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高校 の記事

「早恋」禁止!恋愛メモ渡した生徒に自主退学を勧告―中国・山東省

2010年11月24日

中国語には「早恋」という言葉があります。意味は「幼い恋愛」。基本的に否定的な意味で使われます。

以前の中国ならば、大学生同士の恋愛も御法度。ばれれば、分かれさせられたり、成績評価に影響したり、奨励金をもらえなくなったりとさまざまなペナルティがありました。今も大学生同士の恋愛に批判的な人も少なくないようですが、ま、現実的には彼氏彼女がいる人が相当数のようです。


恋愛成就 / amika_san


というわけで、今、「早恋」といえば高校生同士の恋愛を指すわけですが、なにせ「科挙の国」中国の厳しい競争に挑む受験戦士たち。教師も保護者も妨害に全力をあげています。というわけで、今回は日本じゃ考えられない「恋愛妨害」についてご紹介します。2010年11月21日付済南時報の記事「高校生が女子同級生に『恋愛メモ』渡し=学校側は自主退学を要請」を参照しました。

高校生1000人がデモ、市長との対話を実現=同級生を殺したトンデモ官僚の処罰を要求―中国・安徽省

2010年09月08日

同級生の死に怒った高校生がデモ、市長をひっぱりだすという偉業をなしとげています。

20100908_youxing


2010年9月6日、安徽省安慶市で1000人以上の高校生が参加したデモが行われた。

デモの発端となったのは4日夜の交通事故。安慶市第十一中学(中国語の中学は、日本の中学校と高校の双方を含む)の王書林くんと夏致遠くんが自習を終えて電動自転車で帰宅中、乗用車と激突した。王くんは死亡、夏くんも病因に運ばれる大怪我を負った。

車を運転していたのは現地の官僚だった。事故の直前にドラッグの「K粉」(ケタミン)を服用していたという。事故後、官僚は被害者家族に賠償するどころか、別人に罪を着せ、罪を逃れようと画策していた。

これに怒ったのが第十一中学の学生たち。6日夜、1000人もの生徒たちが「真実を明らかにせよ」「でてこい!政府」などと書かれた横断幕を手に、学校か ら市政府までデモを行った。多くの市民が見守る中、警察も出動。市中心部の繁華街は閉鎖され、車両の出入りが禁止されるなどの騒ぎとなった。

生徒たちは市政府庁舎内に突入しようとしたが、警察に制止された。そのままデモは翌日未明まで続き、ついには肖起英市長自らが登場、生徒たちと対話した。デモは解散したが、生徒たちは市政府がもし不公正な処理をするのならば、またデモをすると話している。

2010年9月8日 香港紙・明報
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