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電子書籍 の記事

異色の中国コミュニティサイト・豆瓣=「ユーザーの質」を頼りに電子書籍に参入

2012年06月13日

Amazonとは異なる電子書籍ストアは可能なのか?中国のコミュニティサイト・豆瓣がちょっとユニークな試みをしている。2012年6月12日、南都週刊が伝えた。

<電子書籍端末>第3四半期は販売台数減少=最大手・漢王がシェア落とす(11年第3四半期)―中国(osschina)

2011年11月21日

■2011年第3四半期中国電子ブック端末市場レポート■

*当記事はブログAndroid/OPhone雑記の許可を得て転載したものです。

チャイナマネーの流れが変わった?株式市場の低迷―中国

2011年06月05日

減速傾向が明確化してきた中国経済。その要因はインフレ対策として政府が経済、金融の引き締め姿勢を明確化していることにある。

2008年の金融危機後、中国は4兆元(約50兆円)の大型経済対策を発表。「世界で最も早く危機から脱した」と自画自賛していたが、ここにきて「あの4兆元で金をジャブジャブにしたことが今のインフレにつながっているのでは」との恨み節も聞こえてきた。


New York City - Lower Manhattan "Wall Street Bull" / David Paul Ohmer


【覇王の敗北】百度が謝罪、電子書籍共有サービスからの海賊版排除を約束―中国

2011年03月26日

ありえねぇ、あの「覇王」百度(バイドゥ)がひざまづくとは……。

と、個人的に驚いたのが26日に中国検索最大手・百度が発表した謝罪声明(財経網)。同社が展開するドキュメント共有サービス「百度文庫」(バイドゥ・ジャパンではBaiduライブラリの名義でサービスを展開)から、3日以内にすべての著作権侵害コンテンツを排除すると発表しました。

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*画像は百度文庫のトップページ

【出版社必見】レイアウトと読みやすさの両立!中国にあった俺的「理想の電子雑誌アプリ」

2010年11月11日

iPad発売で一気に注目を集めた電子書籍。ですが、その実情はまだまだお寒いかぎりで、読める本の数はごくごく少数です。そうした中、比較的出版点数がそろいつつあるのが雑誌分野。マガストアビューンで読んでるという方も結構いるようです。私もミーハーなので飛びついてみたのですが、正直、現状の日本の電子書籍で満足できるものはないと思います。

というのも、雑誌は大判の利点を生かして写真と文章で構成されているわけですが、紙のレイアウトをそのままiPadに載せるためには縮小する必要があり、字が小さすぎて読みにくいことこのうえなし。拡大できるといってもその手間が面倒なうえに、元のサイズに戻さないと次のページをめくれないというバカ仕様が横行していたり。

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*日本の電子雑誌。

また、写真の上に白字で文章が書かれているようなケース(スポーツ誌とかにありがちなアレです)では、紙ですら読みづらいのにiPadではとても読めたものではないというのが本音。むしろ文字主体の本のほうが電子書籍との相性がいいのに、日本の出版社は分かってねーなーと嘆く日々でした。

で、そんな不満から「こんなふうに改良されればいいのに」と妄想を高めていたのですが、なんと!その妄想どおりの素晴らしい電子雑誌がありました!

どこに?

中国に!

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キンドル中国上陸へ=中国語名は「金読」

2010年08月19日

2010年8月18日付新浪網によると、キンドルの中国上陸が明らかになったとのこと。気になる中国名は「金読」(JinDu)です。日本語読みの「きんどく」のほうが原音に近いけど……。

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なおソースは中国のアマゾン子会社・卓越アマゾンの内部文書とのこと。商標は昨年末に取得済みだそうです。

雑誌レイアウトそのまんま、無料の電子雑誌「中国新聞週刊」で写真も広告も楽しめる―中華iPhoneアプリ紹介

2010年08月09日

昨年10月、中国でiPhoneが正式に発売されました。あれから10カ月が過ぎ、中国系アプリもかなり充実してきました。「Kinbricks Now」でも紹介していきたいと思います。

今回は第一弾「中国新聞週刊」です。

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雑誌『中国新聞週刊』は新華社と並ぶ中国二大通信社の一つ・中国新聞社が発行する週刊誌。日本語版の『月刊中国ニュース』も発行されています。官製メディアの雑誌なんてと思う方もいるでしょう。確かにチベット暴動など第一級のメディア規制が敷かれるテーマに関しては当局の意見そのまんまということもありますが、他の問題については行政批判を繰り広げたり、民主化の必要性を主張したりと読み応えがあります。

また1冊100円程度と日本の物価からすれば安いですが、中国ではそれなりのお値段。ターゲットは新中間層なだけに、おしゃれなラグジュアリー製品や高級マンションの紹介記事も結構楽しめます。

世界一の電子書籍大国は中国なの?!デジタル読書を支える海賊版コンテンツ

2010年07月30日

日本は携帯電子書籍の配信で世界をリードしている。アメリカをはるかに超える600億円市場だっ!と言っていた人々の顔面が蒼白になる数字が。中国のデジタル出版物の総売上高は799億元(約1兆円)だそうで。日本なんか鼻息で吹き飛ばせる規模ですね。

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(中国NO1シェアを誇る電子書籍リーダー、漢王電紙書)

中国の09年の新聞・出版業界の総売上高が1兆元(約13兆円)の大台を突破し、増加値(売上総利益)は3000億元(約3兆9000億円)を超え、同時期のGDPに占める割合が約1%になったことを明らかにした。新聞・出版業界が特に発展している地区は、文化活動の盛んな省と東部沿海地区に集中してお り、中でもデジタル出版関連業界の成長が目立っている。

範司長は「09年のデジタル出版物の総売上高は799億4000万元(約1兆392億円)で、全体の経済規模は従来の図書出版物の経済規模を超えた。携帯電話を利用したデジタル著作物の売上高は従来のネットゲームなどの売上高を超え、デジタル出版物全体の24.2%を占めるまでに成長している」と述べ、今 後さらなる発展が見込まれることを明らかにした。

デジタル出版物の売上高が急成長、図書出版物を超える=中でも携帯利用型が活況―中国

日本語・中国語混在の自作電子書籍の作り方=ブログ「Karak」のエントリーから

2010年07月14日

iPad発売で一気に火がついた感がある電子書籍。ブログ「Karak」がePub形式の自作電子書籍の作り方、日本語・簡体字中国語混在環境の構築などについて解説しています。
最近話題の電子書籍を自分でも作成してみたかったので、3年ほど前に訳した魯迅の故郷に少し手を入れてePub形式にしてみた。ePubはXHTMLとCSS、フォント、画像をひとつのフォルダにまとめてZIPで圧縮したようなファイル形式なのでホームページを作ったことのある人間であれば、割合簡単に作成することができる。実際の成果物については以下のリンクからダウンロードしてePub用の適当なビューワで閲覧されたい。

(…)

ePubには複数のフォントを同梱することができる。今回題材に選んだ「故郷」に登場する「」 という漢字は、日本語のフォントには含まれていないため、簡体字用のフォントを追加しておかないと正しく表示されない。日本語のフォントもデフォルトのま まだと読む気がなくなるので、コンテンツにマッチし、かつライセンス的にも気軽に利用できるフォントを追加しておいた方が良い。私は日本語のフォントとし てIPAモナーP明朝を選んだ。ePubにしたときに読みやすくおすすめである。簡体字中国語のフォントは、文鼎(Arphic)提 供の簡体字宋体フォント(AR PL SungtiL GB:フォントファイル名はgbsn00lp.ttf)がファイルサイズがコンパクトで良い。日本語や中国語のフォントはどうしてもファイルサイズが大き くなるので、それを埋め込んだePubファイルも大きくなってしまう。20MBという目眩がしそうなサイズの中国語フォントもそれほど珍しい存在ではない ので、見栄えの良いコンパクトなフォントは貴重である。
(ePub版「故郷」の作成と日中混在の注意点など | Karak)
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