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高速鉄道 の記事

人民日報スクープ!高速鉄道用トンネルのドイツ製部品に品質問題発覚→中国製ニセモノでした……

2012年05月31日

またまた中国高速鉄道の安全問題が浮上した。トンネルに使われているドイツ製部品が基準値を満たしていないことが発覚したためだが、どうやらこの部品、ドイツ企業が生産したものではなく海賊版だったようだ。

東南アジアの高速鉄道建設計画=その裏に見える中国の野心(ucci-h)

2012年01月08日

■ラオスからタイへ、インドシナ半島縦断高速鉄道の建設を手がける中国■

  *本記事はブログ「チェンマイUpdate」の2011年12月31日付記事を許可を得て転載したものです。

サーバーダウンにニセ身分証問題!中国高速鉄道のネット切符販売はトラブル続出

2012年01月03日

2012年1月1日、実名制、ネットでの切符販売が中国高速鉄道全路線で実施されたが、早くもトラブルが相次いでいる。

中国高速鉄道で人身事故、1人死亡=血まみれのまま走り続けた列車

2011年12月29日

2011年12月29日、福建省の高速鉄道で人身事故が発生、男性1人が死亡した。死亡事故が起きたにもかかわらず、列車は18分間停車しただけだった。東南網が伝えた。

トラブル多発の新型高速車両をリコール=故障発生率は基準値の9倍に―中国

2011年08月12日

2011年8月11日、中国北車集団は、中国国産高速鉄道車両CRH380BLのリコールを中国鉄道部に申し入れた。12日、東方早報が伝えた。

7月23日の追突事故以来、複数の問題点が一気に浮上した中国高速鉄道。報道の数が多すぎて混乱するところもあるので、問題点を整理してみよう。現時点では以下3点の問題があるものとみられる。

(1)信号機の故障と人為的ミスが複合して起きた7月23日の追突事故
(2)6月30日開業の北京・上海間高速鉄道の停電、遅延トラブル(車両の問題)
(3)北京・上海間高速鉄道での停電、遅延トラブル(給電設備の問題)

追突事故の問題に関心が集中するのはいたしかたないところだが、(2)(3)の問題も十分深刻だ。中国鉄道部は「車両に問題はない」との立場を表明してきたが、状況は9日に一変する。


CRH3 at Beijing South train Station / olekvi


「高速鉄道は減速せよ」パフォーマンスの裏側に見える本当の狙い―中国

2011年08月11日

2011年8月10日、中国高速鉄道を議題に国務院常務会議が開催された。既存線路の全面的安全検査、建設予定路線の安全評価再実施、そして新設高速鉄道開業時の速度を引き下げる方針が決定された(国務院公式サイト)。

また中国鉄道部の盛光祖部長は新華社の取材に答え、高速鉄道の最高時速引き下げを発表した。設計最高時速350キロの路線は300キロに、250キロの路線は200キロに、200キロの路線は160キロにそれぞれ減速することになる(国務院公式サイト)。

なお350キロ路線については以前から300キロに減速されていたので、現状維持という方針だ。もっとも建て前とは別に350キロ前後の速度を出していたようなので、今後は制限を徹底するという可能性はある。
(参考:時速300キロ制限だけど360キロ出してみた=中国高速鉄道のいい加減さがスゴイ


D305 - Beijing to Shanghai train / gmoorenator

平均乗車率107%の真実=北京・上海間高速鉄道は満員なの?がらがらなの?―中国

2011年08月02日

6月30日に鳴り物入りで開通した北京・上海間高速鉄道。東方早報は相次ぐ停電、遅延トラブルを受け、車内はがらがらと伝えたが(レコードチャイナ)、MSN産経は「ほぼ満席」と報道。乗客がいるのか、いないのか、メディアによって食い違うよくわからない状況が続いている。

さらに中国鉄道部は7月の平均乗車率は107%と満席以上だったと発表し、さらに混乱を深めた(中国広播網)。がらがらなのか、それとも立ち席が出るほどの人気なのか、真実やいかに?


李倩 / Radio Nederland Wereldomroep


【高速鉄道】安全装置をオン→即トラブル発生?!追突事故と同路線で大規模な遅延―中国

2011年08月02日

2011年8月1日、先月23日に追突事故が起きた寧波・温州間線路及び上海・寧波間線路で、大規模な列車の遅延トラブルが発生した。一部では信号システムのトラブルが原因だと報じられている。

2日付温州網によると、1日に遅延した列車は10本以上に及ぶという。温州南駅は始発列車の出発が遅れたことから、出発を待つ乗客でごった返した。また乗客の証言によると、出発した列車も臨時停車を繰り返し、時刻表から大幅に遅れたもようだ。


China`s fastest train / sanfamedia.com

【鉄道追突】同人絵師たちの風刺マンガ=「自虐魂」で鉄道部を嗤う―中国

2011年07月31日

23日に起きた中国高速鉄道追突・転落事故から1週間以上が過ぎたが、中国ネット民の関心はまったく衰えていないようだ。ストレートな怒りを表明する声、国の体制の問題を指摘する声などさまざまな意見が表明されているが、その中の一つの手法として、事件を笑いのネタに変える政治風刺がある。

2011年7月30日、中国語ブログ「中政駅 第2月台 Teingrad」は、同人絵師による風刺漫画を紹介している。

20110731_fengci1
*中国でも人気のアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のパロディ。列車頭部が破壊され埋め立てられた事件の風刺。

【鉄道追突】時速300キロ制限だけど360キロ出してみた=中国高速鉄道のいい加減さがスゴイ

2011年07月28日

ブログ「大陸浪人のススメ」管理人にして、作家として活躍中の安田峰俊さんは現在、中国出張中。トラブル続きの中国高速鉄道にも乗車されたそうですが、そこでちょっとありえないものを見てしまったそうです。

それが下記の写真。最高時速300キロに制限されたはずの高速鉄道で339キロを出しています。写真には撮っていませんが、345キロにまで上がったのだとか。日本新幹線だと、自動列車制御装置(ATC)により、許容速度以上がでると自動的に減速する仕組みがあります。この速度はいったいなんなんでしょうか?

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【鉄道追突】改革をしなければ中国という国自体が脱線することに=人気作家・韓寒が共産党批判

2011年07月28日

鋭い風刺で知られる若手小説家、コラムニストの韓寒。2000年、まだ18歳という若さで小説『三重門』でブレイク。そのブログ(音楽あり、注意)の累積アクセス数は今年初頭に4億PVを突破するほどの人気だとか。
(『三重門』の邦題は『上海ビート』。絶賛絶版中。他の本も訳される気配が一切なし。なんででしょう?どっか出してくれないですかね。ついでに私を訳者として起用して欲しい(笑))

若くしてブレイク。でもってイケメン。テレビCMにも出演し、プロのカーレーサーとしても活動したりも……と、経歴だけ見ると明らかに私の嫌いなタイプなのですが、確かに発想力、文章力ともに抜群なので認めざるを得ない作家です。

さて、その韓寒がブログに「バラバラの国」という高速鉄道追突事故ネタのエントリーを掲載。危険球過ぎて速攻削除されましたが、各所に転載され注目を集めています(グーグル検索)。昨日のNHKニュース9でも取り上げられていたほどの盛り上がりなので、ここは一発紹介してみます。

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*中国ネット民が作った「高速鉄道追突事故の真相」画像。猫撲論壇より。

北京・上海間高速鉄道、連日の停電=不具合で停車も乗客の抗議で再発車―中国

2011年07月27日

2011年7月27日、北京晨報は、上海虹橋発北京南行きの北京・上海間高速鉄道G18が2回にわたり臨時停車したと報じた。

G18は午後3時に上海を出発。午後7時55分に北京に到着する予定だったが、到着は50分弱遅れた。その原因は臨時停車。上海駅を出発してまもなく昆山駅で臨時停車したという。その後、乗客の猛烈な抗議により再び発車したが、やはり不具合があったのか、昆山南駅で再び停車した。その後、40分にわたり前半部分の車両が停電したという。


天津站,和谐号 / 墨色鲜艳


北京・上海間高速鉄道で再び停電事故=ネット民がマイクロブログで実況―中国

2011年07月25日

中国高速鉄道の追突・転落事故に注目が高まっている中、その前から話題となっていた北京・上海間高速鉄道の停電事故が再発している。財経網によると、25日には杭州発天津西行きのG44、上海虹橋発北京南行きのG4、G20、G164、天津西発上海虹橋行きのG213、杭州発北京南行きのG40、天津西発杭州行きのG43などの列車が停車する事態となった。

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停車した列車の一つ、G44に乗り合わせていたネット民「孤単的深藍」さんがマイクロブログ・新浪微博で実況しているので、ご紹介する。

【高速鉄道追突事故】運転士の研修期間はたったの10日?!怒れるネット民、プロパガンダ記事をやり玉に―中国

2011年07月24日

2011年7月23日夜に発生した中国高速鉄道の追突・脱線事故。24日午後4時現在で35人が死亡、210人負傷と報じられている(中国新聞網)。車両の位置を把握し、ストップをかける制御装置がなぜ働かなかったのかなど、原因究明は今後の課題となるだろう。

大惨事となった今回の事故で、中国高速鉄道に対する不信感は極限にまで高まっている。なにせこれだけの事故、北京・上海間高速鉄道の停電などとはわけが違う。今回は怒りに燃える中国ネット民の矛先が向いた2つの「プロパガンダ記事」を紹介する。

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中国新聞網の報道。

トラブル3件が一気に発生=5日で6件!止まらない高速鉄道の不祥事―中国

2011年07月15日

故障続きの北京・上海間高速鉄道だが、14日には3回のトラブルが発生していたことが明らかとなった。10日から14日までの5日間で6回の故障が発生。いずれも大幅な遅延が記録されている。2011年7月14日、中国経営網が伝えた。


武汉站 / chinnian

北京・上海間高速鉄道の車両トラブルはセンサーの故障とソフトウェアの欠陥が原因―中国メディア

2011年07月15日

2011年7月14日、財新網は、12日に起きた中国最新鋭高速列車CRH380Bのトラブルの原因はセンサーの故障と制御ソフトウェアの欠陥によるものと報じた。

6月30日に鳴り物入りで開業した北京・上海間高速鉄道だが、10日と12日に停電トラブル、そして13日には車両トラブルが発生している。

 
CRH3 at Beijing South train Station / olekvi

世界最速車両CRH380が故障、乗客は別列車に乗り換え=ネット民の実況を訳してみた―中国

2011年07月13日

10日、12日と相次ぐ故障が話題となっている北京・上海間高速鉄道。ネット民のマイクロブログへの書き込みによって、13日にも故障が起きていたことが発覚した。報じられたトラブルは開業2週間で3回目。2011年7月13日、毎日経済新聞が伝えた。


China`s fastest train / sanfamedia.com

【中国高速鉄道】「停電?事故のうちに入らない」「ちなみにパクリもないぞ」中国人研究者吠える

2011年07月13日

2011年7月10日、北京・上海間高速鉄道は山東省済南市付近で雷雨のために停電、運行を停止した。12日には安徽省宿州市付近で給電システムの故障により、やはり停電。エアコンが止まり蒸し風呂となった密閉型車両の中に乗客が閉じ込められる事態となった。

開業から2週間足らずの間に2回も停電したことで、中国ネット民の間では「ほら見たことか、高速鉄道はやっぱり危険やったんや!」「2200億元(約2兆6400億円)もぶっこんでなんちゅうもんを作ってくれたんや」と怨嗟の声が渦巻いている。

12日、人民網は記事「停電はむしろ中国高速鉄道安全システムが信頼できることを証明した―日中高速鉄道技術研究者」を掲載、ネット民の反応とは180度異なる視点を提供した。


京津城际和谐号在天津站 / 墨色鲜艳

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