• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

香港 の記事

「外国」を理解することの難しさ~雨傘革命と台湾地方選挙を実例に(高口)

2014年12月27日

星海社のサイト、ジセダイ総研に記事「「外国」を理解することの難しさ~雨傘革命と台湾地方選挙を実例に」を寄稿しました。

外国の事件って、“日本人が興味のある切り口”じゃないとなかなか日本のメディアは記事にできないものでして。

例えば台湾のひまわり学生運動は日本でも相当量報道されてご存知の方は多いと思うのですが、それと同等以上に台湾の選挙に影響を与えた地溝油事件についての報道はかなり少ないものでした。



 

台湾統一地方選挙から考える、中国の「アメとムチ」はなぜ効かなくなったのか?(高口)

2014年11月20日

2014年11月29日、台湾では統一地方選挙が実施される。第2期馬英九政権がちょうど折り返しを迎えた中でその評価が問われる選挙となりそうだ。

という真正面からの話は別にしてちょっと気になる話があったので紹介したい。ポイントは「中国のアメとムチは効かないのか?」、だ。

香港・雨傘革命、「中心なき運動」とその限界(高口)

2014年11月12日

香港・雨傘革命が膠着状態に陥る中での行き詰まりについて、先日香港を訪れた体験をもとにまとめました。

香港・雨傘革命はなぜ失敗したのか? 理性的・自発的運動とその弊害

雨傘革命は組織動員型ではなく群衆参加型の形態をとっています。夜になるとふらりと現場にやってきて数時間だけ滞在する……といった、仕事をこなしながらも出来る範囲で支援している人の姿などはとても感動を与えるものなのですが、その一方で長期化するにつれ、決定ができないという弊害が表面化してきました。また平和非暴力、反中国政府・反中国人をスローガンにしないという了解も崩れつつあります。

香港のデモは「違法行為」なのか?社会契約論とコモン・ローから考える(高橋)

2014年11月12日

香港での民主主義の選挙を求めるデモ活動に対し、「違法行為」との見出しが特に中国(中国共産党統治圏を表す。以下同じ)で見られる(1)。ではこれは本当に違法行為なのだろうか。結論から言えば、イギリス式「コモン・ロー」の適用を認めている香港では違法行為とは言えないだろう。それを解説してみよう。

実効性よりもメンツ、中国政府の「悪手」が招いた香港・雨傘革命(高口)

2014年10月08日

星海社のサイト「ジセダイ総研」に記事を寄稿しました。

中国政府の「悪手」が招いた香港・雨傘革命
香港政府のトップ、行政長官選出選挙に「真の普通選挙」を導入して欲しい。数万人の香港市民が香港中心部の主要道路を占拠する「雨傘革命」が続いている。

民主主義を求める香港市民の怒りが爆発した――というほど単純な話ではない。活動参加者は決して一枚岩ではないし、中国経済への依存を理解し受け入れている人も少なくない。そうした中でこれほどの抗議活動が生まれた決め手となったのは、香港政府と中国政府による「悪手」だ。

いったいどのような「悪手」が指されたのか、そこから私たちは何を学ぶべきなのかを考えてみたい。

香港の自由が危ない、中国政府が編集者逮捕と脅迫電話で習近平批判本の出版差し止め

2014年02月18日

■香港の自由が危ない、中国政府が編集者逮捕と脅迫電話で習近平批判本の出版差し止め■

反日でもヤクルトはやめられない?!美白豊胸にまで効く中国のヤクルト信仰

2012年10月01日

「中国本土人は日本製品ボイコットを叫んでも、「ヤクルト」を飲まないわけにはいかない」

香港のパロディ・二次創作が壊滅する?!著作権法改定案にネット民が抗議運動

2012年05月02日

2012年4月30日、香港で「著作権(改訂)条例草案」反対のデモが開催された。

「中国人は醜いイナゴ」香港で高まる反中感情=募金を募り新聞に意見広告

2012年02月01日

2012年2月1日、香港紙アップルデイリーに、中国本土人の越境出産に抗議する意見広告が掲載された。2012年、香港の「反中感情」が表面化し注目を集めている。

「香港人は犬畜生」天安門事件参加者から北京大学教授になった男の「暴言」―中国

2012年01月23日

最近、香港の反中感情の高まりに関するニュースが複数伝えられているが、新たな燃料が投下された。ネット動画を発端に、北京大学の名物教授があおり立てた「香港・大陸罵倒合戦」である。

吉野家(香港)がプチ炎上?!メニュー改悪に怒ったネット民たち

2012年01月08日

2012年1月、吉野家香港のフェースブックページが軽く炎上している。メニューを簡体字と英語表記のみに切り替え、香港で一般的に使われている繁体字を廃止するとネット掲示板で噂が広がったためだ。

中国人妊婦が香港の病院を占拠=困った現地政府は温家宝に直訴(水彩画)

2011年12月28日

■大陸妊婦の香港出産問題。大陸側からの規制は来るか■

*当記事は2011年12月28日付ブログ「中国という隣人」の許可を得て転載したものです。

ウィキリークス情報にキレた中国政府=過敏な反応の理由とは?!―中国コラム

2011年09月28日

■中国様がウィキリークスにキレる■

世界各国に点在する米国領事館員が現地政府や国内事情をひたすら本国に送信しまくっていた米外交公電。流出した25万件もの公電をすべてウィキリークスが公開したことで、大変な騒ぎとなっています(ウィキペディア「アメリカ外交公電ウィキリークス流出事件」)。

中国も被害に遭った国の一つ。まじめなネタもありますが、

・中国でのグーグル閉鎖は、自分の名前でググッたら悪口だらけだった李長春が命じた
・胡錦濤がCCTV(中国中央テレビ)の女子アナと不倫していた

といった女性自身みたいなゴシップネタまでずらり。日刊ゲンダイみたいなネタを領事館員が真顔で暗号化して本国に送信している姿を想像すると胸が熱くなります。

さて、中国外交部の香港出先機関である駐香港特派員公署がウィキリークスに抗議しています。ゴシップネタに対して、ではありませんが。

20110927_hong_kong
*陳日君、李柱銘、黎智英(左から)。


*当記事はブログ「中国という隣人」の許可を得て転載したものです。

アジア最大級のアニメイベント、香港の「Ani-com」に行ってきた―北京文芸日記

2011年08月07日

香港は想像以上にデカかった

7月30日と31日に休日を利用して香港に行ってきた。実は香港に行くこと自体が目的の今回の小旅行。土曜はシンセンに宿泊して、翌日の日曜に香港に行ってその日の夕方にシンセンに戻るという日帰り旅行だ。もっと時間があったら香港に泊まって色々と探索してみたかったんだけど。

余りの疲労と熱気で夏バテを起こしたおかげで、香港へ行く前日まではシンセンから香港への出国ゲートをくぐったら踵を返して中国に再入国してやろう、とすら考えていた。ただ、日帰りとは言え香港旅行なのでそれなりに満喫しなければ損。

20110807_hong_kong1

そこでシンセンのホテルでネットを繋ぎ、香港についていろいろ調べているうちに変わったイベントの情報を発見する。それが『香港動漫電玩節』だ。

*当記事はブログ「トリフィドの日が来ても二人だけは読み抜く」の許可を得て転載したものです。

「金を払わなければヌード写真をばらまく」グラビアアイドル恐喝の歌手を逮捕=写真の入手ルートは?―香港

2011年06月30日

「金をはらえ!さもなければヌード写真をばらまくぞ」

ネット全盛時代の今、こうした脅迫事件はそう珍しいものではなくなってしまったかもしれない。だが、脅されたのがグラビアアイドルとなると話は別だ。しかも、脅迫者は複数のグラビアアイドルのヌード写真を持っていたという。どのようにして写真を入手したのだろうか?

2011年6月29日付中国新聞網を参照した。


车模 / 中国北京-Beijing, China


「バラマキ政策を討て!」リアルセクシーヒーロー・紫荆侠が本当に訴えたかったこと―香港

2011年06月03日

最近、中国語圏メディアをにぎわしているのが、香港の女性ヒーロー・紫荆侠。セクシースーツから巨乳をあらわとした姿で、貧困者にお金と食事を配る慈善活動を行っている。巨乳とセクシーなスタイル、そして正体ばかりを話題とされているが、実は香港政府のバラマキ問題を鋭く追求する社会派ヒーローなのだ……多分。

20110602_zijingxia1
ページのトップへ