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2010年11月24日
2010年09月08日
2010年9月6日、安徽省安慶市で1000人以上の高校生が参加したデモが行われた。
デモの発端となったのは4日夜の交通事故。安慶市第十一中学(中国語の中学は、日本の中学校と高校の双方を含む)の王書林くんと夏致遠くんが自習を終えて電動自転車で帰宅中、乗用車と激突した。王くんは死亡、夏くんも病因に運ばれる大怪我を負った。
車を運転していたのは現地の官僚だった。事故の直前にドラッグの「K粉」(ケタミン)を服用していたという。事故後、官僚は被害者家族に賠償するどころか、別人に罪を着せ、罪を逃れようと画策していた。
これに怒ったのが第十一中学の学生たち。6日夜、1000人もの生徒たちが「真実を明らかにせよ」「でてこい!政府」などと書かれた横断幕を手に、学校か ら市政府までデモを行った。多くの市民が見守る中、警察も出動。市中心部の繁華街は閉鎖され、車両の出入りが禁止されるなどの騒ぎとなった。
生徒たちは市政府庁舎内に突入しようとしたが、警察に制止された。そのままデモは翌日未明まで続き、ついには肖起英市長自らが登場、生徒たちと対話した。デモは解散したが、生徒たちは市政府がもし不公正な処理をするのならば、またデモをすると話している。
2010年9月8日 香港紙・明報