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雇用 の記事

2011年は日本以上の「厄年」!?貧困者4900万人を抱えるアメリカ(ucci-h)

2011年11月14日

■厄年、深刻化するアメリカの失業手当切れ■

*当記事は2011年11月8日付ブログ「チェンマイUpdate」の許可を得て転載したものです。

インフレ高騰、雇用機会の減少=最低賃金引き上げで懸念される副作用―タイ(ucci-h)

2011年10月21日

■最低賃金40%引き上げ(2012年4月)は決まったが……■

決まったことと、それを守ることの間に大きな開きがあるのが、自由の国、自己責任の国タイランドの面白い面である。

たとえば、交通規則がその例だ。車の窓に真っ黒いシートを貼って中が見えないようにするのは、後続車にとってはその先が見えないから、タイでも禁止されたが、多くの車が黒マスクだ。

運転中に携帯は禁止と決まっても、運転者はおかまいなしだ。シートベルトを締めるかどうかも自己責任なのだ。わずかに、バイクのヘルメットなしは時々取り締まられている。とはいえ、社会主義国ベトナムはホーチミン市の99%着用とは大違いである、

最低賃金の1~2年間で40~89%の大幅引き上げが、中央賃金委員会から10月17日答申された。先のインフレの心配さえしなければ、労働者側の勝利である。日給の低い労働者はさぞ喜ぶかと思うと、そうでもない様だ。
(前回記事:バンコクに洪水が迫る中、最低賃金引き上げ政策の最終案が決定―タイ(ucci-h)2011年10月20日)



New 2 Thai Baht coin in Thailand / arjin j



■ある女性労働者の声


10月18日付のバンコク・ポスト紙に、ランプーンの工場労働者の声が載っている。34歳の女性労働者は、この300バーツ(約741円)の実現に悲観的だ。彼女のマネージャーは、300バーツは支持できないと言う。彼女は週6日、現在はこの地域の最低賃金1日169バーツ(約418円)をもらって、月に4400バーツ(約1万900円)ほどの収入を得ている。

彼女は時間外労働その他の収入がないと、この収入(約1万900円)ではなかなか暮らしていけない。

「300バーツ(約741円)が出ればうれしいけど、私たちは会社が出す給料をもらうしかないわ。組合はあるけどバーゲニング・パワー(交渉能力)がないわ。食費や交通費を含めて300バーツでもいいと思うけれど……。」

この国では、最低賃金が決まっても、それを強制することは難しい。大臣ですら「強制するものではない」と言っているくらいだ。


■最低賃金以下の労働者も


2010年のティスコ銀行による労働力調査によると、高校未満の労働者の賃金は、地方によっては最低賃金より低いという。パヤオやシサケット(昨年の最低賃金は全国一低い1日151~152バーツ、約373~376円)での彼らの日給は111~120バーツ(約274~296円)しか貰っていない。

1998年の「労働保護法」では、「最低賃金を出さない経営者は、6ヶ月以下の懲役、または10万バーツ(約24万7000円)以下の罰金、ないしはその両方」と規定されているが、適用されたことはないようだ。

*当記事はブログ「チェンマイUpdate」の許可を得て転載したものです。

バンコクに洪水が迫る中、最低賃金引き上げ政策の最終案が決定―タイ(ucci-h)

2011年10月20日

■洪水がバンコクに迫る中、最低賃金最終案決まる■

タイの半世紀に一度という大洪水で、工業団地の工場が水没した多くの企業は、来年からと予想される最低賃金の引き上げを、追い討ちをかけられる思いで見ていよう。

10月17日(月)の政府、使用者、労働者3者からなる「中央賃金委員会」において、最低賃金は決定される予定だったが、使用者側は、1万以上の工場(数十万 人の労働者)に被害を及ぼした今般の洪水から立ち直るために、新しい最低賃金の決定を6ヶ月間先に伸ばすよう、前日には要請していた。


New 2 Thai Baht coin in Thailand / arjin j



■2つの案


ここまで、最低賃金の引き上げには2つの案が挙がっていた。ひとつは、政府、労働者側からのもので、来年1月より、まず全国で40%引き上げること。バンコク(現行215バーツ、約536円)など現在の水準の高い7つの県では、これにより、1日300バーツ(約751円)に届く(バンコクは39.5%の引き上げ)。

届 かないその他の地方は、2013年1月に再度引き上げて、300バーツに届かせる。300バーツ(約751円)へは、53%~89%の引き上げとなるので、2回に分けるようだ。最低の北部のパヤオ(現行159バーツ、約398円)などは、300バーツへは89%の引き上げとなるので、1年目 223バーツへ(+40%、約558円)、2年目300バーツへ(+34.5%、約751円)となるようだ。

前回、2年で+40%、4年かけて全国が300バーツ(約751円)になる案が有力と紹介したが、どうやら、労働側の圧力で、この期間は1~2年に縮められたようだ。労働者側は、「洪水からの回復に労働者も力を入れるため」と言って、来年1月からの全国一斉の300バーツを要求している。

使用者側の案が第2の案だが、これは4年かけて300バーツ(約751円)に持っ て行こうという漸増案。こちらは政府・労働側に押されそうだ。


■決定した最終案

そして、10月17日月曜日、ちょうど北からの洪水が、バンコクの北側にあるタイ最大のパトゥム・タニのナワ・ナコン工業団地を飲み込んだ日に、中央賃金委員会の決定がなされた。

*当記事はブログ「チェンマイUpdate」の許可を得て転載したものです。

在宅でショップ店員になれる?!B2C最大手タオバオの新サービスが働き方を変える……といいなぁ

2010年08月30日

2010年8月30日、アリババグループ旗下のB2Cサイト・淘宝網が新サービス「淘工作」をスタートさせました。(北京晩報

20100830_taogongzuo

淘宝網に出店しているショップが求人でき、消費者が求人に応募できるという仕組み。オープン時点ですでに1万人分弱もの募集がかかっているとか。ネットショップ出店企業による公募ということで、チャットで顧客対応するネットショップ店員(?)のような自宅でできる仕事が結構あるよう。面白いところではモデルなんていうのも。こちらの募集ではネットショップに掲載される写真モデルを捜しているよう。
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