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食品安全 の記事

【中国食品】革靴から作った添加物がゼリー・ヨーグルトに入ってる?!SNSの怪情報が話題に

2012年04月10日

次から次へと食品安全問題が起きる中国。今度はヨーグルト、ゼリーの問題が話題となっている。2012年4月10日、新京報が伝えた。

アスリート対象の「豚肉禁止令」発令=ドーピング薬物に汚染された中国産豚肉

2012年01月22日

中国でおいしい豚肉を食べただけでドーピング検査にひっかかる可能性がある。これがウソのような本当の話なのだ。ロンドン五輪を控えた今、中国国家体育総局はアスリートに「豚肉禁止令」を申し渡していたことが明らかとなった。

妖しく「光る豚肉」は蛍光菌が原因と判明=「安心して食べてね」と中国当局

2011年12月15日

中国で、怪しく「光る豚肉」が話題となっている。13日、北京市食品安全コントロールセンターは「光る豚肉」の検査結果を発表。蛍光菌、P. フルオレッセンスが原因だったと発表した。

【写真】不気味すぎる「光る豚肉」=「半分食べちゃった……」と落ち込む市民

2011年12月13日

2011年12月、北京市で「光る豚肉」が発見された。写真を見ると、まるで満天の星空のような美しさだ。12日、新京報が伝えた。

きれいなものには毒がある?!「美白豚足」にご用心=化学薬品で脱色―北京市

2011年10月19日

2011年10月17日、新京報は、北京市に「美白豚足」が出回っていると報じた。「美白豚足」といっても、コラーゲンの力で美白効果があるというわけではない。売り場に並べた時、見た目がいいように化学薬品で脱色しているのだという。

「通州区八里橋市場で売っている豚足が、透き通るような白さなんだけどなんで?」という市民の疑問に、新京報記者は調査を開始。問題の「美白豚足」を買ってみると、白いばかりか、表面はつるつる。だが臭いをかいでみると、鼻をつく化学薬品の臭いがした。

半月にわたる取材の結果、この「美白豚足」の謎がとけた。


醉蹄膀 Wine Hock - close-up - Auntie's Dumplings AUD5 / avlxyz


臭油魚に重金属カキ=銅濃度は安全基準の740倍に―広東省

2011年10月04日

2011年10月2日、中国新聞網は記事「広東省近海のカキ、銅濃度が基準値の740倍と専門家が指摘」を掲載した。

2010年広東省海洋公報によると、広東省近海にある排水溝の4割では基準値を超えた排水を垂れ流しているという。そのため近海海域の16%が汚染されている。中国科学院南海海洋研究所の黄小平研究員は重金属は海洋生物の腎臓、肝臓、生殖腺、エラなどに蓄積されると話し、市民がよく食べているカキに含まれている銅濃度は安全基準値の740倍、カドミウムで90倍になると指摘している。


上海碳火烧烤生蚝、海鲜2 / 中国北京-Beijing, China


中国メディアの味千ラーメン・バッシングがひどすぎる件=朝日新聞まで加担

2011年07月27日

中国メディアの味千ラーメン・バッシングがひどすぎる!

どんなバッシングになっているのか説明しようかと思いましたが、なんと朝日新聞が人民日報記事の翻訳を転載しているので、そちらを見ていたければ、と。

味千ラーメン 大陸部でのみ品質問題が発生したのはなぜ?
朝日新聞(東方網報道を転載した人民日報記事の翻訳)、2011年7月26日

あるメディアがこのほど、日本式ラーメン・チェーン「味千ラーメン」の豚骨スープは、店舗で煮込んだものではなく、粉末と調味料から作られており、1食分のコストはわずか数毛(1毛は1元の10分の1、約1.2円)であると報じた。味千ラーメン中国本部はこれに対し、「スープは濃縮液を還元したものであり、この濃縮液は豚骨を煮込んで得られたもの」と回答。しかし、検査によるとラーメン1食分に含まれるカルシウムはわずか48.5ミリグラムだったが、味千ラーメンのホームページでは1600ミリグラムと書かれていた。東方網が伝えた。

味千ラーメンはこれまでずっと、「栄養豊富」というイメージをアピールする一方、大陸部の一般的な麺料理店と比べると高価なラーメンを打ち出してきた。この味千ラーメンに対して今、かつてない疑問の声が上がっている。


味千拉面 / livepine


安すぎる肉まんにご用心!新華網が恐怖の病原菌挽き肉をスクープ―中国

2011年07月15日

2011年7月12日、新華網は「暴利を貪る『血脖肉』肉まん」と題した調査記事を掲載した。リンパや脂肪瘤、甲状腺など病原菌を多く含んだ部位が、山東省の肉まん店に出回っているという。


學包子 / ddio.tw

大手食肉企業、「病原菌付き豚肉」を出荷=抜き打ち検査も後ろ盾がいれば大丈夫!―中国

2011年07月01日

2011年6月30日、華商報は、大手食肉加工品企業・雨潤食品集団旗下の渭南生秦肉類加工有限公司(以下、「生泰社」)の「問題豚肉」について報じた。病原菌を大量に含む部位を切除しないまま販売していたり、冷凍設備を備えない車両で輸送していたりといい加減きわまりない管理だったという。


Pig / David Rasch


【中国食品】青々と新鮮な中華チマキの葉は硫酸銅で着色されていた

2011年06月07日

旧暦5月5日(2011年は6月6日)は端午節。中国ではドラゴンボートレースなど各地でさまざまな風習、催し物があるが、中でも最も有名なのはチマキだろう。青々とした竹の葉にくるまれたチマキを見ると、童心をくすぐるというか、なにかワクワクするものを感じる。だが、中国恒例の食品安全問題がチマキにもつきまとっていたようだ。

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*画像は半島都市報の報道

爆発スイカの風評被害ともっとトンデモないイカサマ・スイカ―北京文芸日記

2011年05月25日

爆発スイカの余波

日本でどれほど話題になったのかわかりませんが、個人的に今月一番気になったニュースがこれです。

不思議なスイカ爆発事件=ナゾの“膨張剤”は日本でも普通に使われていた―中国(KINBRICKS NOW、2011年5月19日)

先日買った新聞に、“爆発スイカ”関連ニュースが載っていたので、ご紹介します。

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*画像は華声在線の報道

*当記事はブログ「トリフィドの日が来ても二人だけは読み抜く」の許可を得て転載したものです。

不思議なスイカ爆発事件=ナゾの“膨張剤”は日本でも普通に使われていた―中国

2011年05月19日

「中国のスイカが爆発」というニュース、日本のテレビニュースでも扱われるなどちょっとした盛り上がりです。まあ、スイカが爆発するというだけでも異常事態なのに、「スイカ用膨大剤」なるナゾの薬品が使われているとなれば、「ほら、また中国がやらかした」とぶったたけるちょうどいいネタなのでしょう。
(参考リンク:「畑でスイカが爆発!「最新の食品安全スキャンダル」は生長調節剤が原因?―江蘇省丹陽市」)

ちょっと問題なのは、中国メディアが農薬や化学薬品に対して知識ある記者が少ないこと。かなりいい加減な報道が飛び交い、それに釣られた海外メディアも怪しげな報道を積み重ねているという状況に(当サイトも努力していますが、釣られることもしばしば)。今回の「爆発」もナゾの薬品が原因の可能性は低いように思われます。

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*画像は華声在線の報道

北京ダックにご用心!激安真空パックは“全部”ニセモノ―中国北京市

2011年05月18日

北京の土産物屋をのぞけば、必ず売っているのが真空パックの「北京ダック」。北京一の名店として知られる「全聚徳」ブランドがずらりと並ぶ。お店で食べるよりも、ずっと安いというお得な一品だ。だが、販売されている“激安”製品は全部、劣悪なニセモノ製品だという。2011年5月18日付新華網を参照した。


烤鸭皮 Crispy Roast Duck Skin - Quanjude Melbourne / avlxyz


【中国食品】5日間で3トンが破裂!“爆発”するスイカって本当ですか?―中国江蘇省

2011年05月13日

畑に植わっているスイカが次々と”爆発”する不思議な事件が起きているそうです。江蘇省鎮江市では5日間になんと3トンものスイカが”爆発”したのだとか。2011年5月13日付華声在線13日付中国新聞網を主に参照しました。

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*画像は華声在線の報道

ニセ豚足の作り方=亜硝酸塩と過酸化水素水で誰でも簡単クッキング―中国重慶市

2011年05月12日

2011年5月11日、重慶時報はニセ豚足製造業者の摘発を報じた。

重慶市雲陽県双江鎮青龍街道楊沙村。ここにニセ豚足製造工場があった。4月26日に地元工商局は無認可で操業されている、この工場を発見。約70キロのニセ豚足を押収した。皮付きの冷凍豚肉を過酸化水素、亜硝酸塩、着色料スチルベン・イエローなどにつけ込み、綿糸で形を整えてやると、ニセ豚足が完成するという寸法だ。

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*画像は重慶時報の報道



<続報>【中国食品】政府高官専用の「安全農園」があった=潜入取材でスクープ―中国

2011年05月09日

昨日公開の記事「中国で一番安全でおいしい野菜!極秘の共産党幹部専用農場は実在した」で取り上げられていた南方週末の記事「”こっそりと”やる野菜作り」がそこそこ話題となっていたので、かなりの長文ですが全訳してみました。

記事は、「税関ビニールハウス」という北京税関自らが運営する農場への潜入取材と、政府機関ご用達食品の制度、歴史に関するまとめという構成です。


100_0650 / kafka4prez


まだまだ終わらないメラミン入り粉ミルク事件=中国製品信頼回復の道遠く―翻訳者のつぶやき

2011年01月17日

国産粉ミルクに対する遠い信頼回復の道

昨年2月以来当ブログで何回も取り上げてきたメラミン入り粉ミルクの問題。わたしは、中国国務院が13日に発表した報告でその問題がいまだ未解決であることを再確認しました。


Bean Stalk(雪印)罐裝奶粉820g (0-9個月) / sephkstore


国務院食品安全委員会弁公室は13日、2010年7月に今年7月に青海省で、例のメラミン入り粉ミルクを使用して自社製粉ミルクを生産・販売したとして、メーカーが取り締まりを受けた事件以降、メラミン入り粉ミルクを使用して乳製品などを製造・生産していた事件を集中的に摘発してきた、として、その成果を報告しました。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。

【ニセモノのニセモノなのだ】ニセ卵騒動の真相=詐欺業者とメディアの共犯関係―中国

2010年12月28日

中国といえばニセモノ大国。ブランド品のニセモノなんてネタはもう話題にすらならず。最近では巨大ニセガンダムが話題となりましたが、何より恐ろしいのがニセ食品。先日取り上げたニセワインなんてのもその一つ。健康被害があるやもなどと言われると、ビビってしまいます。

一方で、中国のみならず日本中を驚かせた段ボール肉まん事件がやらせだったなんて話もありました(参考リンク:「<中国食品>「段ボール肉まん」はやらせ!“大スクープ”のテレビ局が謝罪―北京市」レコードチャイナ、2007年7月19日)。テレビ局がスクープを取るために無理やり事件をでっちあげたという話。「いや、テレビ局がじかに取材できずやらせをしてしまったが、以前には本当に段ボール肉まんを売っている人はいたのだ」と反論する人もいますけどね。とりあえず「ニセ・ニセ食品事件」であったと言えるでしょう。

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画像は中国広播網の報道。ニセ卵。

で、今回はこれまた日本で一世を風靡した中国ニセ卵ネタについて。これもまた「ニセ・ニセ食品事件」的な要素が色濃い事件であると、中国中央電視台(CCTV)の報道番組「焦点訪談」が報じています。

屋台の串焼きが安くておいしい秘密=腐った肉を新鮮に変える魔法の粉とは―中国

2010年09月22日

2010年9月22日、揚子晩報は記事「悪徳串焼き屋台が使う『肉柔らか粉』、腐った肉が新鮮な肉に変身=メディアが内幕を暴露」を掲載した。以下はその抄訳。

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*天津で食べた羊肉串。

山東省青島市のメディアが悪徳串焼き店の手口を報じた。内幕を暴露したのは元店員。中国の屋台で売っている串焼き。安い値段の秘密は「肉柔らか粉」(中国語で嫩肉粉、松肉粉)と呼ばれる粉にあるという。ある調味料卸問屋を訪ねると、6~7種類もの「柔らか粉」が並んでいた。値段は250グラムで4~15元(約51~190円)程度。レストランの肉のように柔らかくなるのかと問屋経営者に尋ねたところ、多くのレストランや屋台で使われているもので、効果は間違いないと太鼓判を押した。
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