• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

領海 の記事

「中国の漁民がルールを守れるはずがなかろう!」環球時報のスゴい社説―中国(水彩画)

2011年12月15日

■中韓漁業衝突で環球時報が逆撫で社説を披露■

*当記事はブログ「中国という隣人」の許可を得て転載したものです。

【写真】中国国旗を燃やし大使館に車で突撃=激怒する韓国人と中国の反応

2011年12月14日

韓国近海で違法操業していた中国漁船船長が韓国海上警察官を刺殺した問題だが、韓国では「中国国旗を歯で噛み破る」「中国漁船模型をみんなで破壊」「大使館に車で突っ込む」など激しい抗議活動が展開されている。

中国漁船船長、韓国海洋警察官を殺害=黄海の「漁業戦争」

2011年12月12日

2011年12月12日、朝鮮半島西側の黄海で、不法操業の中国漁船を拿捕しようとした韓国海洋警察職員が死亡する事件があった。中国漁船船長がガラス片を振りまわして抵抗し切りつけられたためで、他1人が負傷した。

日本人が知らない日本外交の真実=「やられた……中国は包囲された」と中国官制メディア

2011年10月27日

我らが日本国の「南進戦略」は今や、中国を全面包囲しつつある……って知っているだろうか?

人民日報日本語版の記事「日本メディア:日本の南進戦略「中国を全面包囲」」を読むとそういうことらしい。

日本政府は最近「南進戦略」を積極的に推進している。フィリピンとは海上情報の共有、同国の沿岸警備隊の訓練への資金援助で合意したうえ、海上保安庁巡視船の基地港を同国に建設することも計画している。さらにベトナムとも海洋戦略安保協定を締結。日越防衛相は南中国海の主権問題における中国の「強勢」に対処するため、政策の歩調を合わせることで合意した。

ということらしい。


040527-N-4104L-006 / Marion Doss

*南シナ海。写真は米軍の船舶。


■日本メディアの正体は「在日中国人サイト」

ちなみにこの日本メディアというのはアジア通信社が運営する華字ニュースサイト「日本新聞網」のこと。在日中国人が書いた中国的視点の記事を取り上げて、「日本メディアが中国を包囲したって言っているぞー!!!」と騒ぐというなんともすばらしいマッチポンプ回路を作り上げている。

ベトナム人は中国人とは違う、恨みを水に流す=ベトナム人が見た中越関係―北京で考えたこと

2011年07月11日

「親中国」ベトナム人識者が語る中越関係

先日、記事「【南シナ海問題】ベトナム人が語る中越関係=尖閣諸島から南沙諸島へ」で、ベトナム人識者Vu Cao Phan(漢字に直すと武高潘)氏の発言を紹介しました。

背景や私の考えについては上述記事に書きましたが、せっかくですので、ベトナムメディアに掲載された発言の(ほぼ)全訳を残しておこうと思います。
(原文はこちらのリンクから。本人は中国語には自信が無いということで、ベトナム語から中国語に訳されて放映されたそうです。)

20110704_vu_cao_phan
*Vu Cao Phan氏は電話インタビューという形で出演。でも各国からのあふれる出演者の前に、
取り上げられたメッセージはごくわずか・・・。こちら土豆網から番組が見られます。


*当記事はブログ「北京で考えたこと」の許可を得て転載したものです。

【南シナ海問題】ベトナム人が語る中越関係=尖閣諸島から南沙諸島へ―北京で考えたこと

2011年07月05日

ベトナム-中国のすれ違う対話:「親中国」ベトナム人識者が語る中越関係

またまた南シナ海を巡る中越関係に関して。

昨日、北京に留学しているベトナム人に「ベトナムでは、今、これが見られているんだよ」と教えてもらいました。、あるベトナム人識者が出演した鳳凰TV番組向けインタビューです。
(ちなみに、「中国で一番有名な日本人」加藤嘉一氏も出演)

20110704_vu_cao_phan
*Vu Cao Phan氏は電話インタビューという形で出演。でも各国からのあふれる出演者の前に、
取り上げられたメッセージはごくわずか・・・。こちら土豆網から番組が見られます。

*当記事はブログ「北京で考えたこと」の許可を得て転載したものです。

【南シナ海問題】ベトナムの若者が抱く複雑な中国観―北京で考えたこと

2011年07月02日

中国誌が伝えるベトナムの若者「80後」の複雑な中国観

ハノイでは4週連続で反中デモが実施されました。南シナ海を巡る領土問題に端を発する、中越のいがみ合いはまだ収まる気配を見せません。

日本からの視点では、どうしても中国の勃興とベトナムの抵抗という国際政治レベルの論じ方ばかりになってしまいます。ですが、庶民レベルの感情、特にベトナムの人々はどのように思っているのでしょうか?そして、その気持ちを伝えている中国メディアはあるのでしょうか?

20110702_lao_cai
*ラオカイ国境ゲート。付近の住民は当たり前のように国境を越えている。

*当記事はブログ「北京で考えたこと」の許可を得て転載したものです。

「一緒に日本と戦った戦友じゃないか」米国にすりよる中国の外交姿勢―政治学で読む中国

2011年06月28日

ハワイでの米中高官協議

6月25日、ハワイ州ホノルルで、アメリカのキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、中国の崔天凱外務次官と初のアジア太平洋協議を行いました。中国とベトナムの緊張関係が高まっていることもあり、南シナ海が主要テーマとなったようです。

日本の報道ですが、『msn産経ニュース』の「米中高官協議南シナ海など議論は平行線」が典型ではないかと思います。つまり、アメリカ側が自制を求めたのに対し、中国はあくまで関係する二国間の問題であり、アメリカが関与すべき問題ではないと反論。互いの主張は平行線をたどったというものです。

20110628_china_america
人民日報の報道。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。

日本を越えて外洋に進出せよ!中国メディアをにぎわす「第一列島線」問題―翻訳者のつぶやき

2011年06月24日

「第一列島線」をめぐる攻防

ここのところ中国メディアに頻出している語句があります。それが「第一岛链(第一列島線)」と呼ばれるもの。

第一列島線は、鹿児島沖の琉球諸島から台湾の東側を通り、フィリピンの西側を抜けて南沙諸島の東側までを1つの線で結ぶもので、冷戦時代の米国のトルーマン大統領が共産主義諸国を封じ込めるために作ったいわば戦略ラインです。共産主義国である中国からすれば、「アメリカが勝手に線引きしたもの」という印象に過ぎませんでした。

20110624_the_first_islands _line
環球時報の報道。左側、日本列島下の赤い線が「第一列島線」。


*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。
ページのトップへ