁止しているそうです。情報についてあれだけ神経質になっている中国にとっては、ある意味当然の措置かと。実際、これまで報道されたものをみてもかなり興味深いものがあったので、ここでまとめてみたいと思います。

私が最も興味が引かれたのが、『大紀元日本』が紹介していた、中国共産党指導部の政策決定パターンについての記事です。

中共指導部の政策決定パターン、メンバーの利益がカギ=ウィキリークス

確かに、これまで中国の指導部については、鄧小平亡き後は彼のような突出した実力者はおらず、集団指導体制であることは広く知られておりました。

しかし、これを評して「政治局常務委員の政策決定はまさに大企業のようで、「株」の持ち分の多い方が決定権が大きいとされる。胡錦濤主席の「持ち分」は最多なので、彼の意見が最も影響力を持つことになる。」と分析したのは、如何にもアメリカ人らしい分析ではありますが、大変興味深い見解でした。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

<中韓歴史問題>高句麗壁画問題を読む=中国「盗まれた文化財返してよ」韓国「じゃ領土よこせ」

2010年12月17日

高句麗壁画返還騒動

環球時報が大変興味深い記事を載せておりました。12月16日の『環球時報』によると、中国で発見され、90年代末に盗まれた吉林省集安市にある高句麗古墓の壁画が韓国にあることがわかったので、韓国政府に返還を要求しました。そしたら、韓国のネットユーザーが「中国が壁画を返せというのなら、我々は高句麗以前の土地の返還を要求する」と言ってきたそうです。
中国、韓国に文化財返還を要求=韓国ネット民は「高句麗の領土と交換しろ」と反発
以上が記事として掲載されていた前振りの訳で、以下が記事本体になるわけですが、今回は、普段は疲れるので滅多にしない全訳です。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。
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