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領土 の記事

中国漁船船長、韓国海洋警察官を殺害=黄海の「漁業戦争」

2011年12月12日

2011年12月12日、朝鮮半島西側の黄海で、不法操業の中国漁船を拿捕しようとした韓国海洋警察職員が死亡する事件があった。中国漁船船長がガラス片を振りまわして抵抗し切りつけられたためで、他1人が負傷した。

「日本が東南アジア侵略」と香港紙がオモシロ報道=中国の巡視部隊、来月からメコンに駐留

2011年11月29日

中国、ラオス、ミャンマー、タイの4カ国によるメコン川合同パトロールが2011年12月15日から始まることが決まった。

日本人が知らない日本外交の真実=「やられた……中国は包囲された」と中国官制メディア

2011年10月27日

我らが日本国の「南進戦略」は今や、中国を全面包囲しつつある……って知っているだろうか?

人民日報日本語版の記事「日本メディア:日本の南進戦略「中国を全面包囲」」を読むとそういうことらしい。

日本政府は最近「南進戦略」を積極的に推進している。フィリピンとは海上情報の共有、同国の沿岸警備隊の訓練への資金援助で合意したうえ、海上保安庁巡視船の基地港を同国に建設することも計画している。さらにベトナムとも海洋戦略安保協定を締結。日越防衛相は南中国海の主権問題における中国の「強勢」に対処するため、政策の歩調を合わせることで合意した。

ということらしい。


040527-N-4104L-006 / Marion Doss

*南シナ海。写真は米軍の船舶。


■日本メディアの正体は「在日中国人サイト」

ちなみにこの日本メディアというのはアジア通信社が運営する華字ニュースサイト「日本新聞網」のこと。在日中国人が書いた中国的視点の記事を取り上げて、「日本メディアが中国を包囲したって言っているぞー!!!」と騒ぐというなんともすばらしいマッチポンプ回路を作り上げている。

台湾活動家を乗せた漁船が尖閣に接近=護衛の台湾巡視船、日本海保と対峙―翻訳者のつぶやき

2011年06月30日

「この時期に保釣」の意味

「なぜこの時期に……」と衝撃を受けた事件が発生しました。

28日、台湾・宜蘭県頭城鎮所属の漁船「大発268」号が出港しました。普通ならなんでもない話ですが、今回は違っていました。 尖閣諸島の主権を主張する中国系活動家「保釣人士」2人が乗り込んでいたことが発覚したのです。彼らは出港前、「釣魚台(尖閣諸島)」海域に行って「釣魚(釣りを)」してくると話していたことが分かっています。


senkakuwan: 尖閣湾 / panna noriko


*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

【写真】中国最大の巡視船「海巡31」ってどんな船?日本の海上警備力よりすごいのか?

2011年06月20日

2011年6月19日、中国海事局の大型巡視船「海巡31」がシンガポール港に到着した。中国が巡視船を外国に派遣するのは初。スプラトリー諸島(南沙諸島)など南シナ海をめぐる問題が注目を集めるなか、海巡31の派遣は主権をアピールし、他国を牽制する狙いがあると見られる。(19日付朝日新聞

さて、この海巡31については、「中国最大」と報じられるばかりで具体的な話があまりないので、簡単にご紹介したい。間違いなどご指摘があれば、コメントをいただければありがたい。

20110620_Patrol boat2

元・海自護衛艦、南シナ海に出動=フィリピン政府が中国を牽制

2011年06月18日

2011年6月17日、フィリピン防衛省のEduardo Batac報道官は、フィリピン海軍艦隊旗艦、フリゲート艦のラジャ・フマボンを南シナ海に派遣することを表明した。このラジャ・フマボンという艦艇はなんと二次大戦にも参戦した経歴の持ち主。以前は日本の海上自衛隊に所属していたこともある。

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*2009年の写真。


「カンボジア人含む外国人3名をスパイ容疑で逮捕」「OISHIが緑茶の炭酸飲料を発売」―タイ・ニュース

2011年06月14日

カンボジア人含む外国人3名をスパイ容疑で逮捕

6月14日のニュースはまず、今年に入って2回に渡り国境紛争の発生したタイーカンボジア国境において、カンボジアのスパイと見られる男性3人が逮捕されたニュースから。

報道によるとシーサケット県においてタイ人、ベトナム人、そしてカンボジア人男性の3名が国境警察によって逮捕されました。3名は逮捕当時に国境軍事施設の要衝が記された地図を持っており、アピシット首相は、カンボジアがスパイ活動をしていた確固たる証拠だとカンボジア政府を非難しています。

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PDNの報道。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。

日本メディアの批判的報道に反論=「中国海軍の第一列島線越えは必然だ」―中国

2011年06月10日

2011年6月9日、日本防衛省は沖縄県・宮古島北東約100キロの公海を中国人民解放軍海軍の艦艇が通過したと発表した。8日に8隻、9日に3隻と過去最大規模。同海域では昨年4月にも中国の艦艇10隻の通行が確認され、話題となった(9日付朝日新聞)。


Battleship / jmd41280

*image


このニュースに対する中国当局の反応を紹介する。

「アピシット首相『2国間で解決すべき』」「息子の逮捕受け民主党議員が立候補辞退」―タイ・ニュース

2011年06月07日

息子の逮捕受け民主党議員が立候補辞退

6月7日のニュースは短めに3つご紹介。すいません、どれを紹介しようか迷いに迷ってこの3つははずせませんでした。

1つ目は総選挙に絡み、息子が逮捕された事で民主党の候補者が立候補を辞退したというニュース。報道によると6月5日、民主党から立候補しているプラチャックチャイ候補が、4日の夜に息子がラチャダー通りソイ10にある自宅駐車場にて麻薬密売容疑で逮捕された事を受け、「民主党に迷惑がかかる」という理由から比例での立候補を辞退しました。

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デイリーニュースの報道。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。

領土問題で中越対立、ベトナムは米国を後ろ盾に強硬姿勢

2011年06月06日

2011年6月3日、アジア・太平洋地域の国防、安全保障担当の閣僚らが意見交換するアジア安全保障会議(シャングリラ対話)が開幕した。南シナ海での中越の対立が高まるさなかでの開催に、改めて東南アジアでの米中対立の構図が浮き彫りとなった。

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*画像は鳳凰網の報道

菅政権の沖ノ鳥島政策に中国が反発=日本の私欲を許すな―翻訳者のつぶやき

2011年06月03日

沖ノ鳥島に対する中国の野望

内蒙古自治区の騒乱などのニュースに目を奪われていますが、それとは別に留意すべき中国の動向があります。それは沖ノ鳥島問題での中国の対応です。

沖ノ鳥島問題に関する日中両国の主張や思惑など詳細については、記事「沖ノ鳥島を巡る動き」を参照してください。簡単にまとめると、現在、沖ノ鳥島は「島」なのか、それとも「岩礁」なのかをめぐり、日中で論戦が繰り広げられています。中国側は軍事的な観点から、沖ノ鳥島を領土と認めたくないとして、近年躍起になって論陣を張ってきました。

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*写真は西陸網の報道。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

「祝宴で空に発砲、落下した銃弾で少女死亡」「タイでも領土問題のビデオ流出?!議員がカンボジア領内にて拘束」―タイ・ニュース

2011年01月05日

善意か売名行為か?!如何にもタイらしいと言えばタイらしい

1月4日は私がタイらしいと思ったニュースを2つご紹介。まず一つ目のニュースはチョンブリ県の高速警察のNaraboon司令官がパタヤ市の初視察を行い、高速警察の隊員に対してコーヒーやインスタントラーメンなどの贈り物をしたという話題。

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PDNの報道。

果たしてこの事がニュースになるのかと思うのですが、PDNのサイトでは一面で紹介されています。果たしてこの贈り物の資金がどこから出たのか、また部下に贈り物をした事を堂々とマスコミで公表して大丈夫なのかと日本人的には思ってしまうのですが、収賄が日常化しているタイでは、純粋に良いボスとして受け取られているようです。なんともタイらしいと言いましょうか。

*当記事は1月4日付ブログバンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。
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