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黒社会 の記事

官僚を辞めてマフィアのボスになった男=地方官僚と黒社会の結託―中国

2012年01月17日

地方官僚が黒社会(マフィア)の保護者になっているのは中国ではよくあること。今回、さらに一歩進んで、元官僚が自ら 黒社会を組織していたという画期的なニュースが報じられた。2012年1月16日、中国広播網が伝えた。

【孔明の罠】ド田舎で本当にあったリアル仁義なき戦い―中国・雲南省

2010年11月21日

2010年11月20日、午前9時。

雲南省紅河ハニ族イ族自治州瀘西県旧城鎮の小松地炭鉱に30台以上ものワゴン車が押し寄せた。車から降りてきた男たちは、手に大きな刀や鉄パイプ、棍棒を握りしめていた。



「兄弟、おまえはやりすぎたんや。」

鄭春雲はそうつぶやくと、くわえていたタバコを吐き捨てた。もともと小松地炭鉱は、鄭が経営する躍進炭鉱の通風口でしかなかった。後に採掘口として転用されるようになり、別々の炭鉱となったが、いわば同じ一家だったのだ。

しかし、近すぎた関係は逆に不幸を招いた。両炭鉱の坑道はいたるところでつながり、石炭をめぐって両者の関係は悪化していた。今日という今日は許すことはできない。決着をつけるため、鄭はこの地にやってきた。

「やれ。」

鄭の号令一家、男たちは手近にあったタコ部屋に躍り込んでいく。だが、その勢いは空回りすることになる。小屋の中はもぬけのからだった。

「どこに行きやがった……」

そうつぶやく鄭の鼻が、嗅ぎ慣れたあの臭いをとらえた。炭鉱ではいつも漂っているあの火薬の臭いだ。





「しまった!これは孔明の罠だ!」


時既に遅し。轟音と爆風に巻き込まれ、意識が遠のく中、郭は小松地炭鉱のボス・王建福が高笑いしている姿を確かに見たのだった。。。

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雲信網の報道。上は爆発で吹き飛んだタコ部屋。下は負傷者。

「なに人のシマあらしとんねん」で集団暴行=ヤクザ?いいえ警官です―中国・江蘇省

2010年08月20日

2010年8月19日、江蘇省泰州市靖江市公安局はインターネット掲示板で話題となっていた「警官同士の暴行事件」について事実と認め、新区派出所の責任者と警官に職務停止処分を科したと発表した。事件はたんなるミスと弁明しているが、その背景には深い闇があるとの疑念もただよう。20日、人民網が伝えた

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*写真は中国警察。

ネット掲示板に書かれた事件の推移は以下のとおり。今月7日午前0時前後、靖江市城東派出所は、新区にあるサウナが売春をしているとの匿名の通報を受けた。ただちに警官が出動し、男性4人女性5人を逮捕したという。逮捕者を連れ帰ろうとサウナが入居しているビルを出ようとしたところ、今度は新区派出所の警官30人以上が到着した。

新区の警官は逮捕者を勝手に解放したばかりか、城東区の警官を囲んで殴り始めた。警察手帳を見せても手を緩めることはなかったという。ぼこぼこにされた城東区の警官はパトカーに乗せられ連れ去られていった。最終的に市公安局幹部が取りなし、事態は沈静化したという。

<実録>写真で見る物乞いの子どもたちとその元締め

2010年08月18日

ネット掲示板・網易論壇に掲載された書き込みから。子どもの物乞いとそれを管理する女性の一部始終を追った写真ルポです。

福建省泉州市の路上にて。交通量の多い道路でひかれそうになっている小さな子供。手製のプラカードを持って、運転手に物乞いをしています。

monogoi

時には羽根ぼうきでフロントガラスを掃除したりと一工夫こらしたり。夜から朝まで10時間以上も路上に立ち続けました。
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